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ブログ閲覧者の皆様、お疲れ様であります。ゴールデン連休も終了し、お仕事等にまい進されておられると思います。車両等(愚生は未だ、自家用車のことを「私有車」といってしまうんだ※自衛隊内における車両区分は、「官用車(防衛費で購入され、管理敷地内で厳正に管理)」と「私有車(基地内に居住する隊員の営内者駐車場及(愚生は、私有車を保有するまで三年掛かった。3年満期を終えないと車両を保有できないナゾ規則があった)び営外者(婚姻等で部隊長等の許可を得て、自宅等で居住する出勤)」を保有されている方は、連休明けの「アレ」が来ちゃいますよね。そう、「自動車税払えよ通知書(自動車税納入通知書)」ですッ!もうね、ゴールデンウィークでなけなしのお給金を使い果たした直後のお金が無い時のタイミングでなんで払えっつーの。愚生の自衛隊時代の先輩で「納付期限がきても払わない」人がいました。その人曰く、「別に延滞金ぐらい微々たるもんだろ?あんなもんいつ払ってもいいんだよ」とのこと。愚生は、納付期限(5月31日)までには絶対に払う!いや、「自動車税払えよ通知書」を郵便局員から受領した時点で、近くのファミリーマートまで全力疾走し、ファミペイ払いにて納付を敢行し、「即日納付」完了しました。愚生の私有車は「軽(中古のエヌボ総走行距離7万5千余であります)」でJPN¥10,800(税込)! え、愚生、普通車に乗っていた時、JPN¥47,500(税込)お国に納めていたんですケドー、マジ!軽安っ!!!愚生は、え~と、30数年余前に北海道でホンダCR-V平成13年式(運用地区は山間部であり、四駆(今思えば、スズキのジムニーなんかが良かったのではないかと思う)でないと許可が下りなかった)なる私有車を当時で三百万現金キャッシュで購入し、定年退官するまで30数年余「北見」ナンバーで全国行脚したんですが、坂道ヨタヨタ、エンジンルームからの異音有、燃費がリッター10km/L以上逝かないッ!正に「無駄飯ぐらいの穀潰し」状態!30年余に渡る数多の物損事故にて右ドア部中破(対向車両による)、フロント部各種凹み有...愚生、新車で購入したってのもあったんですが、CR-Vで道内各所で修羅場を駆け抜けた訳(雪で見えない(路肩の棒が立っていないところ)側溝に落下したり、ブラックアイスバーンにてガードレールに激突したり等)です。青森の山中で遭難しかけたり、長崎県対馬市で後続車から追突されたり、最後の最後(買い替える原因)には「タイニングベルト?」が切れたにも関らず、走行中、「突然の車両停止」(道路から車両を撤去させるため、押して移動を手伝ってくれた運送会社のドライバー(お忙しいのに関わらず助けてくれた)の方、その節はお世話になりました)私有車が完全停止し、近くの自動車修理工場に連絡し、けん引にて修理工場に搬送後、愚生が見守るなか「廃車」処置と相成りました。本当によく走ってくれました(総合距離は15万キロを超えてました。やっぱり、車両を買い替えようとする発想に至らなかった。まさに「伴侶」の様な存在であったと思います。故CR-Vの供養を終え、一周忌を迎え、そろそろ、次の「伴侶」を見つけようと某中古屋さんに見学しにいき、今の「伴侶」と出会い、即日「婚約」した次第。えっ?早すぎ?こういうのって「即決」したほうがいい。あの車もいいなぁ、これもいいなぁ、どれにしようかなぁ...なぁんて、なかなか決めかねられない方もおられますね。高いお買い物ですから他の競合車と比較検討見積合わせ、奥様のご意見を伺う(これ、結構、重要な要素らしいですね、ご本人が気に入っても奥様指揮官が却下されることも)熟考する当然ですが、結局、数カ月の無駄な時間を過ごし、最初に「いいなぁ」って思ってた車に行き着くことってよくあるんです。最初のファーストインスピレーションってすごく大事だと思います。購入予算の範囲内で整備記録(面倒ですが、短時間でチェックできる、記録がなされていない、不備があるのは論外)の確認、車内の破損状況等(外観(タイヤだけはチェックする)は整備されているが、案外内装部に問題がある場合がある)当然ですが、試乗していつもの運転挙動で「違和感」を感じないか、最近の車は、中古でもよほどのことがないと「どれを選んでも」ほぼ一緒。もう、買って一年がたちますが、よいですねぇ、「軽」燃費が18km/L以上!本当にガソリンを食わんでエコ走り(最初、アイドリングストップに驚いた!、最近の車事情に疎いので驚くことばかり)に徹する。今度の「伴侶」は、「賢い小食」さん。でも、「軽」はトルク感を感じることがない。非力といえばそう。物品をあまり運搬できないのも仕方がない(CR-Vのキャリアは寝袋、簡易ベット等なんでも入って車両行動できた)まぁ、「満足」しています。え、愚生の「伴侶」が見たい(いや、見たくねぇ)?もう...しょうがないにゃぁ...この「見たがり」サンめぇ~外観のこだわりはないのですが、少し「大人しめ」なスタイリングでありますね。フロント部に「博多にわか面(エバンゲリオンVer)」、「南無妙法蓮華経(髭題目Ver)Ver)」愚生、他宗教なんだけど、髭題目(日蓮宗で本尊として用いる「南無妙法蓮華経」の書き方が「法」以外の六字の筆端を勢いよくひげのように四方にはね伸ばす。「法」に光に照らされて、万物が心理を体得し活動をするさまを表す)は「見なかったこと」にしてください。相変わらず、「レ探(レーダー探知機の略)をつけるのが「小心者」です。さて、ナンバーに注目!あの「万博ナンバー」、全国にも取り付けておられる方もおられるでしょうね。本当は、「五輪ナンバー」みたく「全部白」のほうを希望しているのです(だって、かっこいいよ!)もうね、なんなのこの「デザイン」は!赤の斑点が「血しぶき」を連想させて、見てて「不安」な気持ちになります。あの万博のキャラクター「ミシャクジ」様?、もうなんで女神転生(ロールプレインゲーム、TVゲームでFC、SFC及びPSシリーズでプレイしてます、好きなんでまたの機会に愛を記したい)の中ボス(分裂して波状攻撃を仕掛ける)みたいなの?(かわいいっちゃーかわいいんだが...なんか...なぁ)左上の黄色の三角が「軽」って分かるようにとの配慮とのことですが、「辞めていただけます?」はあ...「全国花バージョン(案外、悪くない、「綺麗系?」寄付なし色なしバージョンも渋い)」にすれば良かった...え~と「弱冷房車」って何ですか?久留米地域の年配の方がよく付けがちな「久留米成田山」ステッカー愚生的には「久留米水天宮(全国総本宮)ステッカー(昔は見たが、今はないようである)が「レア」感があって憧れる。あと、「水田天満宮」など「少数派」もしのぎを削っている状況であり、予断を許さない。前の「伴侶」の時は、全国参拝の折につけた安全祈願ステッカーだらけで、同期に「この私有車、呪われてるの?」と揶揄された記憶が蘇る。ドライブレコーダー監視中ステッカーもヤバい。現に、愚生、前方ドライブレコーダー(損保会社からの貸与、事故ると即センターに情報が送信、注意喚起が五月蠅い、後方にもドライブレコーダーを取り付け後方監視を怠らない)こんな感じですごく全体的に「嫌な」スタイリングにて候。これなんだと思います?このパウチを私有車のメータ部に置くんです!さらに...操縦者の安全宣言(隊のみんな、私有車に宣言する)「自分第一(^^)b」って...うわぁ...こんなパウチをメーターに置き、車のメーターの40km表示のところに「黄色の矢印」、60km表示のところに「赤色の矢印」をつけるんですッ!(40kmに達したら「注意」、60kmに達したら「危険」の意味で視覚で注意を喚起すると発案者部隊長の弁。)これね、空自の私有車は、ほぼ、こうなんです。四半期に一度、「私有車両安全点検」があり、隊の安全係幹部と安全係空曹が各隊員の私有車両を点検して回る。(車検証、免許証(航空自衛隊操縦許可証も含む)整備記録、自賠責加入状況、任意保険加入状況(まず加入していないと私有車量の保有申請がおりない、対人無制限、対物無制限は必須※各隊によって基準が相違する場合がある)、各保安機材(停止版、牽引ロープ有無 特に、発煙筒の期限が切れている場合があるので点検に備え、事前に買い替える)の保有状況。各操作(ライトの点灯、ウインカーの点灯、ブレーキランプの点灯)の確認。隊長の「安全指導方針等(安全に対する知識事項を確認します)」の確認。全ての点検が終わり、自らの私有車に対し、操縦者の安全宣言、飲酒運転撲滅宣言を私有車に対し宣誓(右手を挙げて、「自分第一(^^)b、飲んだら乗るな、飲むなら乗るな!(ふざけないで真剣にやる、安全係幹部が睨んでいる)」を私有車に向かって「宣言」する。これ、小一時間掛けてやるんです。徹底的に。すごい「熱量」というか、すごい「労力」なんです。勤務よりも「安全点検」が全てを優先する...航空自衛隊が特に、「安全」を重視する理由に、1999年8月15日から2000年7月4日にかけて連続的に発生した空自機による5件、計6機の重大墜落事故が原因します。これらの相次ぐ事故は、世間の批判の目を浴びるともに、航空機の運用における安全管理面で大きな欠点があることを再認識させることとなりました。こうした危機的な状況の風化を防ぐことを目的に「航空自衛隊安全の日」が設定(毎年七月一日、実働を除く全ての勤務、訓練を中止し、1日かけて安全講話、安全教育、施設安全点検等々」を実施します)され、その日を含め、365日、すべての日において「安全」に係る施策を実施しています。空自は、創設以来、宿命ともいける航空大事故(「雫石の悲劇」より綿々と続く)絶無の取り組みを通じて、安全に係る制度や体制が整えれて、安全に係る「文化」が確立されています。「事故を未然に防止し、事故によって生ずる人的損害及び物的損害の被害を極限」し、「安全」を確立させて「任務遂行、すなわち、航空作戦遂行にあたっての組織的勝利」を成すのです。愚生は、退職後も「元隊員としての安全意識の高揚」を図るため、常に、私有車のメーターの見える位置に例の切り抜きをおいています。「お守り」扱いではなく、「運転即安全」を気概をもって、交通安全事故防止に努めています。今思えば、安全宣言等も「安全に対する動機付け」みたいなものなのでしょうね。私有車もとい、「車両等」を運転されるブログ閲覧者全ての「安全」を祈念しております。連絡事項、ブログ閲覧者への注意喚起及び安全意識の更なる向上のため、愚生の「事故事例」を紹介するので「他山の石(よそのできごとや自分に対する批評が、自分の知徳をみがく助けとなるということ)とされたい」以上。
2024.05.09
