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英国ポップの王道を時代に流されず独走しているXTC。もともとPUNK/NEW WAVEの流れから出てきたバンドで、楽曲重視の職人気質の姿勢から"裏Beatles"という異名をとりましたが、今や独自のPOP WORLDを確立しています。古巣のVirginと訣別し独立レーベルで金も無く頑張っているので、是非CDを買ってやって下さい。
TITLE
ARTISTS
COMMENTS
Drums and Wires
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XTC
キーボードが抜けて、ギター中心のサウンドに。しかも、多様なギター・ワークに脱帽。元ボーイの布袋氏が影響を受けたというのも頷ける。本作と"Black Sea"はSteve Lillywhiteがプロデュース。"Helicopter","Ten Feet Tall","Road Girdle the Globe","Outside World","Complicated Game"などがお気に入り。
Black Sea
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XTC
XTCのアルバムの中でも、アグレシッブなビートが特徴的なぶりぶりロック・アルバム。ドラム音がしっかりロックしてます。"Respectable Street"~"Generals and Majors"~"Living Through Another Cuba"の繋ぎは圧巻。
English Settlement
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XTC
豊富&多彩なポップス・センスとアレンジの完成度も高さで英国ポップの最高峰に達したともいうべきアルバム。(私がそう呼んでいるだけか?)タイトル通り、英国の世相を素材にした曲が多い。"Senses Working Overtime","Jason and Argonauts","No thugs in Our House""All of a Sudden"などがお気に入り。
Bees Wax
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XTC
1977~82に発表されたシングルのB面曲集。"Punch and Judy"なんてコミカルな曲だけど、ソリッドな感じが格好いい!
Big Express
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XTC
ハードな路線に回帰したと思われたが、金属的・無機質的なサウンドが特徴。まぁ、ちょっとアレンジが過剰気味な感も。"This World Over","Reign of Blows"などを収録。
Skylarking
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XTC
プロデューサーであるトッド・ラングレーとの衝突で有名なXTCの問題作。楽曲自体は素晴らしい曲が多く、曲の配列も朝から夜へ一日の時間の流れになっています。(但し、"Dear Gods"を収録した米国盤は別) ジェームス・ジョイスの『ユリシーズ』のXTC版といったところか。
Oranges and Lemons
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XTC
前作の発表時の"Dear Gods"のヒットも追い風になり、米国でもようやくブレークした作品。(といっても、彼らのスケールでのブレークですけどね)このころから、日本のFM曲でも、やっと彼らを取り上げることが増えてきました。
Nonsuch
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XTC
長年在籍したVIRGINでの最後のアルバムとなった本作。アメリカン・ロック風の"The Peter Punpkin"、ビーチ・サウンド風の"Disappointed"収録。いわゆる売れ線のアレンジに依存しない作りが極地に達したか。"Rook","Wrapped In Grey","The Ugly Underneath","Books Are Burning"など地味ながら秀作揃いです。
Upsy Daisy Assortment
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XTC
アメリカで企画されたベスト盤。アメリカへ出張した際に購入しました。二週間ほど日本語が話せない環境で毎晩仕事しながら聴いた思い出のCDです。2ndから"Non Such"までの代表曲から構成されており、ちょっとを味わってみたい時にいいでしょう!
Fossil Fuel (Singles 1977-1992)
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XTC
タイトルの通り、’77から’92にかけてリリースされたシングル曲のベスト盤です。XTC初心者はこちらから入るのがいいかもしれません。また、そうでない方もドライブの際に車に積んでおきたいCDの一つです。"Dear Gods"もきちんと収録されています。
Apple Venus Vol.1
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XTC
長年在籍したヴァージンを離れて、自ら設立したレーベルからの初作品で(なんと7年ぶり!)。オーケストラやストリングの多用といった特徴はあるものの、変な気負いもなくかなり地味なアルバムに仕上がってます。"I'd like that"と"Your Dictionary"が一番のお気に入りです。特に"Your Dictionary"の歌詞なんかアンディらしくて、つい微笑んでしまいました。
Home Spun
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XTC
『Apple Venus Volume 1』のホーム・デモ盤。ホーム・デモにもかかわらず完成度が高いのは、スタジオ代の節約という切実な必要性からだったんですね。ちなみに、アンディ(あるいはコリン)自身によって各曲の詳細な解説がなされていること、なんと『AVV1』で評判の悪かった邦盤での歌詞対訳を全面的に改訂した(もちろん邦盤のみ)という点もコダワリを感じます。
WASP STAR - Apple Venus Vol.2
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XTC
Vol.1で長年のブランクの懸念を見事に払拭してくれたXTCのインディーズ・レーベルからの2作目。当初は"Black Sea"あたりの"のりのりギター・サウンド中心"のアルバムになるということでしたが、意外と地味な感じに仕上がっています。M10~12の"You And The Clouds Will Still Be Beautiful"/"Church Of Women"/"The Wheel And The Maypole"の繋がりは圧巻されました!
Home Grown
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XTC
AVV1に引続きAVV2-WASP STARでも柳の下の2匹目のドジョウを狙ったデモ盤です。もちろんこういった商売が成り立つのは、もともとの楽曲が良質だからであり、ホームスパンほどセールスは芳しくなかったようだが、"The Wheel And The Maypole"が実は2つの曲をつなげたものであることが分かり、WASP STARの解説盤として十分に楽しめます。
Coat Of Many Cupboards
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XTC
ホームデモ&アウトテイク盤。4枚ボックス60曲。UK盤だと62曲入っていますが、当時(2002年4月)にAmazon.co.jpで当たった5,000円ギフト券を持っていたことと、Amazon.co.ukではGBP35.99(@186で約6,700円+送料)と若干割高だったことで、Amazon.co.jpでUS盤(ただし本体にはHolland製作と貼られていた)を購入しました。ちなみに、HMVではEU盤のみでした。 内容はというと、既発のバージョンなどと重複するものが目立ちましたが、"Mayor Of Simpleton"は世にリリースされたのと全く雰囲気が違いますので、これが目玉かも。



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