クロちゃんの話【動物虐待】
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日記に書いたクロちゃんは、実は妻の実家にいるダイゴロウの父親なのです。
ダイゴロウが１４年生きてますから、それ以上の年齢ということになります。
それで日記に書いた内容はちょうど一年前（2001年）のＧＷでの出来事です。
その家は妻の実家は道路を挟んで真向かいにありました。
妻の実家に帰省していたときに、あった事です。
その人達は、これまでもその場にいない人の悪口・陰口を言ったりする
方達で、ご近所の方からもあまり良く思われていなかったようです。
クロちゃんは老齢で目も耳も不自由な状態でした。
クロの左後ろ足は数年前に怪我をして骨が見えています。怪我した時も病院に連れていっていないようだと義母から聞きました。
ひとり残されたクロちゃんは帰ってこない家族（疎ましく思われていたとしても）
を探す為、自ら鎖に繋がれた首輪を外し、家の周りをつたない足取りで
探していました。10年以上も一緒に暮らした家族を探しているのです。
そこの主人の方が、車で（多分残っていた荷物を運び出しに戻ってきたのでしょう）来た時に、尻尾を振って待ち受けるのです。でもクロちゃんを首輪につなぎ直し、（車にダンボールを乗せ）一匹残して走り去っていきました。
それを見て涙が止まりませんでした。そして、その家族にマジで怒りを覚えました。何故そんなことが出来るんでしょうか。
日記にも書きましたがクロちゃんはそこの次女の方が嫁ぐまで可愛がっていた
らしいので、他の家族は世話をしていなかったのかもしれません。
でも１０年以上も一緒に暮らしたのなら普通家族愛というものが沸くのでは
ないでしょうか。（普通でないからこんな状態を引き起こしていたのでしょうが）
ブラッシングもされていない、食事もただドッグフードを山盛りに器に入れてるだけ、いつ果てるかも知れない状態で孤独にしているのです。
（もちろん散歩に連れて歩いている姿はここ数年見られなかったと聞いています）
真新しい家にクロちゃんは似合わないからなのか？憎んでいるのか？それは彼等しかわかりません。
結局ＧＷ中にクロは連れて行くことはありませんでした。
その後、電話でクロを連れて行ったと聞きましたが、果たして新しい家に連れて行って貰えたかどうかは不明です。
考えたくありませんがもしかしたら・・・・と思えてしまいます。
クロちゃんは元気なのかなぁ。
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