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やったぜ!推敲文字数20000字突破!赦した楽天様に今後とも変わらぬ忠誠を誓います! 「この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません当サイトの情報を転載、複製、改変等を「推奨」いたします」全国制覇の看板背負い今宵も絶唱 百鬼夜行極悪非道の鬼たちは修羅場を求めて歩き出すこの世に咲いたその日から暴歩魂 胸に秘め暴歩會という仲魔と共に星も凍える夜空のしたで雪原街道 歩き出す転倒滑脱ものとせず一度暴歩と決めたなら散って構わぬこの命天から貰ったこの命一度限りの人生を暴歩命と心に決めて 滑って転ぶ 夜の路(みち)月夜の光りを背に浴びて極悪非道である以上いっそひとつの人生を 暴歩命と闇の中狂い乱れて宙に舞うリハビリ終わるその日まで全国制覇を志す 我が立つ前に交通弱者あるならば 必ず守って魅せましょう骨折上等 裂傷上等注意喚起を促(ほどこ)して交通法規を厳守する雪道滑歩超一流我ら 天下一品暴歩會今日が最後の親不孝許した親に感謝して最後の思い出作ります(〇幌 雪道安全協会からのアナウンスが街中に流れている)歩幅が大きいと足を高く上げなくてはなりません。そうすると当然、重心移動(体の揺れ)が大きくなり、転倒しやすくなります。滑りやすいところでは、基本的に小さな歩幅で歩きましょう。細い道を歩き時には、自然に両足の左右の幅が狭くなりますが、左右の幅については適度に離れているほうが良いでしょう(20cm前後)。雪道を歩くときは、滑りにくい靴を選定することもさることながら、重心を前におき、できるだけ足の裏全体を路面につける気持ちで歩きましょう道路の表面が氷状の「つるつる路面」では小さな歩幅で足の裏全体をつけて歩く「すり足」のような歩き方が有効です。ただし、「すり足」といっても、完全に地面を擦りながら歩いているとつまづきの原因にもなるので、軽く足を浮かせてあるきましょう。道路の表面に雪の残っているところでは、「すり足」では歩きづらいこともあります。その場合は、足裏を平らにして足の裏全体を路面につけ、小さな歩幅でそろそろを歩きましょう。いくら歩き方を理解したつもりでも、急いている時は忘れがちになります。冬は夏より異動に時間がかかることは仕方がないと思って「余裕をもって」行動し、「急がず、焦らず」に歩きましょう。「余裕をもって歩く」ことで、しっかりと「滑りそうな道」を見分けながら歩くことができます。しっかり、滑りそうな道を見分けることも、転倒しないためには非常に重要です。札幌市内では毎年約700~800人(軽傷、重傷含む)が救急車で搬送されているという現状があります(平成23年度調査)。札幌市民のひと冬の転倒経験(平成23年度調査)札幌市民の約7割の人が転倒したという調査もあります。他人事ではなく、お互いに気を付け、特に、道外観光客に対しても適切な注意喚起を施して雪まつり等の観光を楽しんで頂けるよう道民一同が心掛けましょう。 時に西暦1999年 世紀末◯幌 ◯幌◯小路商店街内監視所 室内戦略生活安全課職員A「暇だなぁ…」商店街の風景を映し出す各監視カメラモニタを眺めながら、大きな欠伸をした瞬間に、交代の職員が室内に入り、慌てて姿勢を正す。戦略生活安全課職員B「今のところ、異常はないようだな、ほら、飲め」ぬるくなった髭男の缶コーヒを投げてよこす。戦略生活安全課職員A「うわっ…と、ありがとうございます!」戦略生活安全課職員B「今日は大晦日だなぁ、今年も何もなくて良い年だった…お前、勤務の後、「年越しカウントダウン」行くんだろ?」戦略生活安全課職員A「はい!この前から付き合っている彼女と行く予定なんです!」と嬉しそうに答える。突然、各モニタから大音量で警報音が鳴り響く!戦略生活安全課B「なんだ!何事だ」戦略安全課A「あれ!見てください!」中央部のモニタに商店街を埋め尽くす程の横一列になり、後ろを判別出来ないほどの集団が雪崩のように進行してくるのが確認できた。戦略生活安全課B「◯警に指揮所開設上申、指揮所に映像データを送れ!第1種態勢移行発令及び非常呼集(実働)※注1を上申しろ!」※注1 通常、非常呼集(訓練)で訓練し、その即応態勢練度を守っている。呆然とモニタを眺めていたが、我に返り、Aに向って指示した。やれやれ、これで「年越しカウントダウン」デートはオジャンだな…戦略生活安全課Aは小さなため息とともに大きく項垂(うなだ)れた。 ◯警作戦指揮所 ◯警署内に非常呼集(実働)の喇叭吹奏※注2が鳴り響く。※注2 署員の士気の高揚のため、国家警察軍より喇叭吹奏の訓練を受けた署員が当直室にてマイク/前吹奏にて署内に伝達する。それに伴い、通常のチャイム等廃止監視所からの突然の報告に指揮所内は騒然としていた。通信係「目標の映像を確認、主モニタに廻します」主モニターの画面を埋め尽くさんばかりの人が押し寄せてくる。まるで人のうねりが災害時の「土石流」にも思わされる。◯警幹部指揮官「総勢何名か!武器等所持の有無は?作戦係報告せよ!まさか特攻服で偽装した左翼暴力集団等か?公安に至急しらべさせろ!本事案対処として速やかに、特務機動実験部隊「狂狼」を出動させろ!作戦係「群衆総勢現段階 不明 「狂狼」の現場出動は長官の承認を未だ得てません」◯警幹部指揮官「かまわん!確固たる緊急性があるため、現場指揮官の判断により、出動を許可する!責任は本職が執るッ!」 本事案に限り、 国防省技術研究本部試作 無償供与「強電磁特殊テ―ザ銃(試作)」の使用を許可!作戦係「正体不明の群衆は、武器等を携行していませんこれは…「警察比例の原則」に反します」本命令に承服しかねます!」作戦係は蒼ざめた顔で声高らかに「意見具申」する。作戦係が指揮に対して「意見具申」するのは異例だ。◯警幹部指揮官「あの数は見てわからんのか!異常だ!あの数こそ「脅威」であり、こちらも通常の警備装備品で対処できん。見せしめに前方数人、「アレ」を試したら群衆の動きは必ず止まる!」現場派遣隊員に全員携行して群衆全員にぶち込め!◯樽も◯歳も出し惜しみするな!」SLSD副指揮官「◯警キャリアの警部殿の初仕事か。張り切りやがって…あの調子だと「破防法」まで適用しかねない…なんて「状況判断」だあれだけの人数だが、「陣形」も組んでいないし、あの中に「指揮官」はいない。リーダらしき一団と派手な格好をした者が大手を振って先頭を歩いているが、状況に応じた適切な指揮が執れないだろう。群衆の勢いに任せて、その存在を誇示したいだけなのだろう。我々の真の「脅威」は陣形を維持しながら一糸乱れず行進し、前方の敵に最接近した時に「指揮官」の号令で一気に「突撃」、状況に応じて「一時撤退」し、再度戦列を立て直し「再突撃」する。かの伝統的な近代歩兵戦術である「戦列歩兵」の様に。一般的な対処法として適切なのは、「一番派手な格好をした奴の「戦意を徹底的に挫く」ことだ。冷静な判断力のない狂戦士であれば、指揮官らしきものに攻撃をしても、攻撃が大振りで一撃必殺の「致命傷」を与えることは困難であり、誰も彼も攻撃する範囲が大きくなり、多数に被害が及ぶ。「多勢に無勢」、あの逆上した人数をもってすれば、いずれは「制圧」される。強化テーザ銃を指揮官らしきもののみに使えばまだ有効だが、狙撃機能のない銃で現場が混乱した隊員が使用すれば指揮官らしきもの以外にも被害は多数に及ぶことは明白だ。逆上した被害を受けていない「その他大勢」により、双方に「相当の被害」が出るだろう。一番派手な格好をした奴「のみ」を狙って「肉体的に徹底的に挫き再起不能にする」そうすれば、それ以外の者が、次は「自分がやられるかもしれない」という恐怖、「逃げれば」まだ大丈夫という保身が生まれ、群衆は「分断」され、その集団の大きな力を失う。まぁ、「状況」によりけりだがな。あれで国家警察軍大学の首席だから、◯警組織も、もはや「世紀末」だと言いようがない。まぁ、「お手並み拝見」といくさ」作戦係「第1非常線突破、現在、「狂狼」は◯市の正体不明群衆に対して急派対処中、本件出動要請、受理されません。」◯警幹部「まさか、「陽動」か?」怒りで紅潮した顔で作戦係を睨みつけた。 同時刻◯市 某所違法カジノ屋あなたがスロット遊技機から得るものは殆ど何もない。数値に置き換えられたプライドだけだ。失うものは実にいっぱいある。歴代大統領の銅像が全部建てられるくらいの遊技用コインと、取り返すことのできぬ貴重な時間だ。あなたがスロット遊技機の前で孤独な消耗をつづけているあいだに、ある者はプルーストを読み続けているかもしれない。またある者はドライブ・イン・シアターでガール・フレンドと『勇気ある追跡』を眺めながらヘビー・ペッティングに励んでいるかもしれない。そして彼らは時代を洞察する作家となり、あるいは幸せな夫婦となるかもしれない。しかし、スロット遊技機はあなたを何処にも連れて行きはしない。遊技機のレバーを倒し、ボタンを単純に押すするだけだ。押す、押す、押す……まるでスロット遊技機そのものがある永劫性を目指しているようにさえ思えてくる。永劫性については我々は多くを知らぬ。しかしその影を推し測ることはできる。スロット遊技機の目的は自己表現にあるのではなく、自己変革にある。エゴの拡大にではなく、縮小にある。分析にではなく、包括にある。もしあなたが自己表現やエゴの拡大や分析を目指せば、あなたは出入り禁止によって容赦なき報復を受けるだろう。HAVE A NICE GAME !謎の男「また、バケ(レギュラーボーナス)か…」薄暗いスロット機遊技場で異形の男が呻く様に呟く。周囲では常軌を逸した男達が力任せにフルウェイトをかけて、「当たれ!当たれ!」と絶叫しながら第3ボタンを血の滲む親指でその指がへし折れんばかりに捻り込んでいる。壊れた機械のように数回遊技して、また横の台、横の台と「蟹歩き」よろしく移動を繰り返しているネガネをかけた真面目そうな若者が全ての遊技台の周回を終えてまた、元の場所に嗚咽を漏らしながら「還ってきた」、また、最初から「やり直し」である。また、既に種銭の切れた痩せ細った高齢者が床に匍匐をするようにへばりつき、台の下に顔を覗かせ、落ちたコインがないか探し回っている。此の世の「無間地獄」がそこにはあった。異常な高レ―トで破産者を数多に出した違法カジノ店、◯警からも内定でマ―クされているが、◯警関係者と思しき謎の人物からの取締情報が謎の男に定期的にリ―クされているため、未だ検挙に至ってない。派手な赤色のジャケットに映画「◯ョ―カ―」の主人公の様に道化師のメイクに煙草を咥え、金色のチリチリのカツラを被っている。おまけに深く被った白いハットに赤丸(GOGOと表記)のランプまで付けている。突然、ハットの赤丸ランプが「バシッ」という鈍い金属効果音と共に「ペカッ」と儚げに点灯した…謎の男「…◯幌で「何かおきた」のか?」邪愚婆「おや、「邪愚羅亜」?「確定」かい?コインを両手に握りしめた薄気味悪い道化師のメイクを施した老婆が歯抜け顔でウシャウシャと嗤いだす。邪愚羅亜「ああ、「確定」だ、今から◯幌に電車で移動する…」邪愚爺「おや、「辞めるんかい」ならばこの台はワシのもんじゃ!」素早く持参の「◯るま(沖縄出身で定期的に取り寄せている)」を邪愚羅亜の台に投げ込む。邪愚爺「バケ連発は高設定の証!今日もまた「万枚」じゃ!」嬉しそうに日課の工場見学でせしめた◯市名産試飲用酒の入った紙コップの周りを愛おしそうに舐めまわしている。あぁ、度数の高い泡盛をたらふく飲みたいわい…美味いではなく、度数の高い…このことからも相当なアルコール中毒の症状が認められる。飲酒による遊技能力低下を鑑みた自己判断によるの禁酒による離脱症状と高設定台獲得による興奮による汗の影響で折角の道化師メイクがドロドロに滲んで溶け出しており、もはや、この世の者とは思えない形相を浮かべている。邪愚羅亜「ああ、この台はお前に呉れてやる。せいぜい稼ぎな…」邪愚婆「ワシも連れて行っておくれ。