ドバイ・トルコ旅行(45)



トルコ絨毯の工場を出て、バスは今日の最終見学先のセマー
(旋舞)会場へ向かう。 途中、「ラクダ岩」に立ち寄る。本当
にラクダにそっくりである。 すぐ傍に土産品店があり、ラク
ダの模様入りの大きな布製バッグを購入した。

17:00過ぎ、セマー会場へ到着。 実は、この会場は今日
昼食をとった、洞窟レストランそのものであるが、別の入り口
から中に入る。 会場中央部は木枠で円形に囲まれており、白
い滑り粉が撒かれている。

10分くらい待って、会場は暗くなり、メブレビー教団の祈り
の儀式が始まる。 祈りに続いて、セマー(旋舞)が始まる。
両手を大きく広げ、右の手のひらを上に、左の手のひらを下に
向け、首をかしげる独特の姿勢で、男たちは白いスカートを翻
しながら旋回する。 ネイ(葦笛)の神秘的な音に乗り、ひた
すら回り続ける踊り手の姿は、何とも幻想的である。

メブレビー教団は、1273年コンヤで設立した神秘教団で、
セマーは旋回行為により、教主メブラーナ・ルーミーの思想を
象徴的に表現した儀式である。 2006年4月、セマーは世
界遺産の無形文化遺産に登録された。

正式の儀式中は、残念ながら撮影禁止で、30分後に一旦全員
退場した後で、踊り手が1名だけ再登場し、観光用に踊ってく
れた。

ラクダ岩・カッパドキア

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ラクダ岩そばの土産品店

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布製バッグを購入

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セマー(旋舞)会場

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会場内

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壁面にセマーの様子が

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セマー(旋舞)

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