ほぬと愉快な家族達

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交通事故パート3



夕方6時過ぎ、ダンナから迎えに来てメールがあって出かけようとしたのだ。
なんでかこういうときに限ってメールがやたら来てる。
駐車場で「緑区の酔っ払い」さんからメールがあったんだが、面倒だったので後でメールの返事をすることにしたのだ。
…今思えばそれが敗因だったのかもしれない。

いつもの細い住宅街をゆっくりとしたスピードで進んでいったのだ。
コッチは直進一時停止ナシ、左右は一時停止の交差点で
「今夏休みで子供が飛び出してくるかもな~」ということでゆっくり徐行で交差点に入ろうとしたのだ。
右から白のワンボックスの軽自動車が来てたので「あ、一時停止だから停まるよな」と思ったのだ。
しかしヤツはスルスルっとこっちに向かってき始めたのだ。
「あ、アレ?なんかヤバイぞ。」
とクラクションを鳴らした時にはすでに交差点の真ん中あたり。
「あ~、あたるぞ~」
グシャ!
…車検上がったばっかりなんですけど…

出てみれば相手は59歳のオバサン。すぐに警察に電話して、保険屋に電話したのだ。
電話してるときに警ら中のようなシルバーのオヤジたちが来て、アタシに向かってこう言い放ったのだ。
「今の若い子は携帯で電話しながら運転するからこんな事故おこすんだ」
アタシはキレた。
「違いますっ!アタシはかけながら運転してませんっ!!!」
久しぶりにジジイに向かってキレたね。

警察が来て軽~い事情聴取。
アタシ「一時停止ほんとうにしたんですかっ?」
アッチ「したわよっ!ちゃんと!アナタがまだ遠くにいたから出たんでしょっ!」
…こんのクソババア…
事故がどのようにどんな風にあったかだけを確認して警察は去っていったのだ。本当にそれだけでいいのかっ??

お互い連絡先を教えあって、別れることになったのだ。
そーいやあのババア警察が
「車動きますか?」
ってアタシに聞いてきたときに
「さっき移動したから平気でしょっ!!」
ってすごい形相で言いやがった。あ…思い出したらムカツク。
実際車の右前輪の上(とゆーよりタイヤ直撃)を思いっきりぶつけてくれたんで、タイヤカバーみたいのが下に下がってたのよ。
ま、とりあえず誰もいなくなったんで、動いてみたらヘンな音がしてくる~。
怖くなって保険屋に電話するんだが、出ない…でない…コッチも携帯の充電がヤバイからとりあえずトヨタに電話。
トヨタから連絡してもらうことにして、アタシは安全なとこまで動かすことにしたのだ。
そのとき事故で野次馬で来てたオヤジさんが、ススっとやってきた。
「あ~、これじゃぁ大きな音がでるねぇ~。」
「そーなんですよ~。」
「なんか大変だったねぇ~。」
その言葉を合図にアタシは溜まってた不満をオヤジにぶつけてみた。
「それはやっぱりアッチが悪いよ~。」
ありがとう。オヤジさん。アナタの存在がその後のアタシの精神安定剤になったのよ。

ハザードをたきながら、ゆっくりゆっくりとりあえずマンションの駐車場まで運転したのだ。
心配したダンナも駆けつけてくれて、二人でレッカーを待ったのだ。
レッカーが来てトラックに積まれて走り去るスパシオ。
あんたこれ4回目の事故なのよ~。厄払い今度行こうね~(ToT)!

すべてが終わってもう一度事故現場に戻って確認したら、あのババア側からアタシのほうを確認するミラーが無い。思わずガッツポーズをしてしまったアタシ。見てろよババアと怒りで体が震えたことを追記しておこう。

ウチの保険屋には26日連絡が取れた。ミラーのこととかを話させてもらったさ。
「じゃあユリリンさんは9対1をご希望ですね?」
「そーですねっ!」
それからしばらく電話がなかった。
また不便なことに、保険会社は9:00~17:00で平日しかやってない。
たまたま月曜日有休で休みだから電話してみた。
「はい~、相手方の保険屋さんもミラーの件はワタシより先に行って確認してたそうです~。」
すげーな、農○。
「こちらからは9:1で提示しておきましたので~。」
ありがとよ~、ねーちゃんっ!!

結局、相手の修理代は払わなくていいことになったので、8:2にしてくれと言われた。
まぁしゃ~ないのかな。これで決まりでおます~。


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