この店はもう「出ない」からね」二重三重に重ねたドル箱を愛おしそうに眺め、ニッコリと嗤った。邪愚爺、邪愚婆のペアは札幌市内で荒稼ぎして、札幌市内全ての遊技店から「強制出禁」にされている。この二人は、遊技業界からも恐れられる存在であった。邪愚婆「爺よ、もうその台も「出んよ」、再び◯幌を潰しに行こうや」邪愚爺「しょうがないのう、一丁暴れてやるか」謎の集団「ホッホッホ…お前らだけに良い格好はさせんよ!」浮世絵などで見るおどろおどろしい幽霊の様な出で立ちの集団が邪愚羅亜をいつの間にか取り囲んでいた。邪愚羅亜「海婆!海爺!」全く「気配」を感じなく、突然、海上にふわりと浮かび上がった目が異常に大きい「海坊主」のようである。顔認証システムからの防御のための変装、道化師のメイクによる店員の威嚇。若い頃から毎日、全力で台を叩いて腕力を鍛え、好調期を見極める動物並みの動体視力、一瞬の映像の乱れを察知して台を不法占拠。故意に下皿を詰まらせての遊技機損壊。違法魚群を呼び込む呪術(秘技 画面一筆書き)を備え、偽造カ―ドを駆使し、ハマり台を暴力で奪い取る死肉を喰らう極悪非道のハイエナ集団。違法海に年金の全てを注ぎ込み、修羅場を乗り切った歴戦の勇者達…終戦以来当局が認める「著しく射幸心をそそる遊技機」が存在した結果、これらの年老いた「化け物」を生み出した。儂らにこれ以上、著しく射幸心をそそっても無駄じゃ…決して満足しはせん。幾ら儲けても、全部注ぎ込んじまって元の木阿彌じゃよ。儂らも「長くはない」最後に「最も著しく射幸心をそそる」何かを確かめに 「化け物」全員で◯幌に「逝こうや」…総勢三十数余の「後期高齢妖怪変化」が邪愚羅亜に続き、違法カジノ店を出ようとしたとき、謎の集団「お前ら!そこを動くな!全員「賭博法違反」の疑いで検挙する!」邪愚羅亜「ほう、「狂狼」か…我々が蜂起することを予知して戦力投入…まさか、この赤丸ランプ告知は、「偽信号」か…」狂狼指揮官「お前がぁ…「悪い子」だぢわぁ…」ダラダラとよだれを垂らす牙むき出しの大男数人がが邪愚羅亜たちの前に立ちはだかる。邪愚羅亜「俺達も余程「ツイてない」…」ニヤリと笑って、今生最後の「覚悟」を決める。邪愚羅亜「お前等、往くぞ!」皆「応!!!」同時刻◯警指揮所内作戦係「◯市での行動内容詳細不明、情報が錯綜しています作戦係「正体不明の群衆は依然、商店街中心部に進行中」作戦幕僚「このままでは、多数の観客への被害が予想されます」作戦係「私服警官の制御無効 負傷者多数 状況不利」◯警幹部「只今をもって貴部隊に本作戦の指揮権を委譲する。新設の君等に「止められるのかね?」 頭を抱え、悲痛な面持ちで振り返り、後方の新規ブ―スに目をやる。指揮官「お任せ下さい。そのための「戦略生活安全課(SLSD)Strategic Life Safety Division」です。SLSD副指揮官「15年ぶりだな…」SLSD指揮官「ああ…間違いない、「徒暴」だ」 徒暴 襲 来Episode1:WALKER ATTACK西暦世紀末の大晦日、小雪交じりの札幌市内、路面は氷付き、内地からの観光客と見られるグループが足元を危なげにヨロヨロと歩を進めている。「年越しカウントダウン」で賑わう札幌の街は大勢の人たちで賑やかだった。仲睦まじいカップル達が肩を寄せ合う微笑ましい風景を一蹴するような一団、特攻服を纏ったその数百名余が大声を上げながら狸小路商店街を練り歩いている。よく「暴歩」と混在される徒歩暴走族は、特攻服を着用し、バイクや車に乗らずに徒歩で迷惑行為を働きながら街を徘徊する未成年の集団であった。北海道の繁華街で冬場に行ったのが始まりといわれる。北海道では冬場は路面の凍結や積雪の影響で車両を用いた暴走行為ができないため、徒歩で繁華街を徘徊し、冬季にも活動することによってグループの勢力を誇示することを目的に始まったとされる説が有力である。女「ヒロ君!あいつら「ネオキミ」だよ!早く逃げよう!」 脳内BGN“デンデンデンデンドンドン”推奨カップル達が蜘蛛の子を散らすように逃げる中、ネオキミ(ネオ キミガヨ)を名乗る「徒歩暴走族」達は◯姫地域伝承の「バ―リバリ」という意味不明な掛け声を連呼して大きな叫びを絶唱する。 Your Z Generation! 作詞作曲 ネオキミガヨ続いていくぜ!いつまでも!オメエの世代は永遠だ!転がり続けるオメエには熱い魂 コケつかねぇ!※No moss grows on a Rolling Stone!(繰り返し)」※転がる石には苔(コケ)は付かない改造した違法大型拡声器を使うので周囲の高齢者は、あまりの騒音に耳を抑え、しゃがみこんでいる。ネオキミ一派の進行方向前方路上に取り残された怯えた女児が、慌てて逃げようとしたが、身体のバランスを崩し、倒れ込もうとしたその刹那… 「◯幌を護もる道祖神よ!我に力を与えよ!」突然、疾風とともに、前から凍結した路面を叫びながら滑走するかの如く、白装束に異形の面を被った一人の男が素早く女児の身体を抱き、女児の転倒を瞬時に救った。謎の男「大丈夫か?儚げな「交通弱者」よ…」謎の男「ん?…角か?」女児が倒れた際に被っていたフ―ドがその疾風のため、フワリとめくれ、頭部から二本親指状の「角」を認めた。謎の男は、抱きかかえたまま、女児の怯えた澄んだ瞳を見つめ、「いつの日か、立派な交通強者となって交通弱者を護れ」そう言い聞かせるように呟いた…女児は突然の出来事にキョトンとしていたが、我に返るや、フ―ドを被り直しペコリと頭を下げて凍った足元を慎重に歩を進めて、意を決したように振り返り、「したっけね!」と友達に別れを告げるよう明るく大きな声で叫んでソロソロと側方観客の中に消えていった…謎の男(「交通弱者」よ…貴殿がいづれ「交通強者」に成らんことを切に願っておるぞ…したっけバイビ―…)手を振りながら女児の安全を確認し、異形の面から覗くその眼差しは「優しさ」を帯びていた...◯小路の側方にも多数の飲食店が連なっており、酔客の転倒防止のためか、飲食店街有志によるロ―ドヒ―ティングによる融雪がなされ、走ることができる。謎の男に助けられた女児は、息急きを切って 居酒屋「ザンギの美味しいお店〜栗の山での惨劇」の中へと駆け込んだ。◯小路の人気店、居酒屋「ザンギの美味しいお店〜栗の山での惨劇」は、まだ、準備中であり、頭の禿げ上がった冴えない小太りの中年男がザンギ※食材をせっせと仕入れ、手際よくボ―ルで生姜を鶏肉にかまかしている。机の横にはスマホがあり、なぜか、携帯某社の〇ネ活のアプリを頻繁に入力している。とても、忙しそうだ。※ザンギ(◯海道の唐揚げの一種)」は◯海道のソウルフード、お店によって味が変わるデリケートな料理。内地の方にも◯海道お越しの際は是非ご賞味願いたい。なお、航空自衛隊の名物として「空揚げ」、「唐揚げ」でなくて空がつくので「空揚げ」、特に、◯海道の部隊のザンギは格別であった。※部隊見学等で喫食することは可能です)女児「パパ、ただいま!」パパ「おぉ、千冬!おかえり、今日はなまら凍(しば)れたべや?」千冬「ううん、手袋履いてたし、走ってきたから身体の中はポカポカさ!」パパ「そうかい、そうかい、風邪を引かないよう早く着替えてきなさい。」娘が愛おしくてしょうがない様子で目尻を弛ませる。謎の女「アンタ!仕入れと〇ネ活は終わったのかい?このウスノロが!」千冬「あっ、ママ!」店の奥から大胆なまで前髪パッツン、腰まで届きそうな長い艷やかな黒髪とその豊満な胸を極限までに強調した「童貞◯し」黒ニットを着こなし、その曲線美を大胆に描く短めの黒いタイトスカート、艶めかしい脚線美を伴いつつ、妖艶な美女が古い算盤をもって暗闇から抜け出てきた様に姿を現した。「教育ママ眼鏡」を美しく整った鼻に小粋に掛け、その目はルビーの様に怒りに燃えた「真赤」である。耳のピアスの真紅と相まり、体全体で「憤怒」を体現しているかのように見える。折角の烏(からす)の濡羽色の黒髪を隠すつもりなのかフ―ドで頭を隠しているかのようである。 パパ「千秋…まだ、仕込みは終わってないんだよ…」顔を俯かせ、小刻みに震えているのが分かる。千秋「とろくさい…それは…いくないねぇ…」千秋「何やってんだい!この唐変木が!クズ!甲斐性無し!」木製の算盤をパパに投げつけ、ありとあらゆる罵詈雑言をパパに浴びせ、挙句の果てには両手に持った二本の「竹製の定規」で唸りの伴って背中を叩き上げる。「パ―ン」、「パ!パ!パ―ン」和太鼓奏者のようにリズミカルに強弱をつけ、パパの背中に自らの「想い」を打ち込んでいく。変則的にパパの「お腹」に渾身の一撃を喰らわせるたび、パパの苦しげなその表情を充分に堪能する。竹製の定規は、昭和時代教員必須の学童指導用具(分度器の例もある、筆者学童期の事実に基づく)で身体に大きなダメージを与えず、大きな音を立てて対象者に「叩かれれている」ことを自覚させ大きな音が「精神的に追い込む」屈辱効果をもつ。また、人格を否定する容姿に関する罵倒は絶対にしない。「ハゲ等」は厳禁である。千秋は、◯幌を支配する鬼族の姫として女王様養成高出身で首席で卒業し、その◯幌◯◯き野業界で道産子女王のトップの座を守り続けた。その点からみても千秋は、被虐のプロであった。跳ね上がらんばかりの胸を揺らしつつ、夢中になって叩き続けているため、千秋のフ―ドは外れ、二本の立派な「角」がそそり立っている。 パパ「お辞め下さいませ、千秋様!どうか、お許しを! どうか、お慈悲を!」息絶え絶えの悲痛な叫びが店内を木霊する!パパ (千冬…そんな目でパパを見ないでおくれ…心が病んで病んで(痛んで痛んで)、どもこもならんのさ…)千冬も瞬時にプレイの一環であることを察知し、軽蔑しきった「醒めた目」でパパを無言で見つ続ける…その点からも千冬も被虐のプロの血を脈々と受け継いでいた。身体の痛みより、妻からの理不尽な仕打ちを愛しい娘に「見られている」羞恥心に耐えきれず、パパの俯(うつむ)く汗だらけの顔に歪んだ「愉悦」の表情が浮かんでいるのを千秋と娘は愉快そうに眺めている。 千冬「ママ!?」ママの激しいプレイを目の当たりにして、耐え難い興奮を無理やり抑えようとしているのか自分の長い髪の右側を自分の両手で掴み、無造作に引っ張りながら、あどけなく甘えた素振りで千秋に問い掛け、パパにとっての「至福の瞬間」に終止符を打つ。千秋「おや、千冬…帰ってたのかい?お前は何時もめんこいねぇ…ほら、この椅子におっちゃんこしなさい…そうそう、フ―ドは外さなかっただろうね?」打って変わって目を細め、優しい顔を愛娘に向け、座った愛娘の視線に合わせるようその場に屈み込む。千冬「うん、あ…滑った時に見られちゃった」椅子に座り、足をブラブラさせて、あれは「仕方なかった」とでも言いたそうである。千秋「誰に見られたんだい?」千冬「白いおじちゃん…」千秋「白いおじちゃん?」千冬「うん、神社で見た劇のお面に赤い丸があったべゃ!…漢字は読めなかった!」おそらく、千冬は、近所の神社で観た幼稚園主催の子供神楽舞のお面を連想させたのであろう。千秋「お面に赤い丸…まさか、あの「暴歩」のことかい?」サッと顔を青ざめる。「鬼嫁」である千秋は、鬼嫁族の伝承で敵対する「暴歩」の存在を認知していた。極悪非道の血も涙もない「鬼畜暴歩」として恐れられていた。千秋「それで何か言ってなかったかい?」千冬「うん、「こうつうきょうしや」になれって…「こうつうきょうしや」ってなあに?」