消費者金融の大手、株式会社武富士が会社更生法を申請して、事実上破綻しました。そもそも消費者金融という業態には世間から批判的な意見が多く寄せられ、武富士自体も創業会長の専制君主的なやり方があって、たとえば自社に批判的なジャーナリストの自宅を盗聴したりして、お世辞にも優良な企業とは思われていなかったとは思いますが・・・

というのも、破綻の直接の原因のひとつに法律の改正があったからです。利子を多く取りすぎたから、かつて借金した人にその過払い分の利子を返還するという、いわゆる過払い請求問題が武富士の企業経営を狂わせたことは間違いないと思います。
実は、僕が勤務している印刷会社も法律の規制の恩恵を受けて成り立っている業態なのです。すなわち、法律上、上場企業(条件次第では非上場会社も含まれます)は、金融庁という役所に自社の業務報告をすることが義務付けられており、僕が勤務している会社は、各上場企業が作成するこの「報告書」を作成するお手伝いをしています。
まさに法律で定められているから、各社は「報告書」を作成するのであって、この作成義務が無くなってしまえば、僕が勤務している印刷会社は、その部分の売上を失い窮地に陥ります。
この「報告書」を作成するのが厄介で、なかなか大変な作業なのです。だからこそ、当社がお手伝いする部分があるともいえるのですが・・・。従って、仮に作成義務は残ったとしても、最近では金融庁も各企業の負担を考慮し、報告書の作成作業を軽減するような方向にあり、いずれにしてピンチです。
武富士の破綻のニュースに接して、法律に拠って成り立っている企業の社員としては、決して他人事ではない・・・ということを、改めて実感した次第です。当社も今のうちに何らかの手を打っておかないと武富士の二の舞になってしまうかもしれません・・・・・
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和活喜さん