香港3分クッキング／スープ編

別枠で　簡単な中華の作り方を紹介します。
ただ、日本で普通にスーパーで手に入るものだけで作る中華には
正直限りがあるので　専門店に行って入手しなくちゃいけない物も
出てくるかも。その点は　ご勘弁を。
では　今回の紹介は「魚と豆腐、ジャガイモのスープ」。
材料は以下の通り。（４人分）

１．白身の魚（出来たら1匹まんま／20センチ位の大きさ）
２．木綿豆腐　１丁
３．ジャガイモ　２，３個
４．トマト　２，３個
５．モヤシ　片手に山盛りくらい
６．生姜　少々

まず　ジャガイモは皮をむき　４つ位に切り分けます。
出来たら面取りした方が煮崩れしにくいので　
ちょっと面倒だけどやったほうがベター。
１０分ほど水に漬けておいて　その後水切りします。
トマトはヘタをとって　皮は（日本のトマトの場合）そのままで
やはり４つに切り分けます。
木綿豆腐は　切らずに手で５～６個にちぎっておきます。
モヤシは　目の部分が無いほうが美味しいけど
（香港には茎だけのモヤシが売ってる）日本じゃ見かけないから
普通に軽く洗って　ザルに水切りしておきます。
生姜はたくさん要りません。これは　生臭さを抑える役目だけの物だから
薄切り３，４枚で十分。

魚ははらわたを取り除き　軽く水気をふき取ります。
それを　網焼きで焦げ目が付くまで強火で焼きます。
（中まで焼けてないほうがよいので　わざと強火で表面だけを焼く）
魚を焼くのは　香ばしさを引き出すためと　生臭さがスープに
移らないようにする為。
焼いた魚は　そのままでもいいのだけど　ガーゼの袋のようなものに
入れてからなべに入れた方が　あとで骨などの処理が簡単。

全ての材料を深いなべに入れて　水を１～１．２リットル加え
最初は強火で　煮立ってきたらアクを掬い取ってから
ふたをして（少しだけ開けておく）　中弱火で煮込みます。
１時間以上は煮た方が　味が出て美味しい。
これも圧力鍋だと時間の節約になるから　それを利用してもいいかも。
最後に塩を好みに加えて　味を整えたら出来上がり。

魚とジャガイモと豆腐が入っているから　薄い乳白色になるけど
その中にトマトの赤オレンジが見えて　見た目もきれい。
トマトの酸味が少しきいてて　私の好きなスープのひとつです。
これは　本当は「冬」のスープなの。
夏場には　体の「熱気」を取り除くスープとかちゃんとあって
医食同源が普段の生活に何気なくちゃんと取り込まれている。
（それは　次回紹介）

中華って奥が深いよね～～

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