上海に来ました その１０
夏になりました。
上海の夏は、蒸し暑いと聞いていましたが、
ペットボトルなしでは、
いられないほど、喉も渇くし、
たしかに、うだるような暑さ。
この頃、学校の
中国語の初歩クラス
に通うことを日課にしていました。
目的は、上海の地理に慣れること、
少しは言葉の基本がわかるようになること、
学校の人たちと知り合いになって、
情報を教えてもらうこと、
など。
中国語の先生は、
ダンナから見て若いし、
まじめな子だったから、
一発で気に入り、
タイタイの前でのろける始末。
これで、何度か
家で紛争が繰り広げられました。
中国語というよりも、
「中国語の先生」を勉強する、
という雰囲気になってしまい、
タイタイ、連日の逆上。
夫婦ふたりで、
中国語を勉強できるなんて
なかなかできるもんじゃ
ありませんが、
先生のほうも
ダンナの舞い上がり方に、
迷惑を感じておりました。
ダンナは、人生で初めて
中国人の若い女の子と
接近して話す機会を得たので、
彼女を通していろいろな
ことを考えた。
それで、少し行き過ぎた感があった、
ことは素直に認めよう。
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