千秋「交通弱者を護る真に「優しい」…お…いや、…人のことだよ」「鬼」と言いかけてハッとして、「人」と言い直す。千冬にはまだ、自分が「鬼」であることを伝えていない。千冬には「人」として…しかし、「鬼」としても…立派に育って欲しいそんな相反する想いが千秋にはあった。千秋はその様な複雑な胸中を知られまいとと無理に笑顔を作り、千冬の長い髪を櫛で髪を梳かすかのように愛おしく撫でる。千冬「ママ!、千冬、「こうつうきょうしゃ」になる!そして、ご褒美に白いおじちゃんをなまらイジメるの!」 千冬は嬉しそうに微笑み、グリグリと地面を踏みつける。まるで仰向けになった白いおじちゃんの顔を踏みつけるかのように…千冬は、白いおじちゃんの優しい行動に仄かな恋心を頂いたようである。その愛情表現の裏返しによる「イジメる」事は、鬼嫁のパパへの過度なキュ―トアグレッション(自分が愛しいと思った対象を目の前にしたときに、対象を叩いたり、締め付けたりしたくなってしまう衝動)による歪んだ愛情の影響でもあろう。千秋は、パパのことを心から愛しているのである。千秋「ふん、娘を助けた「暴歩」が極悪非道、ましてや鬼畜なもんかね。 あんたはただの「優しい」...「人」だべ?。 「鬼」に「交通強者」になれってさ?笑わせんじゃないよ…そんなあんたが極悪非道を名乗っているのは許せない。我々、「道産子鬼嫁族」と闘う日も遠くないようだ。楽しみにしてるよ…「暴歩」…」千秋は、その美しい黒髪を靡かせ、「教育ママ眼鏡」をキラリと光らせ、逆手を口元に寄せて貴婦人の如く甲高く笑い、その声は店内に大きく響き渡った。 同時刻 ◯小路中央部 女児を無事に見送った後、毅然とした面持ちで徒歩暴走族の前を振り返り、徒歩暴走族の一団の前にすっくと立ち塞がった。男は厳かにしかも明瞭な音声で国家「君が代」を「絶唱」した。 徒歩暴走族リーダらしき派手な男「なんだァ 手前(てめえ)は! なんだ?その辛気臭い歌?」金髪頭で頭を逆立てており、派手なメイクを施している。廻りの連中にあれやこれやとせわしげに指示する姿から、「リーダらしき男」は此奴だと「目星」を付けた。謎の男「覚えておけ...「国歌」だ!」徒歩暴走族リーダーらしき派手な男「「国歌」だぁ、そんなもん知らねえし、歌ったことなんてねえよ。ガッコーの卒業式の時は、戦犯旗「ヒノマル」を破いてネオキミ様の歌と旗で卒業生を祝ったんだ!「センセー」からもこれぞ「新日本人」だと誉められたんだゼ!突然出てきて手前(てめえ)なにもんだ!」徒歩暴走族リーダーらしき派手な男「ギャハハハ おめぇ「キン肉マン」かよ!なんだよ!「歩」って?」暴歩「言いたいことはそれだけか?」暴歩「天誅!!!」そう叫び、徒歩暴走族Aの視界から消える。徒歩暴走族リーダーらしき派手な男「は? 飛 ん … だ?」風を切る音とともに、その場を瞬時に人の身長の倍ほど跳躍し、唸りを上げた右脚による回し蹴りで踵を徒歩暴走族リーダーらしき派手な男の側頭部にめり込ませる。徒歩暴走族リーダーらしき派手な男は勢いよく側方の融雪機材に転がるように倒れこみ、体を小刻みに痙攣させ、その後に「沈黙」せしめた。前列徒歩暴走族その他「ひぃっ!マサさん!大丈夫ですか?」前列徒歩暴走族その他「うわぁ、逃げろぉ!」一人でも「逃げる」と皆がそれに続いて自分だけは遅れまいと次々に逃げたす...「暴歩」が予知したとおりである。しかし、そんな「暴歩」にも「誤算」があった。前列にいた連中は、慌てて逃げ出すが、その姿を目撃していない連中は、「前方で何が起きているか」理解していない。前方徒歩暴走族が逃げ出そうとするが、「マサさんの変わり果てた姿が見えていない」連中は、「オメエら!何逃げてんだよ!あいつ一人なんだろ?全員で掛かればイチコロじゃねぇか!」前列を押し返い圧し合いする中列と何が起きているのか分からない後列とですでに「集団」は力を失い混乱をきたしていた。彼らが着ている近接戦に不向きな「特攻服」は裾が長く動きにくい。しかも、路面が凍っているため、彼らは滑りそうになりながら辛うじて体勢を保つのに必死であり、戦うことすらできない。暴歩(指揮官らしき者を殲滅すれば、部隊は機能しないと思ったが...我の戦術に不備があったようだ。次回の「教訓」とする。しかし、所詮は指揮官代行のいない「烏合の衆」か、退く戦術、我知らず 我に「勝機」あり!)※指揮官が戦闘不能になった場合、通常「次級者(階級による序列)」が決まっており、戦闘を続行する。群衆Aはハッと気が付いた。「あいつ、さっきからずっと「爪先立ち」して移動してやがる!なんてバランス感覚なんだ!」群衆B「そうか!接地面積を極限にして、滑るのを防いでいるんだ!」集団に囲まれそうになるその刹那、凍った滑りやすい路面を高速で集団の中心部に滑走...いや、確かに、凍った路面をグングンと爪先で一歩一歩力強く、歩を踏みしめて暴歩「見よや歩兵の操典を!前進、前進、また前進、肉弾届く所まで!」叫びながらその「歩」を緩めない。徒歩暴走族列中「な・・・なんだ、白い「モノ」が渦のように動きまわって...ゴフッ!」そう叫んだ直後に倒れ込む徒歩暴走族...白い煌めく塊が激しく列中に襲い掛かり、立っている者全てを時計回りの渦状にグルグルと次々になぎ倒していき、その激しい潮流は衰えることがない。まるで荒れ狂う「鳴門の渦潮」の如く!揺らめくようにと集団の塊に割って入り、その隊形を崩し、個別の形態に即した的確な打撃、蹴りと掌底にて「必中」させ、確実にダメージを与える。一瞬で「うめき声をあげ、助けを求める小高い「墳墓」のような人の塊」がそこにはあった。沈黙した「墳墓」に持参の「榊」をその頂上に刺して「八幡大菩薩」に「勝利」を捧げた。廻りの観衆も「瞬時」に何が起こったのか分からずただ、茫然と立ち尽くすのみであった。観客老婆「ありぁ...「歩仏」様じゃ!わしゃ、戦争が終わるとき、「歩仏」様達があの恰好で訓練をしておるのを見たことがある。また、あのお姿を見ることができるなんて!長生きはするもんじゃて、ナムアルキブツ、ナムアルキブツ」手を合わせて老婆は拝んでいる。遅れて軍用兵員輸送車から降り立った戦略生活安全課(SLSD)の武装警官十数名が現着した。警官「「狂狼」の到着が間に合いません!」警官「あそこです!」無言の群衆が「白いもの」を取り囲んでいる。警官「こんな大勢を君一人でやったのか?」暴歩「・・・」戦闘が終了したが、体の底から更に湧きがってくる「暴力衝動」を抑えきれることができず、すでに仮面から覗く目は血走って正気を失っており、体温による湯気だけがもうもうと体から湧き上がっている。暴歩「うぉーっ!」警官にまで、危害を加えようとする素振りをみせ、威嚇を続けた。警官「強化テーザ―銃発砲!」強化テーザ―銃が四方から打ち込まれたれ、激しい電磁波が「暴歩」の身体を駆け巡るが、焦げた匂いを発するだけで鎮静効果が全く認められない。警官「強化テーザ―銃無効!」警官「いかん、戦略生活安全課(SLSD)「狂戦士」零号兵「冬麗長(ふゆりおさ)」を呼べッ!」警官「「冬麗長(ふゆりおさ)」は現在負傷しており、初号兵…たしか、指揮官の息子さんで到着待ちです!」 同時刻SLSD診療エリア謎の少年「ここの出口はこっちでよかとやろか?」袖(そで)が異常に長い学生服姿であり、自分の腹側で両腕の袖(そで)が頑丈に結びつけられている。十代の後半といった風情の現代風なZ世代であり、自信のなさげに目を伏せ勝ちで気弱なそうな表情 俗にいう「陰キャラ」的な風情であるが、内に情熱を秘めたような燃えるような瞳をしている。...そんな眼差しが印象的である。謎の少年「こげん(こんなに)、紐ば、きびらんでん(結ばないで)よかとに...」おそらく、本人の意思ではなく、「誰かに」縛りつけられたものであろう。奥〇〇訓練所から最寄りの空港まで拘束されたままでカーゴ輸送され、国家警察空軍輸送機で〇歳新空港まで送られ、再び、カーゴ輸送で〇幌まで搬送されたのである。〇幌についたとたん、警護の職員二名が本部と連絡を取り始めた瞬間を見計らって逃げ出したわけで脱出するために出口を探しているところである。しばらく歩いていると、〇幌地下鉄駅の行き止まり出口と思われる施錠された扉ゲート一角にICリ―ダがあり、事前に内容証明郵送で送られた胸に提げたSLSD職員用「ヨタカ」カ―ドを胸を押し付けるようにタッチすると、扉ゲートが開き、床に「前進」の電子表示が浮かび上がる。謎の女性「待っていたわよ!魔っ薬(まっくす)君!」黒髪を上品に纏め上げ、清楚なビジネススーツを身にこなし、イタリア製の上品なハイヒールを履き、〇幌で流行っている「教育ママ眼鏡」を掛けた、まるで「これから就職活動に赴く」といった風情の二十代前半と思しき女性が立っていた。決して美人とは言い難いが、溌剌とした笑顔が魅力的である。魔っ薬「ここはなんばすっとこですか?(逃げられやったばい)」俯きがちに謎の女性に顔を向けることなくぼそぼそと呟く。施設にいた時から方言が抜けない。おそらく、成人しても直らないだろう。謎の女性「私は、コードネーム:センせーよ!よろしくね!」魔っ薬「「センせー」...げな(だって)、なんでしぇんしぇー(先生)のおるとやか?」センせー「ここは、貴方のお父さんの職場よ!」人との接触を極端に嫌がる魔っ薬に無理やり拘束された両手を包んで握りこむように握手をして、こっちに来いと云わんばかりに、手を引っ張って更に地下深くへと下りのエスカレータに乗せる。魔っ薬「うわぁ、そげん、引っ張らんでください!」センせー「ごめん、ごめん。早く準備しないと「間に合わない」からね」魔っ薬「なんに「間に合わんとですか」センせーは、急に下を向き、うつむき加減に魔っ薬に顔を向け、言いづらそうに「貴方に戦ってもらいたいの」...魔っ薬「だっと戦うとですか」センせー「それはね...」言いかけたその時、廊下のインタホーンから「同志センせー!至急、ICU(集中治療室)にお越しください!」緊迫した声が廊下に響き渡る!センせー「いけない!冬里長(ふゆりおさ)の容体が悪化したわ!」魔っ薬「冬里長!!!」魔っ薬「なんでこがんとこにおるとや!!!」真っ青になってセンせーに問い掛けようとしたが、センせーが「こっちよ!」と魔っ薬の両手が結ばれたその間に自らの腕を差し込み、引っ張るように駆け出した。 SLSD診療所 ICU内看護師A「瞳孔収縮!血圧低下、脈拍低下、数値がどんどん低下しています!」ペンライトで冬里長の目を照らしながら、横のバイタルサインの値を見守っている。看護師B「血圧低下に伴うチアノーゼ(循環障害)も起きています!」普段は〇多人形のような白い肌であろう冬里長の手足が紫色状に変化しつつある。齢十代後半といった令嬢とでも言い過ぎではないほどの女性が力なく横たわっている。患者服、患者帽の白さと同化するようなほどの白い肌が〇イセン製の陶磁器のようで、それがその美しい肌をさらに引き立てているようにも感じられる。患者帽により、髪は隠されているがその下から覗く美しい黒髪の艶やかさを認めることができる。容姿端麗であり、細面の見目麗しい「古風な官女」という印象を受ける。すっきりとした上品な口元がもの静かで上品な慎ましさを現わしている。普段はさぞや、奥床(おくゆか)しい女性なのであろう。しかし、今は下あごを使ってあえぐような呼吸(下あご呼吸)が痛ましい。主任看護師「あ!同志センせー!冬里長が危険な状態で...もう...」