Drums and Wires ====================
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XTC
キーボードが抜けて、ギター中心のサウンドに。しかも、多様なギター・ワークに脱帽。元ボーイの布袋氏が影響を受けたというのも頷ける。本作と"Black Sea"はSteve Lillywhiteがプロデュース。"Helicopter","Ten Feet Tall","Road Girdle the Globe","Outside World","Complicated Game"などがお気に入り。
Black Sea ========================================
XTC
XTCのアルバムの中でも、アグレシッブなビートが特徴的なぶりぶりロック・アルバム。ドラム音がしっかりロックしてます。"Respectable Street"~"Generals and Majors"~"Living Through Another Cuba"の繋ぎは圧巻。
English Settlement ========================================
XTC
豊富&多彩なポップス・センスとアレンジの完成度も高さで英国ポップの最高峰に達したともいうべきアルバム。(私がそう呼んでいるだけか?)タイトル通り、英国の世相を素材にした曲が多い。"Senses Working Overtime","Jason and Argonauts","No thugs in Our House""All of a Sudden"などがお気に入り。
長年在籍したVIRGINでの最後のアルバムとなった本作。アメリカン・ロック風の"The Peter Punpkin"、ビーチ・サウンド風の"Disappointed"収録。いわゆる売れ線のアレンジに依存しない作りが極地に達したか。"Rook","Wrapped In Grey","The Ugly Underneath","Books Are Burning"など地味ながら秀作揃いです。
Apple Venus Vol.1 ========================================
XTC
長年在籍したヴァージンを離れて、自ら設立したレーベルからの初作品で(なんと7年ぶり!)。オーケストラやストリングの多用といった特徴はあるものの、変な気負いもなくかなり地味なアルバムに仕上がってます。"I'd like that"と"Your Dictionary"が一番のお気に入りです。特に"Your Dictionary"の歌詞なんかアンディらしくて、つい微笑んでしまいました。
Home Spun ========================================
WASP STAR - Apple Venus Vol.2 ========================================
XTC
Vol.1で長年のブランクの懸念を見事に払拭してくれたXTCのインディーズ・レーベルからの2作目。当初は"Black Sea"あたりの"のりのりギター・サウンド中心"のアルバムになるということでしたが、意外と地味な感じに仕上がっています。M10~12の"You And The Clouds Will Still Be Beautiful"/"Church Of Women"/"The Wheel And The Maypole"の繋がりは圧巻されました!
Home Grown ========================================
XTC
AVV1に引続きAVV2-WASP STARでも柳の下の2匹目のドジョウを狙ったデモ盤です。もちろんこういった商売が成り立つのは、もともとの楽曲が良質だからであり、ホームスパンほどセールスは芳しくなかったようだが、"The Wheel And The Maypole"が実は2つの曲をつなげたものであることが分かり、WASP STARの解説盤として十分に楽しめます。
Coat Of Many Cupboards ==================== ====================
XTC
ホームデモ&アウトテイク盤。4枚ボックス60曲。UK盤だと62曲入っていますが、当時(2002年4月)にAmazon.co.jpで当たった5,000円ギフト券を持っていたことと、Amazon.co.ukではGBP35.99(@186で約6,700円+送料)と若干割高だったことで、Amazon.co.jpでUS盤(ただし本体にはHolland製作と貼られていた)を購入しました。ちなみに、HMVではEU盤のみでした。
内容はというと、既発のバージョンなどと重複するものが目立ちましたが、"Mayor Of Simpleton"は世にリリースされたのと全く雰囲気が違いますので、これが目玉かも。