某演奏グループ例会にて(第2回目)

某演奏グループ例会にて(第2回目)

本日(2005年1月16日)は、

新年会を兼ねての集まりとなりました(*´▽`*)

来月は、私が研究発表の番です。:*:・ドキ(*´Д`*)ドキ・:*:・

研究発表とは・・ 月に1回 当番の先生が、ピアノ曲(基礎レベル)をとりあげ、

その先生が、曲を前もって調べ、練習してきます。

例会の当日、メンバー全員の前で演奏し、

「曲をどのように弾いたらよいか」などなど、

ちょっと掘り下げて みんなでお勉強するのです。

いろんな意見を出し合ったり、大先生からコメントをいただきます。

研究発表は、ソナチネのOp.88 No.1の1~3楽章でした。(●´ω`●)

細かいところは、楽譜がアップできないので、

当番の先生が演奏なさった後、大先生がおっしゃったコメントだけUPさせていただきます。

(本当は、細かいところまで掲載できるとよいのですが。。。)

楽譜のアップ方法も、研究しておきますね~(´・ω・`)

第1楽章の14小節目、右手のシンコペーションは、引っ張りを意識してひくこと。

なあなあにならないように。いしきして、ギリギリまで鍵盤をおさえること。

そのとき、左のメロディーも美しく歌う。

17小節の三連符は、レガートに、やわらかく歌う。

そのまま 一音一音を味気なくひかないこと。

「バウンド」するかんじで。

度々出てくる左手の16分音符のスケールは、

きちんとひけるように リズムがえなどの 部分練習を取り入れること。

第一楽章と 第三楽章の終わりは、

おもいきって 堂々と終わるほうがよい。

このとき、いちばん最後の音を弾いて、その後の休符「間」まで、

しっかり意識すること。

無音になることを聴くまでが演奏です。

第二楽章になると、ペダルを自由にとりいれてよいですが、

小さい子への指導では、あえて ペダルはつけないほうがよいかもしれません。

ペダルの切り替えは大変重要です。

ペダルの「にごり」が聞こえたり、

「あ、ペダルを使っているなぁ」とおもわれるとき、

それは ペダルの踏みすぎとおもわなければなりません。

そのときは、ペダルを抜くか、浅く踏む、または踏みかえの調整を。

上のメロディーが、音階でうごくときは、

ペダルの踏みかえを 特にきをつけましょう。

高い音、低い音。

自分の耳で聴くことが大切です。

全楽章、とおして弾くことの重要性。

ピアノが上手な人と下手な人の差。

これは、「間」のとり方で変わってきます。

前の章(曲から、)次の章(曲)に入るとき、

気持ちを切り替え、体の用意をさせてから、次の楽章に はいらなければなりません。

曲想の用意は、とっても大切なことです。

たとえ、それぞれの曲が美しくひけていても、

次の曲のきりかえをしっかりしていないと、

その楽章の色や、全体としてのメリハリが欠けてしまいます。

例えば、(この場合 2~3楽章) 同じスタッカートで入るのでも、

からだから弾み、リズムにのせてから曲を弾くのと弾かないのでは、

全くかわってきます(●´ω`●)

生徒におしえるとき、全楽章を、とおしておしえることは、

ちいさなこどもの場合、無理があるかもしれません。

そんなときは、しっかり仕上げることのできる、発表会用として

曲を選ぶこともよいでしょう。

短い、カンタンな曲を、2~3曲でよいのです、

するのとしないのでは、まったくかわってきます。

全楽章とおして、きちんとお勉強する練習と、

荒削りで練習する曲(笑)とを 両方進めていくことがおススメです。

調の意識 や、音の変化を聴いて弾くことも 忘れずに(*´▽`*)



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