♪こやじさんたら お手紙食べた

♪こやじさんたら お手紙食べた

イクジニッキ2004 その4

イクジニッキ2004 その4

その育児にかかわる部分をだいじぇすとで


【なんぱ】
2004年8月18日
*
市の遊び場へ出かける。
そこは、こやじさんのパラダイス。

よそのママが、いっぱいいる。

ぉじょうさん

おもちゃを、よそのママに貢ぎにいく、こやじ。

ぉじょうさん

よそのママにボールをぶつけといて気を引く、こやじ。

将来、こやじさんの結婚式があったとする。

2人のなれそめなんぞを聞かれたときに、
「え~、彼(こやじ)の~、ボールがぶつかっちゃって」
とか、嫁さんが言ってそうだ…。
*
【なさけない話】
2004年8月19日
*
こやじはうちに海苔がないという。
ほんとの海苔がみたいという。
ぽちは驚いて海苔をみる。
たしかに今日の海苔は、
おかず海苔じゃない、しけってもいた。

とどめは夜、寝る前に、
こやじは絵本を出してきて、
おにぎりの写真が載ったぺぇじを、
「そら、これがほんとの海苔だ」という。
なさけない海苔の話である。
*
【CMおたく】
2004年8月26日
*
こやじさんのハートをつかんだCM。
またもシャンプーのCM。

女の人の髪が、見事にふぁさーとゆれるシーン。
こやじ、うっとり。

さかんに自分の頭に手をやり、ふぁさーの真似。

あれれ…

こやじ、悩んでいる。

かみ(髪)がなびかないでちゅ!

ないっつーの、髪。
*
【トイレトレ~】
2004年8月30日
*
こやじさんが浴そうのフチをつかんで、
背泳のスタートみたいな格好をしていた。

すっぽんぽんで水遊びをしているのだ。
う××の格好みたい。

ちょっと目をはなして戻ってみると。
そこにいたのは。

茶色いりっぱなしっぽ を生やした、こやじ…!

あわわわ。
あわてて、しっぽを洗面器でうけようとする、ぽち。

あわわ。
別に床に落ちてもいいじゃん。風呂場だし。

ト、トイレに連れて行ったら、ト、トイレトレーニングになるかな?
動揺しながら考える。母である。

しっぽがころんと風呂場の床に落ちたところで、
こやじさんを抱えてトイレへ急行。

ベビー便座へ、こやじさんをスタンバイ。

「こやじさん、うーん、うーん」

おしりについていた残りが、コロンと落ちた。

トイレトレ第1歩?
*
【80年代~♪】
2004年9月1日
*
TVから流れる『Romanticが止まらない』。

なぜ、こやじが カラダでリズムをとっている のだ?

次の『セクシャルヴァイオレットNO.1』では手拍子をはじめる、こやじ。



は、はちじゅうねんだいのヒトの生まれ変わり?
*

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【台風】
2004年9月7日
*
午前8時の時点では、細い雨が降っている程度だった。

午前10時。やはり台風の雨風だなぁと、まだのんびり。

青ざめたのは、昼をまわってからだった。
雨風が強くなっていく。

マンションの中層階から見える空。
ダンボール箱のようなものが飛んで行った。
ベランダに置いてあるゴミ箱(無印)が、風で動いた。

倒れそうなものは、倒れる前に倒しておこう。

ベランダに出ようとする。
が、まともに風を食らった掃き出し窓は、開かない!

どうにかベランダに出て、ちょこまか作業。
全身ずぶぬれ。

しかし、雨風はさらにひどく。
ついに、ベランダに置いてあるものを、すべて部屋の中へ入れることに。

ゴミ箱(無印)4つ。
BSアンテナ!(このマンションに引っ越して、いらなくなった)
風にあおられそうなもの。

とにかく心配でしょうがないので、物干し竿も下へおろした。
物干しのシステムも低い位置に落とした。

また、全身ずぶぬれ。

部屋に入り掃き出し窓を閉めようとする。
と、最後ちょっとのところで完全に閉まらない!
ぐぐぐ。

それから、なぜか聞こえてくる水音。
掃き出し窓の下のさん。
そこから、ごぼごぼ水が入ってきているではないか!

