MSX DEVCON14での発表に基づき、 MSX2++(MSX2プラプラ)の現状、スペック、および今後の予定について詳しくまとめます。
MSX2++は、1990年代にMSXの進化が続いていたらこうなっていたであろうという 「ターボRからの正常進化系」として定義されています。これまでのMSXの延長線上における最終形態への前段階として位置づけられています。
開発は非常に具体的な段階に達しています。
* 開発フェーズ:VDP(映像チップ)である V9968の機能実装はすべて完了しており、現在は詳細な動作確認、不具合の修正、および既存ソフトとの互換性検証を進めている段階です。
* デモンストレーション:実際にV9968を動作させたデモが公開され、ハードウェアによる半透明表示(背景とスプライトの重ね合わせ)や、高速な描画処理が披露されました。
* エミュレーション:公式エミュレーターである「MSX Player」においても、次回のメジャーバージョンアップでV9968とR800を搭載した MSX2++モードを実装することが目標とされています。
V9968はV9958の改良版であり、クリエイターが抱いていた不満点を解消する設計となっています。
* VRAMと発色:VRAMを 256KBに倍増。パレット機能も強化され、32,768色中 256色を同時に扱えます。
* スプライト機能の劇的向上:1ラインに表示できる枚数が従来の8枚から 16枚(合計64枚)に倍増しました。また、座標指定で マイナス値を扱えるようになり、画面外からのスムーズな出現・消失が可能になりました。
* 高速化:VDPコマンドの動作が最適化され、実効速度が大幅に向上しています。
たとえるなら:
MSX2++は、 「使い慣れた愛用機(MSX2+/Turbo R)の操作感はそのままに、エンジンを最新のスポーツタイプに載せ替え、視界(解像度・発色)をクリアに広げた『究極のチューンド・レトロPC』」と言えるでしょう。
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