でも同時にベトナム戦争の爪痕も、中部から南部にはまだまだ残っていることを改めて知った旅でもありました。。。
今は雨季ですが、↓この様に晴天
1日1回1時間程度土砂降りになりましたが、レストランで食事中だったり車で移動中だったりと・・神がかり的なラッキーさで、全く当たらず
1日目はまず、難攻不落と言われたクチトンネルを見に行きました。
↓まずはビデオでお勉強。
たくさんの女性達も活躍したんですね・・
↓クチの人達はこの様に穴を掘り、地下に生活を築いてアメリカ軍と戦いました。
会議室や台所など全てがあったそうです。
森の中に目立たないように空気孔が設けられていたり、台所から出る煙を数十メートル離れて外部に出すなど、かなり計算されて作られていました。
↓この様に、森の中に色々な罠も仕掛けてありました。
↓今は観光客向けに広くしたという地下トンネル。
広くしたと言っても、しゃがんでやっと通れるくらいなので、閉所恐怖症の人や西洋人は入り口付近でリタイヤする人も何人も見かけました。
この中で潜伏して戦っていたんですね。
作ったトンネルの全長は250kmだそうです。
↓アメリカ軍が置いていった戦車もそのままになっていました。
ついに破られることがなかったクチトンネル・・・。
クチの人達は強くて、頭が良かったんだなぁと感じさせられました。
ほんの30数年前に終ったばかりのベトナム戦争。
まだまだアメリカに対する気持ちは微妙な様でした。
そしてタイニンへ移動。
↓ここはベトナム発祥のカオダイ教という新興宗教の総本山があります。
↓世界の色々な宗教に興味がある私は、行く前から楽しみにしていましたが、一緒に行った友人は、「タイニンは行きたいよねやっぱりカオダイ教の寺院は外せないよね」と力説していた私のことを、「・・・。(マニアックだなぁ・・)」と密かに思っていたらしいです
↓目玉がシンボルのカオダイ教・・・
↓でもそんな友人もミサを見て、建物と、楽器も使ったチャントの美しさに感動して「始めは何でそんなにカオダイ教カオダイ教と言っていたのか意味が分からなかったけど、来て良かったよ!」と言ってくれました(笑)
↓チャントが本当に美しかったです。
例えば仏教国へ行ったらだいたいお寺に行くし、カトリックの国に行ったら教会に行くし、イスラム教の国へ行ったらモスクへ行きますよね。
カオダイ教は1919年に創始されたベトナムの新興宗教ですが、様々な宗教の教えを土台にしていて、観光客にもフレンドリーに公開していたのが印象的でした。
↓お昼はベトナム料理のコース。
一皿目から美味しかった~![]()

↓そのあと帰り道にまたクチを通り、政府がやっているという漆の工場へ行きました。
↓この工場で働いている人達は、枯葉剤の影響で足が不自由になってしまった人達で、手を使って細かい作業をしています。
↓美しいベトナム漆器が並んでいました。
ダイオキシンの影響は特に足に出るそうで、身体を支えられないくらいのものすごく細い足をした人が、車椅子や特別な三輪バイクで移動するのを見かけました。
こうした人達は、政府から与えられた共同住宅に暮らしており、その中で男女が出会い、結婚もするので、今も枯葉剤の影響を受けた子供が生まれ続けているそうです・・・
↓そしてホーチミン市に戻って今回初フォー!
「フォー」よりも「ファーゥ」が近いみたいです。
(3年前の、なかなかフォーが食べられなかった日記はコチラ↓)
http://plaza.rakuten.co.jp/hiroolife/diary/200508130000/
でもこれは南部での話。
イントネーションは、北部と南部では、標準語と関西弁くらい違うと、旅先で出会ったベトナム語を学ぶ日本人の人が言っていました。
↓こちらはどこで注文しても間違いがないネム!揚げ春巻きです。
↓ホーチミンの街の夜の風景。
道路には車、バイク、自転車、歩行者が入り混じっています。
ベトナムの交通については、今回の旅でも思うところがあったのでまた改めて書きます!
↓ホーチミン像前。
ヨーロッパみたいな雰囲気ですね。
ホーチミンは、ベトナムの人達から「ホーおじさん」と親しまれているそうです。
↓工藤社長が教えて下さったカラベルホテルのサイゴンサイゴンバーへ行きました。
テラス席かなりいい感じ~
何故かヒューガルテン・・・
ベトナムビールがなかったのです。
↓夜景きれいだけど・・・ちょっと寂しいよね・・
ってことで、今度は反対側の景色を観にシェラトンのレベル23というバーへ。
ここはバーバーバー(333)ビールありました!
ライトアップされた人民委員会庁舎も見えて絶景!
1日目から大移動して、たくさんのことを見て、知った1日でした。
つづく~
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