タオルを詰めとく。

午後3時過ぎた時点では、空は少し明るくなってきたけど…。

オットは会社から帰ってこれるのかなぁ。
信号機、壊れているってニュースで言っていた。

こういうとき、
「大丈夫?」
なーんて、電話してくる男は甘いのかしら。

こやじさんが、いつもと変わらず昼寝していてくれるのが、救い。

で、夕方5時前にオットから電話が。

「悲しいお知らせがあります」

↑オットの口癖。
なので軽い気持ちで聞く。

「なーに?」

「車がこわれた」

…会社の駐車場で 何かの直撃を食らった オットの車。

リアウインドゥがこっぱみじんになっていたそうだ。

あの、 ひろーい 駐車場、 いっぱーい 、車のある中で。

オットの車だけが。

(あと1台、ちょっとへこんでいるのがあったとか)

歌うしかない。



♪この ひろ~い のはらいっぱい
*
【チャイルドシートを干す】
2004年9月8日
*
台風でリアウィンドウこっぱみじんになった、オットの車。

車の中にあって、ぐちょぬれになったチャイルドシートを干すことにした。

水切れが良い素材で作ってあるのだろう。
水、ぽたぽたということはない。

だが、別のことでびっくり。

シートをめくったら、つぶれた菓子がはさまっている!
たぶん、たまごぼーろ!
うぎ~、いっぱい。

ふいて、洗って、どうにか、ほっ。

車のリアウィンドウがわれなくても、
定期的なチャイルドシートのお掃除するアルね。
*
【木曜日のココロ】
2004年9月16日
*
玄関のたたきをはいた。
フローリングえをふいた。
カーテンを1部洗い。
台所の吊り下げ棚を整理。

仕事の請求書をポストに落とす。

洗濯物をたたむ、たたむ。

1日、何もしないでいるわけじゃない。
なのに、達成感はあまりない。
毎日の家事は、波打ち際の砂の山?
作るはしから、くずれていくから?

昨日なら子供の遊び場で遊んでいる時間、
こやじさんは昼寝に費やした。
夕方、長めの散歩と考えていたら雨となり散歩中断。
エネルギー消費のため、部屋で、こやじさんはまわる、まわる。
見ていたママは、胸の赤ランプが点滅するのだが、パパは宴会。
帰りは遅いぞ。

週末まで、あと1日。

今週しようと思って、できていないことたちが、
「どうなるの?」って心配してる。

1つずつ。1つずつね。
1日に自分の思うことが、ひとつできれば、今はいいんだ。
*
【こやじがえをかく~♪(へいへいほ~)】
2004年9月17日
*
よいこのプリント というお絵かき帳。

こやじ、ワックスクレヨンでなぐりがき。

ぐるぐるかきましょう。
てんをかきましょう。
たてせんをかきましょう。
やじるしのほうこうへまるをかきましょう。

すべて無視。

教えてみようかな。
手をのばす。
こやじ拒否。

こやじさんは、自分のしたいようにしたいのだ。

少し大きくなっても、親のおせっかいを拒絶できる息子であってくれ。

ぽちが小学生のとき。
『歯みがき週間』のポスターを描いていた。
そばで見ていた、ぽち母とぽち姉が、口と手を出してきた。
ぽちの絵のレベルは、そこそこだったはず。
(全学年通して5段階評価の5)
しかし、母と姉にとっては下手くそで、まだろっこしく思えたのだ。

すごく、よけいなお世話。
でも、ぽちは拒否できなかった。

そうして、できあがったポスターは、うまい。
けど、ぽちの絵ではなかった。

そういうことが、子供時代、何度かあった。

そして、それからずっと、ぽちはぽち自身の絵をさがして、
今にいたるような気がする。

良かったんだか、悪かったんだか。

とりあえず、子供の絵には手を出さないってことで。
*
【ちっちゃいものクラブに対抗】
2004年9月18日
*
寝室に、エアコンの除湿タイマーをかけて眠っている。

暑い。
むおっとする。

こやじさんは湯気をたてているのか、汗でぐっしょりだし。
時々、アルコールが入ったオットは、変な汗をかくし。

むさくるしい~。

むっさいものクラブ と命名。
*

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【こやじ語】
2004年9月21日
*
こやじさんがしゃべっている。

「ちょこちょこじー、ちょこちょこじー」
意味不明。

「ぴ~よこちゃんが、ぴ~よこちゃんが」
『にほんごであそぼ!』のエンディングで流れる、『ぴっとんへべへべ』の歌詞、
「ぴ~よらんたん ぴ~よらんたん」らしい。

今日あたり、こやじさんはごきげん。
なぜならば、ぽちの携帯電話を新規契約したために、
古い携帯電話がもらえたから。

「もにょもにょー、もにょもにょー」
おまえんとこのひるごはんなんだったのー
えーいいなー
うちってれぱーとりーすくなくない?


