ふさの国から 晴走雨読パパの日記帳

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2025.11.08
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カテゴリ: 旅活(旅行)
どうせ、一年中春眠暁を覚えない娘の学園祭出勤は、遅いに違いない。
そんな目論見で、娘の学園祭に向かう前に寄り道した。
門井慶喜著「家康、江戸を建てる」の舞台の一つでもあり、また、かの有名なフォークソングのタイトルでもある、神田川沿いを歩いてみることにする。

神田川の水は思ったよりも澄んでいて、鯉や亀が泳いでいるのが見える。鯉が亀のすぐそばをすれ違う現場に遭遇し、注意深くみていたけど、何事も起こらなかった。ご近所さんだけど、あいさつだけの間柄というところだろうか。
びっくりするくらいの鯉の悠然たる泳ぎぶりの見事なこと。あんな堂々とした鯉になるのもいいかもしれない。日頃、セカセカと川底の苔を食むように仕事して生きている小サラリーマンにとっては羨ましくもある。



神田川のほとに、松尾芭蕉が住んでいたという庵があった。
このあたりの旧地名をとって、関口芭蕉庵というらしい。
芭蕉はそもそも伊賀の人で、元々は藤堂家の家来筋だったらしい。そんな経緯で、神田上水の改修工事に携わって、この水番屋に庵を結んだという。
風流人も生活のためには苦労もあったのだと感慨深い。






川床が人工の構造物っぽいのはそのせいであろうか?

以前見た映画「オオカミこどもの雨と雪」の一幕、オオカミであるお父さんが川で事故にあい、ごみ収集車に運ばれるシーンがあった。
映像は、雨の日のコンクリート直立護岸の川だった。
オオカミのお父さんと人間のお母さんが出会ったのは一橋大学で、国立の街がモデルになっているというということだが、本当だろうか。
あの雨の日の直立護岸の風景は、この神田川・早稲田付近と重なるのだが。

そうこうしているうちに、肥後細川庭園に到着。
南門から入って、池も周りを歩く。
薄曇りだが、周囲の樹々が池の水に映えて美しい。
モミジは少し色づき始めたところだろうか。もう2週間もすれば見事な紅葉になるだろうに。ちょっと悔しい。


その分、季節はずれのツツジの花のサプライズがあった。



松聲閣(しょうせいかく)なる屋敷は、父の会社の箱根保養所の風情。幼き頃の思い出が蘇る。


さすが、肥後細川藩の守衛、迫力がある。


ちなみにカマキリは秋の季語なんだとか。
季節は確実に進んでいるということだろう。

気がつくと、2時間近くたっていた。
気持ちの良い逍遥になった。





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Last updated  2025.11.08 19:52:10
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