悲しそうに下を向く主任看護師の肩を掴み、その体を揺らす!センせー「しっかりなさい!まだ、「望み」はあるわ!」魔っ薬もセンせーに連れられて息せきを切りながら、叫ぶ!魔っ薬「あねしゃん(姉ちゃん)!!!しっかりせんね!!!」センせー(姉の存在を知らさせていなかったのね)あっけにとられるセンせーを横に押しのけ、意識が遠退きそうな面持ちの冬里長の顔の横に跪く。魔っ薬「あねしゃん!お土産に「〇〇茶バウム」※ばこうて(買って)きたばい!」※本玉露品質日本一、茶発生600年の歴史をもつ〇〇の抹茶と前茶が贅沢に練りこまれた生地はしっとい柔らかく〇〇茶の風味豊かなバウムクーヘン、全国的に〇〇茶スイーツが勢揃いする中で特に人気の商品。菓子箱を床に叩きつけ、口を使って箱を乱暴に開けて、〇〇茶バウムを咥えて冬里長の口に捩じり込む!センせー達「ちょっと!なにやってんの!止めなさい!」突然の異常な振る舞いに怯みはしたものの、必死に魔っ薬を冬里長から引き剝がそうとするが、ガンとしてその場から動こうとしない。魔っ薬「なんばすっとかやん!わっだんな、せからしかぜ!あねしゃんの一番好いとるお菓子ばい!あねしゃん!「こんこん」(油で炒めた高菜の漬け物)もあるけんね!あねしゃん...こげんなって...むぞかぁ(可哀想)...」魔っ薬は、その場に突っ伏して号泣した。急激なバイタルメーターの動きを電子音が「正常値」を発する!看護婦A「血圧、脈拍ともに上昇!各数値とも現状復帰!」看護婦B「チアノーゼ回復、脳波正常!呼吸も正常値を示しています!」主任看護婦「...信じられない...なんで?...」センせー(そういえば、冬里長は普段から「センせー、ウチ、他のお茶もおいしかばってん、〇〇茶ば飲もうごたる」とか言っていたわね。」 センせー...ウチ、奥〇〇に帰ろうごたる(帰りたい)SLSD発足以来、冬里長は「狂戦士」の資質を強くもっており、SLSD奥〇〇訓練センターにおいても適正試験はトップで入所、訓練センターでの特技訓練は「熾烈」を極めた。数百名程いた彼女の同期も「敵味方なく攻撃」する適性のために、格技訓練をしても相手が再起不能になるまで攻撃し続けたその結果、訓練生で残ったのは「冬里長」と「魔っ薬」のみとなり、「冬里長」は〇幌にて実戦のため、数カ月前から「脅威」と戦い続けてきた。「〇〇茶」の優れたカテキン成分が郷里を強く想う冬里長の身体を強烈に刺激して回復させたとでもいうのかしら?まぁ、なんにせよ、本当に良かった...」センせーは胸を下ろしてその場に座り込んだ。魔っ薬「あねしゃん!目ばあけんね!何かしゃべらんね!」主任看護婦「症状は回復していますが、まだ、喋れるような状態ではないです。そっとしておいて下さいね。」冬里長の顔の汗を拭きながらそう言ったが、不意に冬里長が細長の美しい目をうっすらと開け、バウムクーヘンまみれの口元が少しづつ、また、すこしづつ開き始めたのを見て、驚きの表情を見せた、冬里長「誰ね?ウチの顔ばせせくり(触って)よるのは?」魔っ薬「あねしゃん!俺ばい!魔っ薬ばい!」冬里長「魔...魔っ薬ね?なんばしょっとね?こげんところで?」魔っ薬「とっちゃんのっさい、〇幌に来いち言わすけん、来うごとなかったばってん、しょんなかけん来たとよ」冬里長は、がばりとベットから上半身を起こし、センせーに掴みかかった、。冬里長「センせー!なんばしょっと!にやがんなやん!(煮上がるな=ふざけるな)なんで弟ば呼んだと?よばんでんウチが「脅威」ば、でやせ(叩け)ばよかやろもん」センせー「貴方は、前回の出動で大怪我をしたでしょう?数時間前、貴方は病状が急変して、「危篤状態」になり、ここに運ばれたのよ!記憶にないようだけど、その時点で貴方は「戦力外」になったわけ!今、新たな「脅威」が出現したの!ここの指揮官、つまりは、あなたのお父さんが息子である魔っ薬くんに「戦わせろ」と命令したから魔っ薬君を呼んだのよ!」執筆中白装束から薬らしきものを出して、飲み込み、全身を震わせた数分後、我に返ったように街角の横道に逃げていった...観客の中の一人は血相を変え、急いで同じように路地へと姿を隠した。札幌某所子犬「コードネーム「同志子犬」です。秘匿回線交換ですか?至急大使館まで繋いでください」所持した秘匿携帯電話で小声で通話を試みる。武士「同志武士」だ。何かあったのか?」武士と名乗る男は驚いたような口調で尋ねた。子犬「本日、2030頃、狸小路商店街中央部付近において騒乱状態発生。兵力153名(子犬は日本◯鳥の会に所属し、正確にカウントしていた)のセクトを単独徒手格闘らしき戦法で「殲滅」した男が出現しました。」武士「そいつは「法執行機関か軍の特殊部隊」の隊員か?」子犬「分かりません。日本の「能面」に「歩」の文字、白装束ですが、あれはおそらく「旧日本軍」の「銃剣道」で使う格技服のようでした。なお、背中に「特短木(通称 トクタン 特殊短木銃の略、銃剣格闘術のCQC近接戦カスタムで銃身が極端に短い、床尾板打撃で近接の敵を殲滅する。「暴歩」が武器を携行しない徒歩暴走族に対して使用しなかったのは「警察比例の原則」を厳守したのだろう)」を縛着していました。」武士「まさか...あの「BOUHO」なのか...」信じられない...戦後、GHQとOSSが必死で捜索したが、「誰一人」見つけることができなかった。あの、「幻の存在」我が国でも情報局が「歩く日本鬼」と呼称し、捜索を続けていたのだが…子犬「「捕獲」しますか?」武士「辞めておけ、奴は、我々の「戦力」にはならん、逆に刺激すれば大きな「脅威」にもなりかねん。そっとしておけ」武士「対日班長命令!これが「公」にならんよう、他の「子犬」たちを使って、各マスコミに報道規制をかけろ、そしてセクトのメンバー、観客及び警官ら目撃者全てに緘口令を敷け 復唱!」子犬「分かりました、以上で臨時連絡を終わります」武士は電話を切り、ふぅとため息をついた。まさか、あれが、「現代」に居るとは...あれは...まさに「昭和の亡霊」だ... ◯警作戦指揮所◯警幹部「あれだけ偉そうな口を叩いて対象目的に対処できず、新たな脅威に逃げられたじゃないか、あの後、◯◯庁長官自ら「本事案全てのデ―タ消去、全作成調書の破棄、そして、関係者全員の緘口令」を命令された!ただ事じゃないぞ!何か大きな「力」が動いたに違いない!」◯警幹部は机を叩きながら悔しそうに唇を噛んだ。SLSD副指揮官「某国外交官特権による「もみ消し」だろうね…」と、自嘲気味にしたり顔で呟いた。SLSD副指揮官は、指揮官に近付き、耳元で囁いた。「わざと逃がしたのか?」SLSD指揮官「あいつは、しばらく「泳がせた」ほうが良い、あいつの「仲魔」がきっといるばずだ、「狂狼」が出てくると「親がす」のが困難になるんで事前に狂狼対抗相手として選定した連中に「偽信号」を出して◯市に戦力を分散させたって訳だ」指揮官はくるりと踵を返し、副指揮官にハンドサインを送る。SLSD指揮官「ハンドサイン:連絡をするので後を頼む」SLSD副指揮官「ハンドサイン:どこへ連絡するんだい?」SLSD指揮官「ハンドサイン:「狂戦士」の故郷だ」 戦略生活安全課衛星通信センタ―センター職員「只今から秘匿衛星通信の回線を開きます。各国諜報機関からの逆探知が予期されますので通話はお早めに」指揮官「「私」だ」ビッケ大佐「オゥ、ヒサシブリだネ、「私」狂戦士共同訓練以来ダネ」ビッケ大佐は、北欧某国バイキング狂戦士部隊隊長だ。バイキングは、我が国の倭寇と同様に北欧各国にバイキングが存在していた。なんでも祖先は、日本に来日して、我が国の一休さんと頓知勝負をしたらしい指揮官「BOUHO」が出現した」ビッケ大佐「…」陽気に喋っていた大佐は急に声を落とし、無言になった。指揮官「このことを「狂帝」に伝えて欲しい」ビッケ大佐「わかったヨ、デ―タ送信は諜報機関に察知されるからまた、テンワしてネ」指揮官「分かった」センター職員「回線を閉鎖します。防御システムにより探知検索件数はゼロです」指揮官「早く出てこい、「暴歩」宙を睨み、そう呟いた。 北欧某国某所港 原子力バイキング軍潜水艦「フラ―ケ」船内ポクポクポク…と「ヤポン」の木魚の重低音サウンドが響き渡る…角の生えたヘルメットを被った小柄な男が座った椅子を揺らしている。ビッケ大佐「一休サン…貴方だったら、ドウしますカ?」ビッケは、暴力の嫌いな心配性だ。目を伏せて自問自答を繰り返すも「全然頓知しない」チュ―レ兵長「何でえ何でえ、この煩い音は!早く止めやがれってんだ」スノ―レ軍曹「また、ビッケの奴、変なことを考えてるぜ、厄介事はゴメンだぜ!」ファクセ大尉「ビッケが何か大事な事を考えているんだな、皆、静かにするんだな」と巨漢にも関わらず、オドオドと制する。ウルメ軍曹「おお…ヤポンの木楽器!ヤポ―ン!美しい「オニヨメ」の住む国♪その尖った美しい角♪釣り上がった真珠の眼(まなこ)♪嗚呼、「オニヨメ」に愛を捧げる♪」竪琴を奏でながら歌い出す。「オニヨメ」は世界の恐妻家の羨望の的だ。チュ―レ兵長「五月蝿えぞ、詩人!黙れ!」 (推敲中)「暴歩」は、徒歩暴走族とは違い、主に成人した大人が単独で行う割合が多く、主に雪道交通安全の啓発(学童を対象とした雪道交通時にふざけると転倒して怪我をすることを身を以て示すため、暴歩行為がもたらす事故動画をSNS配信を周知徹底、また、道路を守る道祖伸への祭礼等)のため、近隣住民の迷惑の掛からない山岳地等の雪原で自主的に行われている事が多い。「暴歩(ぼうほ)」とは、古代北欧某国以外では世界にもあまり類を見ない珍しい日本独自の文化で滑りやすい雪道を飛んだり跳ねたりして歩行する行為で歴史あるものの、大変危険な行為である。歴史は古く、すでに縄文時代から北方集団グループの誇示のため、必要以上に雪原を飛び跳ねて転倒してできたとみられる頭部及び脚部裂傷等形跡が認められる遺体を多数発掘している。古代中国の記録にも「北に住む和人は雪の中でも大きく飛び上がり、大声を出して周囲を威嚇する野蛮な民族である」との記述もみられる。「暴歩」はその「怒り」の力を自らの鍛練で昇華し、肉体的に強靭的な類まれなる運動能力を発揮するものであり、それを制御、コントロールすることは至難の技であったという。誤って味方を攻撃してしまう事例も多々あった。鍛練方法も一子相伝で密かに、しかし、綿々と子孫に受け継がれたという。古代北欧某国人にも北欧神話にベルセルク(バーカーサー英語訳)という狂戦士の例があり、その近似性について古代北欧のバイキング訪日説等も視野に含めて人類学者の学説も論議されている。戦(いくさ)に有効活用(味方をも殲滅する能力をもつ)できない異常な運動能力をもたらす「暴歩」を為政者は恐れた。奈良時代には「暴歩」は民に混乱を起こす「悪鬼のなせる業(わざ)」であるという認識のもと、「暴歩」は時の権力者から禁止され、「暴歩」をする者を厳しく罰した記録が残っている。「暴歩」は圧政に苦しむ北国庶民の「憂さ晴らし」的な側面もあり、人里離れた夜間の雪道を悪態を叫びながら「暴歩」する者もいたと云われている。江戸時代には、各藩とも支配階級への反逆にも繋がりかねない「暴歩」行為を弾圧、五人組による相互監視により、組内から「暴歩」が発覚すると連帯責任を取らされ厳しく罰せられた。次第に「暴歩」は「隠(かく)れ歩き」と称して飛び跳ねを極力抑え、農作業時前の準備運動と称して軽く跳躍を連続しながら歩行する方法に進化していった。