もともとLPでは3枚組みとしてリリースされた。(CDでは、2枚)ワルツ、ゴスペル、ディスコ、ファンク、それからダブ(当時はレゲエの世界でしか用いられてなかったような気が)に挑戦して、ものの見事に彼らのモノにし、前作の重圧を見事に吹き飛ばしている。"Junco Partner"、"Ivan meets GI Joe"、"Something About England"がお勧め。"Career Opportunity"のリメークもNHKの"みんなの歌"風でお茶目。また、"The Call Up"は彼らの隠れ名作。
Combat Rock ========================================
The Clash
ジョー・ストラマーとミック・ジョーンズが同時にザ・クラッシュ在籍した最後のアルバム。これを最後にミック・ジョーンズはザ・クラッシュを脱退(ストラマーに首?)。ファンクの要素を取り入れたが、メッセージ性は健在。"Know Your Rights","Should I Stay, or Shoud I Go?","Rock the Casbah"は痛快な名曲。
Super Black Market Clash
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なぜかキュアーのファンタジー3部作とよばれているシングル"Let’s Go to Bed"、"The Walk"、"Lovecat"を収録したコンピレーション・アルバム。ある意味、キュアーがポップに回帰したきっかけの作品と昔は思ったが......
Top ========================================
The Cure
かれこれ10年以上前に、吉祥寺で"イン・オランジュ"というキュアーの映画(一時期、はやったフィルム・コンサート風)に行ったときに、オープニング・ナンバーだったのが、このアルバムのM1でもある"Shake Dog Shake"でした。このほかにも、 "Give Me It"、"Piggy in the Mirror"、"The Catapillar"、"Bananafishbones"など収録。ちなみにこの時の観客は私を含めて3人だけでした(苦笑)
Head on the Door ========================================
The Cure
前作のポップ感を継承しつつも、新たな路線を予感させた。東洋的な雰囲気を醸し出した"Kyoto Song"やヒット・シングル"In between day"や"Close to Me"など収録。
Standing on the Beach
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The Cure
The Cureの初期~中期のベスト盤。初期のThe Cureのカオスに触れるには最適。アナログ、CD、MTで収録曲が違うので、アメリカに行ったとき、MTを買いました。(向こうではまだまだTapeが健在だった)MTでは、B-sideでシングルのB面集の曲を収録しています。
Kiss Me, Kiss Me, Kiss Me
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The Cure
ハードエッジあり、ホーンあり、ファンクあり、とバラエティーに富んだ内容(二枚組)だが、"Why Can’t I be You?"に代表されるような、決して"君"にはなれない"僕"というロバ・スミ節は健在。"Why~"、"Just Like Heaven"、"How Beautiful You Are"がお気に入り。