るりりん草子 ひとひらの雲

伏見大好き!


京都と大阪を結ぶ水上交通の要として栄えた港町。
坂本龍馬、寺田屋事件で維新に名を残す町。
水質の良い名水があちこちで湧き出ている酒造りの町。
さまざまな視点で興味深い町です。

伏見桃山の駅を降りて、いつも元気な大手筋の商店街に入ります。
町中の商店街が郊外型の大規模店舗に押されて廃れていく昨今、ここの商店街は平日の昼間だというのに人があふれています。元気な商店街を見るのは街が活気にあふれている証拠でうれしくなります。

まず、きざくらカッパカントリーへ。
ここでは昭和30年代から今までのきざくらのカッパのCMを見ることができます。懐かしい映像に「うわぁ、これ知ってる!」と歓声。
きざくらの名は、「黄桜」からきたということで、中庭には黄桜の木が数本植えられていました。本当に薄黄色の花が咲くようです。

伏見夢百衆の前を通って、大倉記念館へ。
伏見夢百衆では、伏見のお土産が売られていて、その隣のカフェには着物姿に白いフリルのエプロンのレトロなウェイトレスさんがいます。

月桂冠大倉記念館では、入場料300円を払うと、もれなく清酒180mlがもらえます(笑)日本酒苦手だからちょっと荷物だけど・・・お土産。
ここでは、酒造りの行程や月桂冠の歴史が展示されています。
お楽しみは・・・利き酒。
今回の新発見は、プラムワイン!
日本酒屋さんなのに・・・ワイン!
炭酸で割って飲むとおいしいとのことで、買って帰りました。
食前酒にペリエで割って飲んだら、最高!

近くの濠川沿いから大倉記念館の酒蔵を見るのが伏見探訪の楽しみの一つです。水をたたえて流れる川と柳の並木、古い酒蔵。絵になる風景です。

その前に、水運の神として関係者の信仰を集め、技芸の神として港町伏見の遊女の信仰を集めた長建寺へ。竜宮造りの山門が珍しいとのことでした。

月桂冠大倉記念館の中庭
大倉記念館

濠川沿いから濠川柳並木、酒蔵を臨む
伏見酒蔵

伏見長建寺の竜宮造りの門    長建寺の芙蓉
伏見長建寺長建寺芙蓉


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