激しい弾圧の中で他の宗教と習合して独自の様式をもつ宗教的要素の強い「隠(かく)れ歩き」を生み出した地域もあったと伝えられているが、記録が残されておらず定かではない。一子相伝で密かに子孫に受け継がれた「暴歩」継承者は、「歩仏」として崇拝を受けていたと伝承もあるときく。「歩仏」は圧政を敷いた代官所をたった「一人」で壊滅させ、不正に取得した年貢米を農民に戻したとの口伝承が残っている。長年に渡り「隠(かく)れ歩き」が各地の民間舞踊に影響した功績は大きい。明治時代には「暴歩」が解禁となったが、本来の「暴歩」を継承しているものは僅かで時代の趨勢とともに廃れていった。軍部においても兵士の跳躍能力向上のため、戦闘を主体とした「暴歩」の訓練を検討したが、あまりにも兵士に危険を及ぼすため、「不採用」となる。一部、海外においても日本古来の「BOUHO」として紹介されたこともあったが、おおむね「不評」であったという。大正、昭和と時は流れ、消えてしまったかに思えた「暴歩」しかし、この平成の世に、「暴歩」の精神を受け継ぎ、たった一人で「暴歩」を行う若者がいた。「ゴモラでありんす」その人である。「ゴモラでありんす」は、幼少期より孤独がちであり、家に閉じこもりきりの無口な少年であった。見かねた祖父が、「「ゴモラでありんす」や、ええもん見せてやる。」と、嫌がる「ゴモラでありんす」の腕を引っ張り、自宅の庭に連れていった。普段はあまり、喋らず寝たきりである祖父が杖を付きつつ、よろよろと足を進める姿を心配そうに見ていたが、庭についたとたん、杖を放り投げ、上半身むき出しになり、気迫を込めて獣のような唸り声を上げ始めた。祖父は、突然、大きく跳躍し始め、腕が千切れんほどに振り回し始めたのだ。風を切る腕を回す音が時代劇などで鎖鎌を振り回す効果音のように周囲に響き渡り、跳躍による土煙が沸き上がり、祖父の下半身を徐々に隠し始め、跳躍によって生じた土砂が地面を跳ねて、窓ガラスに割れんばかりの鋭い衝撃音を与えて始めている。激しい運動をしているにも関わらず、明瞭な大声で「ゴモラでありんす」よ!これが「暴歩」じゃ!!!」と叫んだのだ。「ゴモラでございます」は、初めて見る豹変した祖父の姿にあっけにとられて恐怖でブルブルと震えていたが、その一方で自分の心の中から沸き上がってくる熱い「何か」を感じた。「爺ちゃん、俺もそれ、やってみたい!」初めて孫が大声で叫ぶ姿を嬉しそうに見守りつつ、糸が切れたようにはたとその場に祖父は大きな音をたてて倒れこんだ。庭での異変に気付き、母が駆け付けたときは祖父はすでに絶命しており、母が号泣するなか、「ゴモラでありんす」はただ茫然と立ち尽くすのみであった。祖父の葬儀のあと、遺品の整理で祖父が「内務省所属 元國民義勇兵 暴歩部隊通称「マルホ」」に所属していたことが分かった。軍部では「不採用」と判断されたものの、終戦間際に内務省が本土決戦に備えて「暴歩」継承者「歩仏」を集めて各地で軍事訓練を施したというのだ。敵味方見境なく攻撃する「暴歩」は正しく「諸刃の剣」でもあった。内務省の計画では、「歩仏」単体で夜間、「暴歩」状態で敵前線基地に単独潜入し、「壊滅」させるのが目的であった。緊急時に備え、内務省医療部が作成した覚醒効果のある「魂返(たまがえし)」の薬剤を作成し、「歩仏」達に携行させた。祖父は優秀で部隊の教官を務めていたというほどの熟練者だったのだが、終戦後、GHQ、0SSにおいて「暴歩」経験者を探したのだが、祖父は、自分が経験者であることを隠し通したそうである。そのまま、沈黙し、「暴歩」を封印したのであろう。余命もまじかな自分が孫に対して「最後にしてやれる」ことを無事に遂げてさぞ満足に成仏したものと思われる。祖父の魂を受け、「ゴモラでありんす」は、以前よりも積極性を増して元気な若者へと成長を遂げることとなった。成人し、北海道へと赴いた「ゴモラでありんす」が見た北国の雪道交通状況は良いものとは言えなかった。雪道を学友とふざけあい横を通行する車両もお構いなしに通学する姿に憤りさえ覚えた。また、北国の徒歩暴走族の傍若無人な振る舞いは決して看過できないものであった。ついに徒歩暴走族の迷惑行為を憂い、雪道交通安全を念頭においた正しい「暴歩」を世に示さんと自ら行動を起こしたのである。「我、先駆者たらん」※後の著書「暴歩宣言」の一節主に夜間において険しい道内山間部において悪天候のなか「暴歩」は実施された。祖父の血筋を引き、その才能もあったのであろう、みるみるうちに普段の倍の跳躍ができるようになり、腕の旋回も鞭を打つかの如くしなやかさを向上させるに至った。一子相伝である理由は、肉親からの熱い「魂」の継承に他ならない。あとは、継承を受けた本人の「反復演練」あるのみである。白装束に身をつつみ、先祖の圧政に対する「声にならぬ怒り」を唸り、憤怒に身を任せて力の限り飛び跳ね、榊を振り回して雪道を転げ廻り、体を極限まで痛め続け、全国全ての道祖神に学童の交通安全を祈った...正に“鬼人の舞”であったと同行者の一人は後に証言している。もはや、“伝説”となった「暴歩」現場を目撃し、感銘を受けた同行者が「暴歩」魂を全国に知らしめんとして「暴歩會」を結成し、ゴモラでありんすは、「暴歩のカリスマ」として會の総長として君臨するに至った。海外取材において記者団の前で敢行された「暴歩」の鬼気迫る凄まじいパフォーマンスは、記者たちの度肝を抜き、「OH...BOUHO...」と呟くのみしかなかったと伝えられる。「BOUHO」魂を世界に広めたいと熱く語り、一部有識者においても「BOUHO」の再評価が高まりつつあったが、相次ぐ「暴歩會」メンバーの負傷、総長に対する内部批判が起こり、メンバーが全員、退会し、「暴歩會」は総長「ゴモラでありんす」一名のみとなった。「暴歩」を行う者は、本来、孤独なんです。孤独で周囲の者に憤りの気持ち等自らの心情を伝えらえない者が、「暴歩」という行為により、その憤りを体現するわけです。きっと「不器用」なんでしょうね(笑)※後の著書「暴歩會崩壊」の一節それでも、「ゴモラでありんす」は舞い続けた。そう、力の続く限り...ある日の朝、いつものように舞い続ける「ゴモラでありんす」に突然、悪魔が手招いた。明け方の橋の上に差し掛かり、濡れている様に見えていたが、実は、凍っている状態の「ブラックアイスバーン」を勢いよく踏んだ...「北国の黒い悪魔」と呼ばれる最も滑り易い路面状態である。積雪状態路面より遥かに摩擦係数が少なく、九州出身で凍結路面に慣れていない「ゴモラでありんす」は自分の体が勢いよく宙に舞っている奇妙な感じを受け、自分の身に何が起きているのかを瞬時に理解できなかった。風景が逆コマ回しのようにゆっくりゆっくりと移ろっていくのをただ、他人事の様に感じつつ、目を伏せて「今までの孤独な人生」を思った。誰にも自分の気持ちを訴えても理解してもらえない「何を言ってるのか分からないよ」、「意味わかんないこと言うな!」そんな矢のような嘲笑を受ける他人からの拒絶による一人であることの恐怖、疎外感なぜ一人にするの?一人はいやだ!それが「怒り」に昇華し、体に中にすぶずぶとしみ込んでくる。薄暗い部屋の中で泣いている幼児を見つめる自分がいる。誰にも自らの「怒り」を理解してもらえない。それを解消してくれるに違いない「暴歩」という「雪道交通安全」にかこけた偽り行為に縋りつき、「暴歩」している自分を廻りの人たちに認めて「怒り」を分かち合いたかっただけなのか。ふと、目を開けると土砂の煙を纏った「暴歩」する祖父の姿がうっすらと見えたような気がした。爺ちゃん...「暴歩」っていったい何だったのかなぁ。逆さまに見る朝日の嘲笑めいた劇(はげ)しい光に貫かれそうで目を細め、ぽつりと「眩しいなぁ」と呻くように呟き、微かに微笑を浮かべつつ、橋の欄干に吸い込まれるように激突してもの言わぬ石の塊と「同化」した。この日を最後に暴歩會の最後の一人、総長は「石」になり、「暴歩會」は壊滅し、そして「暴歩」は消滅した。
2024.05.07
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ゴールデンウィーク最終日となりました。皆様、如何お過ごしでしょうか。明日からご学業、お仕事の方もおられると思います。休日の英気をもとに頑張られてください。愚生は、ご存じのとおり、「社会の底辺無職」にて候。無職ですと、「ああ、この時間にも皆様、頑張っておられるのだなぁ」と焦りの感情が沸々と沸き上がってそわそわと落ち着かない日々を過ごしているのであります。愚生、幸いなことに扶養家族はおりません、独身(五十代で独身の方は「なにか根本的に変な方(もし、何か「深い事情」がある方がいらっしゃったらすみません、社会一般的な「傾向」とも申しましょうか、結婚を一度もされたことが無い方(ただし、「深い事情」を除く。※ただし書きは自衛隊出身者の癖)はその、やはり、「変」なのかも...知れません。そう、独身ですので無理に働くこともないのです。そりゃあ、お金があぅたにこしたことはないのですが、何かのため、何のために働くか、が現在のところ、「不明瞭」なのです。考えがまとまらないので、前回告知した「過去の自分アーカイブ」をご紹介して参ります。80年代の清里です。リゾート地ですね。訳アリで仲間達と清里までバイクで訪れました。愚生の左にあるのが、「ヤマハ・FZR250」当時は、「レーサーレプリカ」が流行っていました。丸目2灯ヘッドライト、フルカウル(高速道路で威力を発揮)EXUP(ヤマハ開発の4サイクル排気デバイス)装備、当時の2ストロークほどはパワーは無かったものの、なかなか力強いトルクを感じます。ただ、セパレートハンドルなので遠路を乗っていると疲れるのです。一緒に走った方はアメリカンタイプの「スティード」全然疲れないとのことでした。走りやとは言わないまでも岐阜の金華山に夜間走りに行ったりと楽しかったですねぇ。FZR250Rを売り払い、次に買ったのは、「GPZ400R」同期からは、「ニセニンジャ(愚生は当時、限定解除(750cc以上)していなかった。後に、教習所に通い、限定解除を果たすも750cc以上のビックバイクを買わず、のちに原付二種のバイクを購入」とか揶揄されたけど、レーサーレプリカというよりはヨーロピアン?すごく気に入ってまして、集合管(KARKARカーカ-)を付けて、トンネルの中で空ぶかし(バイク仲間とコールを切る練習をしていた。※迷惑行為です。道路交通法第71条第5号の3に違反、違反した場合、行政処分として反則金が科せられますので絶対にしてはなりません。違反というより周辺の方に大変ご迷惑をお掛けします)をしてそのサウンドを堪能しておりました。本当に「馬鹿」です。周囲の方の迷惑をちっとも考えてないんですね。同時に自分は本当に「浅はかな馬鹿ガキ」でした。「馬鹿と煙は高いところが好き」正しくそのとおり。なぜあんな危険なことをしたのか、今となっては「理解不能」です。「お城の石垣を登れるか?」で登れるか、登れないかで仲間内で賭けをしたのが原因だったように記憶します。登れなかったら「臆病者」と笑われる...たしか、そんな思いが胸中にあったのでしょう。若い方も仲間内で「肝試し」等で、無理なことは絶対にしないで下さいね。笑われるのは、「その時」だけですが、それが原因で大怪我をしたら「一生」後悔することになります。その時の感情、ノリなんかで軽はずみな行動をしないようにしてください。