どこかの赤子と情報交換している模様。
*
【だまされまちた】
2004年9月22日
*
ベビーシッター1・2・3で眠ってしまった、こやじさん。
オットが寝室へ運ぶ。

「う、うぎ」

動かされたこやじさんは、軽く覚醒する。
急いで添い寝に行って、なだめる。

こやじさん、また、とろとろしはじめる。

そこで、そろ~と、ぽちはこやじさんに腕枕していた右腕を抜く。
と、同時に。
オットが自分の左腕を、こやじさんの頭の下へ差し入れる。

「…」

こやじさんは目覚めない。
やったー。

これで、 自分時間 をいただける。

まぁ、たいてい、2、3時間後に、こやじさんは、
だまされまちた~
と、起きるのだが。
*
【いつもよりまわっております~~】
2004年9月25日
*
久しぶりに街に出てみた。
目的は、ボーネルンド。
シグのミニカーを1台買った。

それより、こやじさん。
おとなしくしていられない。

最初は、まわりを偵察。
だいたいを把握。
すると、店内をぐるぐるまわりだす!

こやじさんは他のお客さんの間を、するりと走り抜ける。
追いかけず陳列台の向こうへ先回りしたつもりでいたら、
そこに、こやじの姿なし。

オットが店の奥の方を見ている。

「そっちにこやじさんいる?」
「ううん」
「店内さがして」

ぽちは店の外へ。
こやじさんを見失ったとき、親子連れが店の外へ出た。
それについていったとも考えた。
結局。
こやじさんは、ぽちが見落とした場所にいて、オットにつかまえられた。

ほんとに数秒たりとも、目も手もはなせない。

その後の電気店でも、ぽちがつなごうとする手をふりはらう、こやじさん。
えり首つかむと、床に突っ伏す。
放っておいたら、駆け出すし。
陳列台のまわりを、ぐるぐるまわる。

頭痛い。
*
【おれんじじゅ~すをくだちゃ~い】
2004年9月29日

↑みずわりをくださ~~い
朝いちばんに小児科へ。
こやじ、ぽち共々レインコートを着込み、雨がふったらの体制。

雨がふっていたら。熱があったら。
タクシーで行った。

…ケチりまちた。

ペーパードライバーぽち。
こんなとき不便だね。わかってて選んだ道。
平常心でも運転に自信がないのだ。
子供が具合が悪くって泡食って運転なんてコワいこと。
しないほうが、世のため、人のため、自分のため。

小児科へ着くと、こやじさんが今日いちばんの患者だった。

こやじさんの様子は鼻水とせき。熱なし。
ただ、以前風邪をこじらせてしまったことがあり。
せきがひどくならないうちに治したい。

困ったことに、
手持ちの薬や市販の風邪シロップを飲んでくれなくなった。

日曜日、かなり強引に飲ませようとしたせいかなぁ。

「ゃ~~~」
と、大泣きされた。

市販のこどもかぜパップ(胸またはのどに貼るかぜ薬)を貼るしかできなかった。

ぜひ、そのような貼り薬を処方してほしいところ。

「薬、シロップをいやがって飲んでくれないんです」
せいいっぱい主張して、ホクナリンテープ
(気管支喘息、慢性気管支炎などの肺や気管支の症状を改善する)げっと。
薬はいちご味からオレンジ味へ。

どうだろう。

今朝もオレンジジュースを飲ませようとしたがだめだったばかり。
ぽちがすすめるものは、みな薬だと疑っている。

うちに帰って、さりげなく、こやじさんにオレンジジュースを差し出す。
こやじさん、くいっといった!

今朝のことは忘れてしまったらしい。

同じコップに、もらってきたばかりのかぜシロップを1回分入れる。
飲んだ!

最後にオレンジジュースを、また。
こやじ、くい、くい。

もっと~。
と、泣かれてしまった。

どっちにしても泣くのだなー。
【風邪薬を飲んでくれない】
2004年9月30日
*
知り合いママさんによると、 アイス+薬+ココア で飲んでくれた、という。

うちは、前回の風邪のとき、 アイス+薬 を見やぶられちゃってねー。

ダメもとで試すことに。
だけど、ココアがなかった。
それで、きな粉。

こやじさんは恐る恐る、一口。
うれしそうな顔じゃない。
でも、また口を開けた!
気に入った?

そして。
1回分の薬入りアイス、完食!

