こはるびより

ベビーサイン


私がその言葉を聞いたのは ママ友から借りた一冊の本だった。

何でもやりたがりの私とその友達は 半信半疑で娘にベビーサインを使ってみた。
もちろん、最初は知らんぷりだったのでうちの子にはこんなのできないよなあと 思っていました。

それでも、花(匂いをかぐように鼻をくんくんとする)とワンワン(手で犬の口に見立ててパクパクする)とおいしい(片手をほっぺにあてる)を繰り返していました。
たぶん、生後10ヶ月くらいだったかなあ。

まあ、ベビーサインという言葉は知らなかったけど それまでもちょうだいやバイバイなど 一般的なジェスチャーは 出来るようになっていましたけどね。
おいしいは比較的、早くに出来るようになったけど、あくまで物真似をしているに過ぎませんでした。

最初は、あまり欲張らずにひとつかふたつぐらいが良さそう。
コツは、花なら花、犬なら犬でいろんな種類を見せてその度に同じサインを使うこと。
花でも、絵本を見た時、テレビの映像で見つけたとき、道ばたで咲いてる花を見たときなど「お花が咲いてるねえ」と言いながらその度にサインをすればいいのです。

初めはわからない赤ちゃんでも 赤ちゃんはいつもお母さんの様子をジッと見ているものです。なので、いつかきっと自分もやってみようと思う事でしょう。

ひよりんが初めて自ら ベビーサインをしたのは お誕生日を迎える少し前くらいだったと思います。
私が教えたものとは 少し形が違ったので最初は???と思ったのですが犬の置物を見てしきりに手をグーパーグーパーしてました。
hiroba_run
これがひよりんが初めてベビーサインをした記念すべき犬(スヌーピー)です。

その時は、大袈裟じゃなくほんとに「ねえねえ、犬がいる」とひよりんが言ってるように聞こえました。(笑)

その後、道ばたでも盛んに犬のサインをするようになりました。
私ひとりだと気づかないような 小さな犬や遠くの方でかすかに聞こえる犬の鳴き声などもひよりんは 私に教えてくれるので散歩をするのもとても楽しみでした。
ひよりんも私に「そうやねえ、ワンワンいたねえ」と言ってもらえるのがうれしいようでした。
最初は、猫を見ても犬のサインをしていました。(笑)なので、新たに猫のサインも教えたりしているうちに 自分なりに犬と猫の区別が付いてきたみたいでした。

それからはものには名前があると言うことがわかったひよりんは絵本などを見ていろんなサインを次々に覚えていきました。(ほとんどが動物でしたが)
絵本のページをめくる度にいろんなジェスチャーをするので 見ていてとてもおもしろかったです。

中でも とても役にたったのが 『もっと』です。(片手はパーでもう片方の人差し指でツンツンとつつく)
これが理解できると、もっとほしい(おかわり)、絵本もっと読んでほしい。歌をもっとうたってほしい。etc・・・
これと同時に『もういい』(両手を顔の前で振る)これをするともうおしまいなので ごちそうさまの代わりになっていました。
いろいろと会話(?)が成り立つのでほんと便利です。

まだ、お喋りをしていないお子様をお持ちのママは是非、ベビーサイン実行してみてください。ほんとオススメですよ。
私もまた二人目が出来たら絶対に 使うつもりです。(その時には、ひよりんにも教えてあげてねというつもりです。)



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