仲間から無理難題を吹っ掛けられたら、「逃げましょう(胡麻化しましょう)」恥でもなんでもない「最大の自己防衛」です。「臆病な奴」って思われるかもですが、そんなの気にしないで行きましょう。なぜ、座るべきカラオケボックスのシートに何故「敢えて立つのか」、当時、かなり酔っていた(酔うと判断力が低下します)のを記憶しています。いや、本当に所定の場所(カラオケモニターの前)で歌うできです。当時は、こういうなりふり構わない行動が「カッコイイ」と思っていたんでしょうね。同期達は大盛り上がりで喜んでいましたが、社会人の女の子達は、「眉をひそめていました」女性の視点から見ても座るべき椅子に立ち上がるのは明らかに「マナー違反」で恥ずかしいことです。若い方もお友達と「飲む」時は、「陽キャ(黙っていると「ノリ悪ぃなぁ」って言われるんですよね)」を気取っての他人への迷惑行為、他人への不躾なこと(多少のおふざけや騒ぐ程度は許容範囲かなぁ)は控えましょう。女の子達も喜んでいるように見えますが、内心「引いて」いますよ。これぐらいで「過去の悪行懺悔」はお開きにしたいと思います。お題のとおり、愚生がいかに「馬鹿」であることをご理解して頂けたと思います。でも、まぎれもない「愚生の若いころ」であることは「事実」です。まだまだ「洒落にならないハードな事案」もあるのですが(あるのかよ?)、また、機会あれば、「サラッ」とお伝え(告白)したいなぁと思います。お口直し?に普段の愚生を。デニムファッション好きな愚生。ジーンズメイトで買った「メーカー不明の黒いデニム」を着てご満悦であります。眉毛「濃ゆっ!」そう、愚生はげじげじ眉毛なんだ。しかも、伸びも早いときたもんだ。眉毛を剃ったこともあります。左右非対称、超細まゆとなり、上官から“激烈指導”を受けました...この場所は岐阜県下呂(いや、高山か?)温泉がすごく良いので岐阜(愚生の第二の故郷かなぁ)にはぜひ観光で訪れてみてください。何故、「川べりに佇む」?このジャケットなんだっけ?忘れた!どんな時でもジーンズとバッシュ(コンバース(白)汚れやすいですよね。踵部も擦れやすい。高校の時、欲しくて親にねだったが、買って貰えず(小遣いでは買えなかった)、入隊してコンバースを買いまくったなぁ)本当に恰好付たかったんだなぁって思います。最後に「部隊配属になっても走る愚生」当時、長距離は結構早くて持続走訓練にも入っていた。ちょっと画像悪いね。両手に注目!「茶色の軍手」をしています。これは、官品の消耗品(時期が来ると下着(上のみと軍手は支給される)だよ。寒い時の持続走は手が冷える。陸上競技の皆さんは、薄手の白い手袋を着用されているみたいだね。でも、軍手も結構暖かくて良かった。使いすぎると指部に穴が開く、そしたら、靴磨きの布にするんだ。破けても大切に使うんだよ。愚生が自衛隊に入って良かったのは「物品愛護」の精神を学んだことかなぁ。疲れたのでもう記すのやめるね。また、続きが記せれば良いのだけれど。
2024.05.06
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ブログをご覧になられている方々、お疲れ様であります。皆さん、それぞれにゴールデンウィークを楽しくお過ごしのことと思います。愚生は、早々にパチンコに負け(痛恨の4万5千円負け...まぁ、正月お盆長期連休は確実に出ないと十分に理解しています。出るわけないんです。だって新台入れ替えの経費回収を考えたら当然です。お店の稼ぎ時なんですよ,,,出ないんです。明らかに。それでも打つ...わかってて打つ、馬鹿の極みです。もうね、右隣の台に座った杖をついたお爺ちゃん、お手手がフルフル震えているその手でしわしわの千円札を伸ばし伸ばししてコインサンドに何度も何度も突っ込んでいる(お札がなかなか入んないので店員さんが見かねて入れていた)わけです。店員さんから貸し玉を出してもらい、ハンドルを右に全開に回し球を打ち出すのですが、1回も入賞口(普通、台中央部にあります)に入んないんです。上皿に球が無くなり、台を虚ろな瞳で見つめるお爺ちゃん。震える手で貸し玉ボタンを押し、たちまち玉が無くなる...それを繰り返し、たちまち金額残高はゼロ。そしたら、また、千円札をコインサンドに入れようとしているんです!もう、横目で見ていて胸が苦しくなってきて「爺ちゃん!もう辞めんね!」と心の中で叫び続けました...(遊技をするのは個人の自由、何も言わなかったけれども)左隣のお婆ちゃん、画面を手で一筆書きの仕草(右から左の動作で「魚群を呼び込んでいるつもりらしい)で撫で回し、リーチが来るとガンガン台を叩きまくり、カードを数枚保有してひっきりなしにカードを入れ替えしているわけです。ガンガン連荘して当たりが来てもマリンちゃんにお礼の手を振りつつ、下皿を抜かない(上皿に球を移動させる?)、「下皿を抜いて下さい」のエラー音を延々を流し、店員に注意を受ける始末。おまけに、にこやかに「にいちゃん(愚生のことです)、朝から打っとって全然出とらんね?」...もうね、なんなのこのゴールデンウィーク?、「神様、愚生...なにか悪いことしました?」...はぁ、パチンコに負けるとなぜかすごく「疲れます」精神的にものすごく悪いですよ。もし、明日、連休最後で暇だから久しぶりにパチンコでも行ってみようかな。な~んて思ってらっしゃる方絶対にやめて下さいまず、独身の方は、サウナに行きます、その後、回転ずしで豪遊し、生ビールを煽る...ご家族の方は、お近くイオンモールに行って奥様とお買い物をして普段より贅沢めの食材を購入し、ご家庭で愛妻料理を十分に堪能し、奥様とビールで乾杯してください。皆様が楽しくゴールデンウィーク最終日を迎えられ、連休明けのご学業やお仕事のため、英気を養われんことを心よりお祈りします。自分語りが長すぎです。あぁ、愚生はパチンコに負け、自宅で恒例の「不貞寝(ふてね、「あらゆる悪態をつきながら畳をバンバン叩きながら寝る)」の後、実家に格納してある愚生の備品類を整理を実施した次第。36年余の“ガラクタ”を納屋(“なや”です、都市部になやはないのかしら)引っ張り出して不用な物品を処分するわけです。愚生、典型的なADHD(注意欠如・多動症)「片付けが苦手」であります。これって“遺伝”なのでしょうか?父親は几帳面、整理整頓が得意、小物などもキチンを片付けます。母親は、整理整頓がダメでしたねぇ。化粧台の中がぐじゃぐじゃで物を放置する、家の掃除が適当等々。それを受け継いだのか子供の頃から整理整頓が苦手で先生から常に怒られてました。自衛隊に入ってから衣服を畳む(ロッカーに下着、靴下等を畳んで重ね置きします)習慣を反復して実施しました。油断せず日常からきちんと整頓していないといけません。なぜなら、班長の臨時点検でロッカー内の整頓状況を確認させられるからです。綺麗に折りたたんだつもりの毛布や衣類をロッカーから引き出され、投げ出されるのは結構ショックです。余計な私物類(教育隊では私物類は実家等に郵送します)がなく、簡素な持ち物だけなので整理整頓もやり易かったのでしょうね。教育期間中はとにかく“班長(それは鬼の様に怖かった、特技職「教育訓練員」ハートマン軍曹(映画:フルメタルジャケット)のようなといえばイメージしてもらえます、この班長にはお世話になりました。卒業時の痛いぐらいの熱い握手が忘れられない)の恐怖感に基づく反復演練(怒られたくない一心)”で毎日ひたすら指が硬直するまで毛布をロールケーキのように端を揃え、下着靴下の重ね置き(定規で測ったりもした)を実施した結果、それが正しく“習慣付け”されて定着したわけです。もう苦にならない、体が勝手に動くんです。逆に揃ってなかったり、位置がずれたりしていると“嫌悪感、違和感”が沸き上がり、修正しなければと体が動くんです。組織の強制力って何かすごくネガティブに捉えられがちですが、ある意味で“良い方向”(矯正といったほうが適切でしょうか)に向かうこともあります。ADHDの特性で社会生活がうまくいかない方も少なからずいらっしゃると思います。こういった症状をうまくコントロールするには、ある程度の“強制力”も時には必要なのかなぁと思ったりもします(色々な症状があり、薬物治療等で処置するのでしょうが、これは“ADHDの顕著な矯正例”として「こんなこともあるんだねぇ」程度に捉えて下さい。いかん、また脱線した。納屋を漁っていますとでるわでるわ不用品。はぁ、「東ドイツ軍放出品 バックパック レインカモ(雨が降っているような形状をしたカモフラージュ)難あり」と「東ドイツ軍放出品 レインカモ水筒」これ、確か、20数年前、上野ミリタリー某店(昔のミリタリーショップっていえば、上野某店でした。米軍実物はともかく、ユーローミリタリーは驚くほど安かったのです。確か、数千円で買えたと思います。軍帽、制服(東ドイツ軍制服を改造してwwⅡ風にする人も多かった)などもわりと潤沢に揃っていた記憶があります。使いたいけど、破損するのが嫌で取っておいたもの。捨てるには忍びなく再び納屋へ格納(全然片付かない)昔の衣服類(作業服のPX品(官品の支給数が足りなく買わざる得ない(毎日洗濯してアイロンを掛けます、汚れていると上官の“激烈指導”を頂戴することとなります。)、カビだらけの革ジャン(梅雨時は本当に嫌ですねぇ、革製品のクリーニングってお高いんでしょう?愚生はミンクオイル等で整備しているんんだけどカビ凄いです)、訳の分からないTシャツ(矢場とん?、まどか☆マギカ?)、各種部隊ワッペン、よれよれの階級章、自衛隊生活の“残骸”が蓄積されて異様な匂いを放っており、壮絶な状況となっているわけです(パンドラの箱をあけなければよかった)でもね、〇ルカリとか〇フオクとかで売り出そうって思わないんです。いくら“残骸”といえど愚生の“過ごした記憶、つまりは思い出”なわけです。手放せないですよね。しかたないので、衣類類を洗濯し、やれるだけ“清掃”したつもりです。あと、大量の写真や年賀状、もう亡くなった方もいて捨てれない(そのうち、データ化しようと思っていますが、なかなか手を付けれない)んです。写真データ化の一環としてアーカイブするつもりのものをご紹介したい。はい、「ゴモラでございます2士」であります。「うんこ座り」にタバコ、「昭和自衛隊の典型的隊員」新隊員教育隊(3カ月)中の休憩中の一コマであります。※個人情報保護の観点より名札は秘匿同じく教育隊野外行進、乙武装(66式鉄帽、弾帯1型、64式小銃)であります。襟に徽章がありますから、「一般空曹候補学生」の時でしょう。作業服ズボンを足ゴムで止めるのでそこが痒かった。※個人情報の観点より秘匿区隊対抗の持続走大会、足が速いの遅いのに限らず、“全員走ります”やっぱり、学生時代運動していないと辛いものがあります。自衛隊の体育訓練は服装は、“白”ジャージ上下、防止、ランパン、ランシャツ、靴下、靴(白を基調とする)なので、“汚れやすい”毎日が洗濯祭り(教育隊の洗濯機はフル稼働なので確か故障が多かった)教育隊(新隊員空自3カ月、曹候補士空自4カ月)は、今後の自衛隊生活を左右する“大切な期間”です。自衛隊に長く勤務したい方については、「3曹昇任(非任期制隊員、各階級定年は違いますが、長期間勤務できる)」のため、全力を出し切ってください。体力的に辛いですけど、班員と励まし合いながら是非とも「負けじ魂」で“この苦難の期間”を乗り切ってくださいね。教育隊卒業後の術科学校、部隊は「天国」ですからね。教育隊の後の写真アーカイブも機会あればまたご紹介したいと思います。
