上海で出逢いました その５
１０月の終わり頃、
雲南のコーヒー園を経営されている
社長さんと面談することができました。
これから、中国はコーヒー消費大国に
なるのは目に見えています。
それにあたって、
その分野で関連する仕事ができれば、
もしやコーヒー王になれる
ビッグチャンスです。
タイタイは雲南省の５つ星ホテルの
マネージャー職の募集に
名乗りを上げて、
ひとりで乗り込むと意気込んだ時期がありました。
あの日のことも、
きのうのことのように思い出せます。
しかし、わたしは
いくらなんでも、
タイタイひとりで
雲南省に乗り込むのは、
この期に及んでいうのもなんだが、
無謀じゃないか、と思い、
未然にやめるように、
してもらいました。
タイタイは、冒険魂が
大場満郎か植村直己かというくらい、
ありますから、ひとりだったら行ってたかもね。
タイタイのおとーさんは、
キチがつくほどの釣り好きで、
またアウトドア好きで、
房総勝浦、御宿、大原あたりでは
夜釣りも、遠出もへっちゃらです。
また、そもそも江戸時代に伝説の力士といわれた
「白藤源太」の末裔で、
だから色白なので肩幅もがっちりしていますが、
無類に気が強い。
一見おとなしそうですが、
じつは相当強いんです。
ダンナはこんなに強いタイタイがいて幸せです。
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