これでようやく一安心。
*

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【バースディケーキ】
2004年10月9日
*
もうすぐ、こやじさんの2歳の誕生日。
今日は、ぽち実家で,早めの誕生日のお祝い。

バースディケーキにともされたろうそく2本。
「ふう~、ふう~、ね」
と言うと、
こやじさんは口をつぼんでみせる。
ろうそくは、ぽちが吹き消す。

「あ、あ」
こやじさんは煙の行方を追っていた。
去年もそうだった。

こやじさんにもケーキをあげろと、ぽち母があまり言うので、
ちょっぴりあげることにする。

まず、飾りのいちご。
たべてまちゅ。

ケーキのスポンジのところ。
…もどってきまちた。
*
【はじめてのたくじしょ】
2004年10月16日
*
午前中、こやじさんを託児所に預けてみた。

はじめての託児。
無料解放日に遊びに行っているところ。

靴をぬいだこやじさんは、さぁっと託児所内へ1人で入っていった。
オットとぽちが、あとからついてこないのを
何も不思議と思っていないようだ。
もう車のおもちゃで遊んでいる。
先生の手を、そろ~っとにぎろうとしているしなぁ。

「大丈夫なようだね~」
予想していたとはいえ。これほどまでとは。

そうして家に帰って、オットとぽちはリビングのそうじをした。
こやじさんがいると、大がかりなそうじはやりづらいから。
あ~、すっきりした。

昼過ぎ、またオットと2人で、こやじさんを迎えに行く。

「こんにちはー」
託児所内の引き戸を開けると、遊んでいるこやじさんが見えた。
おお、眠ったりはしなかったのだね。
みみっちいが、託児所では託児代分、思い切り遊んで、
昼寝は家に帰ってからにしてほしいの~。

こちらに気がついたこやじさんが、するんと遊びの輪からぬけてきた。
引き戸をくぐって、オットとぽちの側へ来て、
後ろの引き戸を自ら閉めた!

では、かえりまちゅよ~

はは~。帰らせていただきまする。
*
【ママのエネルギーボールしぼむ】
2004年10月20日
*
さすがに2日も、風雨で家の中にこもっていると、
PM4時で、ママのエネルギーは切れた。

そして、やる、やると思っていたことだが。
こやじさん、アンパンマンのふりかけ入れ
(首を引っこ抜いて、ふりかけをかける仕組み)
の、アンパンマンの首だけでなく、中のふりかけ入れのふたまで引っこ抜き、
ふりかけ、フローリングの四方八方散乱。

「あ~~~」
叫びはすれど怒りではない。(もう、そういう時期は過ぎた)

ただ、こういうことがあると、どっと疲れる…。

それでも、どうにか過ごせるのは、赤子が少しの成長でも見せてくれるから。

ローテーブルに皿を置いたままにしていると、
台所までさげてくるようになった。

トイレに座って、はじめて、ちーちーした。

さてさて、明日は。
晴れるのだろ~ね。
*
【こやじ、がんばる】
2004年10月22日
*
「お薬飲むと風邪が治るんだよ」

今日は、パンの中身のホイップクリームに薬を混ぜてみた。
こやじさんは口に入れたが、かたまりのまま吐き出した。
思いあまって。
こやじさんをベビーシッター1・2・3に寝かせ、
オットにこやじさんの手を押さえてもらい、
薬をそのまま口に入れてみたりした。

もちろん、こやじさんはいやがった。
必死で立ちあがり、粉薬だらけになった口で泣いた。
しかし、泣きながらも口についた薬をなめた。

あ、にがくないでちゅ

子供用の薬が苦くないのは、わかってくれたようだ。

それからは、薬だと言うと口を「あーん」とあけてくれるようになった。
いやなんだ。口に入れたあと泣く。
だけど、がんばっている。

子供とはこういう生き物なのか。
『ママとパパが望むから』って、がんばるんだ…。
自分の子供時代を思い出して、ちょっとセツなくなった。
*

【朝のお茶】
2004年11月2日
*
朝のお茶時間。
それが、こやじさんにばれた。

てーぶるのうえになにかあるでちゅね。
ままだけおいしいものをたべているでちゅね


オットのいすに、こやじさんは、はいあがる。
そして、そこに座るものに、すべての権利があるかのように、
せんべい(今日のおやつ)の袋をひきよせて、1枚。

むしゃむしゃむしゃ

もう1枚。

悪癖は、すぐ赤子に伝染する。
*

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