百画遼乱 漫画語り

百画遼乱 漫画語り

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2024.07.17
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カテゴリ: 漫画
「モンキーターン」の作者である河合先生の初期の作品であり私の好きなスポーツ漫画ランキング3位

1位は「スラムダンク」2位は中期ごろまでの「はじめの一歩」そして3位がこれ

青春スポーツ漫画としてなら1位かも。それくらい高校生の部活動というものを丁寧に描かれてます
ああ部活ってこんな感じだったなぁとノスタルジーを感じさせてくれる作品です

内容はタイトルでお察しの柔道漫画

中学時代に顔見知りだった5人が同じ高校に通うことになり、その高校には柔道部が無かったので1年生5人で柔道部を作るところから始まります

ありきたりと言えばありきたりの内容ですが、王道と言えば王道

そして、この作品は登場人物の成長が丁寧ですが、主人公だけでなく物語の舞台の浜名湖高校メンバーもその地区のライバルたちも最後の30巻まで成長しながら登場し続けます。県大会でのライバルとの再会や大会前の過ごし方、会場に着くまでの過程など詳細に描かれて高校生に戻った気分になりました

そうはいっても30巻まであるくらいですので舞台は全国大会にと移行します



2年の夏のインターハイは全国大会ベスト8

順当に成績を伸ばしますが、ここで私の一番好きなシーン。打ち上げのカラオケでの出来事





これまでのとてつもない練習をチームワークで乗り越えてきた5人ですが、ここで意見が割れます。彼らが選手権で戦った名門千駄谷学園の超高校級選手である鳶嶋と橘はレベルが違い過ぎました。ここからどんな練習をしても勝てるわけがないと思わせるほどに。ちなみに主人公の粉川も個人戦で鳶嶋に一本負けしています

この後にもめにもめますが和解してチームは日本一を目指すことに






ここから2年目の高校選手権に向けてが本当に面白かった

ちなみにここで出てくる東京私立の千駄谷学園は





何気にここでの鳶嶋と橘の会話も好きでした

全寮制の部活漬けの私立高校生の感覚は私には分かりませんが、全国で光を浴びるスターの陰に無数の挫折した少年たちもいるのでしょう。私は公立でしたが部活がきつくて辞める者は一定数いました。全国常連の私立ならなおさらでしょう。スラムダンクの北沢も合宿から逃げてるんですから

全30巻です。最初の数巻は初期の作品という事もあって絵も淡白でハマるまで時間がかかるかもしれませんが面白さは保証できます。

柔道部の方は今すぐ買うと良いでしょう。あなたのバイブルになります。柔道部を子供に持つ親御さんもこれを読めばもっと子供の応援に力が入ること間違いなしですな










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最終更新日  2024.07.17 21:05:16
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