2024.05.05
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当該ブログ閲覧者各位、お疲れ様であります。愚生、楽天ブログに間借りして、数十年(在職中北海道は千歳市において2014年12月14日開設)でありますが、ブログ(「ゴモラでございます」)の更新は驚くほど少ないのであります。内容がしょうもなくてつまらないのですが、興味のある方は、リングを下記に張って置きますのでよろしければどうぞご覧になってみてください。 ゴモラでございます本ブログは、本ブログが何らかの緊急事態等(サーバー不具合等に伴うデータ損傷等を想定)に陥った場合(いや、本ブログどころかこのブログもデータ損傷するやん、頭大丈夫か?)の仮ブログ(代替飛行場という表現は、航空法に基づく秘密事項ではありません、緊急時にどこに着陸するか決まっています)として活用するため、楽天様のご配慮により開設されたものです。仮プログとはいえ、逐次記事を掲載し、整備していこうと考えております。さて、愚生は元自衛官であります。定年退官してほぼ二年が経過します。定年退官の日(退官の申告を終え、身分証明書を返納した時、他の元自の方もこの時は言い知れぬ脱力感を感じるそうです)は、終戦時の玉音放送を聞いた軍人さんのような面持ちでした。「本当に脱力」しちゃうんですよ。体に力が入んないっていうか、足元がフワフワしてるんですね。頭の中は真っ白だしね。「これからどうしよう」...っていう気持ち、「茫然自失」っていう四文字熟語ってこういう場合なんだなぁ、なんて思いました退官後、自衛隊援護(自衛隊のハローワーク)に紹介していただいた企業に期間限定社員(正社員ではない)に入れてもらい、一年半月勤務し、依願退職(半年契約更新で切りが良かったものあります)昨年の11月のことです。現在は、地元ハローワークに通い、次の職を探しているところです。昭和の時代に入隊し、平成を経て、令和で退官...三十六年間余を自衛隊で過ごしたことになります。子供の頃から鉄道が好きでしたので「国鉄」に入りたかったのですが、旧国鉄は合理化のため1982年度を最後に新卒採用を中止、選択肢は、地元私鉄の「西鉄」、「福岡市営地下鉄」でしたが、「西鉄」の新卒採用は同時なし、「福岡市営地下鉄」は、一次試験は合格しましたが、二次試験(作文と面接)で不採用。意気消沈のもと、併願して受けていた郵便局(当時は、郵政B、郵政外務といってました)、福岡県庁職員全部不採用...「農協(縁故採用)」という選択肢もありましたが、もう、やる気が失せて実家で過ごそうかなとも思っていた矢先、自衛隊地方連絡部の隊員さんが実家を訪れ、開口一番「あんたは就職試験全部落ちたとやろ?自衛隊に入らんね?」愚生の就職については、ごく一部の身内のみが知ることだったのですが、この隊員さんは、「愚生の就職動向」を全部把握していました。今でしたら「個人情報漏洩」だので問題にもなりかねませんのですが、「自衛隊」の情報収集能力の凄さを実感しました。「自衛隊」は選択肢からは除外していたのです。他のブログにも記しましたが、今でこそ、優秀な方も入隊されるとのことですが、昭和の時代、「自衛隊」といえば、地元の落伍者の集まりでした。大型免許等の資格を餌に釣られて厳しい訓練に耐えかねて逃げるように地元へ戻ってくる方を多々見受けてました。自衛隊に採用が決まったことを学校の進路室(担当教諭に報告の義務があった)に伝えに行ったとき、その担当教諭から「教え子をあんな所には行かせない」云々のことを言われ、書類を置いて無言(言い返せなかった)で進路室を退出した記憶が蘇ります。わが高校卒業(昭和60年)の県立普通科(国立大現役0名の出来のよい学校ではなかった)では自衛隊への入隊は2名陸自の曹候生の方(他の科で面識はなった、もう、同じように退官されているのでしょう)と空自の新隊員の愚生だけでした。愚生は、資格等(今なら言えますが、思ったようには大型免許等資格等は取得できません。様々な制限があり、愚生は官費で取得した資格等は一つもありませんでした)は欲しくなかったけど、「もうどこも行くところがないからお世話になろうか」というのが「入隊動機」です。体力もない、泳げない、根性もない、無いない尽くしで入隊し、三十六年間余なんとか「無事に過ごすことができました」入隊直後から「一刻も早く辞めたい(班長から入隊当初からビンタを食らった、当時では当たり前のことです)」事態に陥りましたが、社会から疎外された(当時はそう思っていました)愚生を拾って頂いた恩を返す...「一宿一飯の恩義を返す」昔の博徒のような...という思いがあり、少しでも自衛隊組織に貢献したいという思いで過ごして参りました。なんか変ですね。この三十六年間余の経験、技能が娑婆=一般社会で通用するかといえば、そうとも言えないのが感想です。またこの件は別の機会に述べていきたいと思います。すみません、自分語りが長い・・・「食べログ」等SNS等でも「自分語り」をされる方が多いそうです。愚生は、「自分語り」自体は嫌いではなく、興味深く拝読してます。さて、本題、愚生は自衛隊時代が懐かしいため、退官後、日本各地の駐屯地等祭り、記念行事を訪れております。記念式典、訓練展示、体験搭乗なども催しがあり、そのこともまた、他の機会に記していきたいと思っています。お題にもありますとおり、各駐屯地や基地、分屯基地、機関等には「厚生センター」なる喫茶店や売店等の施設があります。大抵は、駐屯地(基地、分屯基地及び機関等)業務(機関等であれば課長)隊長の管理下、自衛隊の厚生業務(防衛省共済組合の貯金業務、物資業務等々)などの隊員さんの福利厚生を司っている場所でもあります。BX(PX)売店も最近では、ファミリーマートやディリーヤマザキなどのコンビニエンスストアが業務委託で入店しています。共済組合の保険事務所には厚化粧の水商売風(実際に飲み屋さんを兼業されている方が多かった)な保険の担当の方がおられたり、即売会(今では少なくなりましたが、怪しげな業者さんが怪しげな商品をたたき売りしたりして、愚生たちは冷やかしで楽しんでいたりもしました)ソファが常設されており、日ごろお訓練に疲れた隊員さん達の憩いの場でもあります。先般、某防衛省敷地内(実名は控えさせてください)に食事のため、厚生センターに入った際、愚生が若い頃通っていた喫茶店に「あの頃の雰囲気というかオーラー?」を感じ、引き込まれるように迷わず入店した次第。手書きのイラスト、それも著作権度外視の某ネズミさんといい、「昭和テイスト」が漂ってまいりテンション上がりまくりです。もう、「ホワイトボードに書いた日替わりメニュー」がいかにも「自衛官が好みそうな」ものばかりです。カツカレーの横にハートのような印がありますが、これは某ネズミさんの頭部を模しており、小鉢(大体、揚げ物)が付くようです。店のお姉さん(妙齢の美女、昔は、お姉さん目当てに大勢の男どもが押し寄せたのでしょうね。)に聞くと、以外にも人気メニューは目玉タカナピラフ(サラダ)とのことでした。愚生は、宮崎にシンパシーがあるため、A定食(チキン南蛮、宮崎県には「おぐら」というチキン南蛮の老舗(発祥の地とも)があるのでお越しの際は是非ともご賞味ください)当然、熱々ではありません、完全な作り置き冷え切っています(これはこれで美味しい)。これぞ、「昭和喫茶店の食事」なんですねぇ。サラダの家庭感、付け合わせの漬け物の適当感がよい。ご飯は炊きたてでうまい。まぁ、俗にいう「家庭炊き」で大盛にてです。九州は、当然「白みそお味噌汁」であります。まぁ、九州圏内個人料理店に入るとまず、間違いなく「白」、南関あげ(熊本南関町特産の油揚げ風)があればパーフェクト!(愚生、中部圏部隊勤務が長いため、お昼どきは「赤味噌」を好む。)この「お得感」をそそるショボいサービス内容が「自衛隊喫茶店」ならではで嬉しい。レモンスカッシュ、クリームソーダ、ぜんざいなんかもあります。また、健康志向無視の濃い着色料飲料(インスタ映えはするかも)でとにかく「合成甘味料で極めて甘い」けれど、夏の暑い日などに肉体疲労の隊員さんには「人気」があるんです。壊れて稼働していないスロット機が放置してあるのもたまらん、機種が微妙に古いのが良い(愚生の時代は「音」はカットされていました。)壁に無造作の掛けてある「よく分からない複製画」、「ジャンルばらばらの漫画週刊誌の本棚(漫画がソースとか醤油で汚れている)グラップラー刃牙はなぜにも自衛官に人気があるのか(作者も元自らしいですね)。最近、個人営業されているオシャレ系喫茶店ではなかなか見られない昭和レイアウトが良い!「警務官(自衛隊の司法警察職員(準警察職員)、昔は憲兵(MP)といってました。自衛隊のお巡りさんです。)巡回中」の張り紙が店内に掲示、これは流石に一般社会(普通、警備員巡回中)ではないでしょうね。まぁ、注意喚起で気を引き締めよ(在職中、厚生センターで騒ぎはするものの、悪さをしている隊員さんを見たことがありません)とのことでしょうね。ここでは掲載できない「火災報知器点検票」も自衛隊ならでは。きちんとオーナーが点検している(押印してある)点検票が廊下に設置されています。当直の巡回の時にもチェックが入ります。これまでご紹介したのは、警務官巡回中と火災報知器点検票以外は、昭和の昔では、ごくごく当たり前の喫茶店内の風景です。愚生は、中部圏の部隊で「モーニングメニュー(ゆで卵、小倉トースト、おつまみ豆?などお腹一杯になります)食べるのが好きでした。自衛隊では何時でも「外出(悪さをして「外出止め」にされている隊員もいた)」できるとは限らず、日命に示された特別勤務以外の「純然たる現在員(「残留」(初動で対処する等)を特別勤務としてどうするかは各駐屯地等で違いがあります)」の時、厚生センターにぶらぶら遊びに行ったものです。喫茶店で「日替わりメニュー」を食べ、同期とあそこの飲み屋の女の娘は良い、悪いとか本当に下らないことを喋ったり、駆け足をして、お風呂に入って「隊員クラブ(今は、「花の舞」さんが委託のところが多い、比較的安価(「給料日つけ払いができる」)、女性隊員も多く通い、それ目当てで通うものもいた)」でお酒を飲んだり、規則内(日夕点呼に出るので飲み過ぎないよう、酔ってフラフラになった同期を支えて点呼を受けたのをお覚えています)での楽しみを見出して「外出」するよりも楽しい時間を過ごしたりしました。今思えば、「外出」できない不自由さが逆に懐かしくも感じています。内務班でも家庭用ゲーム機の保有が許されている部隊等も多いようですし、これから入隊される方も「自衛隊」の中で規則を守りつつ、自分なりの「楽しみ」を作りだしてみてください。嫌な事があっても、同期と飲みながら愚痴をいったりするとストレス発散にもなり、明日からの訓練も乗り越えることができますよ。駐屯地等での出来事等で面白い(情報保全上問題があるものは自粛します)ことがあれば、また、記載していきたいと思います。
2024.04.30
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