新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

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2008年01月26日
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スピリチュアル・カウンセラーの江原啓之氏の「オーラの泉」に女優・檀れいが出演。
番組内で江原氏は檀れいの亡くなった父を「霊視」。
「お父さんは『宝塚音楽学校受験』を理解し、見守っていた」と話した。
しかし、 この亡くなった父とは母と再婚した相手で檀の学生時代のことは知らない
実際、檀の実父は今も生きていて、檀が宝塚に入学した頃まで一緒に暮らしていた。
江原氏はいったい誰を「霊視」していたのか・・・檀の地元の住人や友人らから疑問が噴出している

(以下記事から抜粋)

壇れいが出演したのは昨年末の12月28日放送分。話題は宝塚音楽学校への進学へと及ぶ。 進行役の国分太一が「両親は反対されなかったなですか?」と聞くと
壇は「『自分の好きな道に進みなさい』と小さい頃から言われていたので」とこたえる。
そこに江原氏が「ふふふ・・・・そうじゃないです」と割って入った。

「いえ、そうなんだけどそれは女の子と思ってなかったからね・・・お父さんそう言ってるの」 「お父さんは寡黙な人だけど、寡黙にしてたのね、してただけで中身は要するにお見抜きですよ」 「だから『あぁ、また始まった。ま、思うようにやりなさい』と」と亡くなった父な声を伝えたのである。

そして宝塚の厳しい努力を積み重ねてきたという壇に、江原氏を通じて
父から愛の言葉が届くという美談が続き多く視聴者が感涙にむせんだ。

ところが、この放送を見た壇の出身地の人々から疑問の声が噴出したのだ。
壇の高校時代の同級生が語る。「彼女が『オーラの泉』に出るというので、
楽しみにしていたんですが、江原さんが『死んだ父親』を霊視しているのでびっくりしました。
壇さんのお父さんは、元気にこの町で生活していますよ。なぜあのような話になているのか、 まったく理解できません」

壇の公式のプロフィールには、「京都府出身」とあるが、実際は高校を卒業し、
宝塚音楽学校へ進学するまで兵庫県の小さな町で育ったという。


江原啓之 インチキ霊視!? 檀れいの「死んだ父親」が生きていた!
週刊文春 1月24日号掲載記事 P34~37










週刊文春というのは、80年代の「疑惑の銃弾」以後まるで信じていない。記事の内容を信じていないのではなくて、雑誌を売るためにはなんでもやるという豪快な姿勢がどこに向かって行くのかを冷静に観察してみようと思う。


江原啓之のこの番組は記憶では、見ている筈。映画「武士の一分」に登場した女優さんが顔を見せているというので江原よりも、そちらの興味で視ていた。昨年の12月28日というと再放送なのだろうか?わざわざ週刊文春に叩かせるために、テレビで再放送したのだろうか?よく分からない。ただ霊界の父親のメッセージの中味も記憶どうりなので、再放送のような気がする。


江原啓之にしろ、宜保愛子にしろ、美輪明宏、細木数子にしろテレビ番組の黎明期から手をかえ品をかえて霊能だの、スピリチュアルだの、他界だのと何度でも登場するので視聴者がこれら烏雄たちを育てているのだと考えた方が良いと思う。視聴率が取れなければCMもスポンサーもつきはしない。テレビに釘付けになっている視聴者が、彼らのようなキャラクターを嘱望してきたのだ。ただ、テレビという媒体の公共性から、時折賞味期限の切れたキャラクターには棚卸のタイミングがやってくる。それだけの事だろうと思う。



ただ、江原啓之の存在は影響も多少あって今全国に霊視鑑定者が増えているらしい。


自分は、霊視能力も霊的感受性も皆無なのでそういう与太話が大好きだ。タタルとか、呪われているとか言うのは、「他者から愛されたいと思っているような屈折した願望」が変形したものだと思っている。テレビに登場せずに、ファンタジーを多産する話芸で過ごしておればどこで何をしていてもかまやあしないと思う。江原啓之も、この際WEBの動画配信にでも退却したほうがいい。需給のバランスさえ取れておれば、当人を心地よくさせる与太話をばら撒くのはご自由に。そんなところだろう。



しかし、いつもこの手のカードを切ってくるのは週刊文春だ。しかも粘り強い姿勢がない。一時期、創価学会を叩いていた。だがその後踏み込んで特集を継続しているというふしもない。関係者に聞くとテーマが終わりかけてくる頃にいろいろと内部情報のリークとかがあったらしい。しかしそれらを粗末に扱って、取材もせずに撥ねつけるそうだ。恣意的な編集方針は、まるでどこからかの指令で動いているような印象すらする。










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最終更新日  2008年01月26日 09時00分05秒
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