いいこと探検家の人生冒険ポジティブ日記

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最後の別れ



◎最後の別れ・・・・4月27日



今日、尼崎の列車事故で世を去った友人の葬儀に行ってきました。


最後の別れといっても、顔を見せてはもらえませんでした。


体も小さくなってしまっていました。


いかに凄まじい衝撃であったかが分かります。


改めて、あらゆる事故の撲滅を心に誓った次第です。



4月30日に会うはずだったのに。

いつもの明るい歌声が聴けるはずだったのに。


ホントに残念です。


彼女をはじめ、亡くなられた方々に心からお悔やみを申し上げます。




そして、私の悲しみを大きな心で受け止めてくださった日記仲間の
皆様に、心から感謝申し上げます。



悲しみの氣持ちは、波のように伝播します。

でも私はあえて悲しみを伝えました。


それは、怒りの伝播を避けるためです。


悲しみは、悲しみ尽くすことによって、許しに変化し、やがて愛(慈悲)
に転化します。

しかし、怒りは破壊にしかつながりません。


もし、私の悲しみで、不快感を覚えた方がいらっしゃったら、ここで
深くお詫び申し上げます。





◆彼女の遺志



事故の前日、突然35年ぶりに中学校時代の文集が見つかりました。

彼女の文も掲載されています。


その他、ここ数日の間に今ここでは言えない不思議なことがいくつか
ありました。


最近の日記も、今回の事故と何かつながっているようにも思います。



そこで、3つほど再掲することにします。


もしよろしければ、そこから彼女、そして犠牲になった方々の遺志を
感じ取っていただければ幸いです。




・・・・ここから再掲




◆4月23日の日記


◎非まじめな『我説で御免!』 その81


▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽



【他人事と自分事】



他人事を自分事に置き換えてみましょう。


一見、自分に関係ないことでも、実は大いなる智慧を
含んでいるのです。


他人事だからといって無視するか、

共通点を探して自分の智慧とするか。


その後の人生が、まるで違ったものになるのです。



△ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △

※断定調の文章ですが、あくまでも『我説』です。



【ほんで、ワテはどないしたらええねん?】



回転ドアの事故が起こったときのこと、
覚えてるやろか。


たいていの会社は、回転ドアを使ってへん。

そやさかい、ほとんど他人事や。


「回転ドアを使ってるところは大変やな。うちは普通の
自動ドアで良かった良かった」ゆうて同情はするけど、
自分事に置き換えることはまずあらへん。


ほんで、また新たな事故が繰り返されるんや。


コメントも決まってんでえ。

「想定してへんかった」や。


いっつも、このパターンや。




ここで質問や!



アンタはんの会社にとっての回転ドアは何でっか?


ほとんどが無関心やったけど、
ある会社が、この問いかけに真剣に取り組みよった。


そないしたら、とうとう見つかったんや。


調べてみたら、以前から社員が警告していたことやった。


そんときの警告者に対する反応は、

「考えすぎや」

「今必要ないで」

「コストがかかるからアカン」

「今までそんな事故なんて起こってへんやん」

やったそうや。


ようあるパターンやなあ。


その会社もそうやった。



そやけど、とうとう氣づいたんや。

自社にとっての回転ドアになあ!


回転ドアとは似ても似つかんもんやったけど、
紛れもなくその会社にとっての回転ドアやった!


これで未然に事故が阻止されるはずや。


何人かの(いや仰山の)命が救われたはずや。


そやけど、それが誰かは永久に分からへん。


それでええんや。


ほんで、
もう一度質問させてんか!

アンタはんの会社にとって、
アンタはんの学校にとって、
アンタはんの家庭にとって、
ほんで、
アンタはんにとっての
回転ドアって何でっか?





◆4月24日の日記


◎今日のいいこと(忙しいときほど、ゆったり過ごす)




今日、「舞を楽しむ会」というイベントのお手伝いをしてきました。



家内も出演し、2題目ほど舞っていました。


舞っている人たちの和服姿が神々しく感じられ、胸にジーンと熱い
ものがこみ上げてきました。


しばしの間、ゆったりとした時を過ごさせていただきました。



実はここのところ近日締め切りの仕事が多く、トイレに行く時間も
ないほどです。



にもかかわらず、日記を書いています。


日記を書くことで確かに物理的な時間は失われますが、それ以上に
精神的な時間が増え、結果として仕事もはかどるのです。


「時間は創るもの」という真実をひしひしと感じます。



「舞を楽しむ会」への参加も、ゆったりした時間感覚を取り戻す
ために、極めて有効でした。


ゆったりした体内リズムで生活すると、1日が48時間あるように
感じます。



私の場合、仕事を妨げる最大の要因は「あせり」です。



1日が48時間だと、あせりはありません。


だから、仕事も捗るというわけです。



今日1日、改めて「時間」というものを見つめ直すことができました。


「舞を楽しむ会」の皆さんに感謝したいと思います。


イヤー、実にいい一日でした。




◆4月25日の日記


◎今日の最悪のこと



今日はホントに大変な日です。

尼崎の列車転覆事故は、想像を絶する大惨事になってしまいました。

亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。



ところで、我が家でも先ほどまで大変なことが起こっていました。


小学1年生の娘が行方不明になっていたのです。


結論を先に!


無事に発見されました。



いつもと違う校門から出て、逆方向に向かってしまい、迷子になって
いたようです。


もともと我が家は校区の端にあり、学校まで子供の足で30分くらい
かかります。

それだけに、反対方向に歩いていくと、とんでもないところに行って
しまうことになるのです。



辺り一帯を探してもまったく見あたらず、正直パニックになりかけ
ました。

ただ、嫌な予感がないことを理由に、「大丈夫」と自己暗示をかけて
いた次第です。



担任の先生に見つけていただいたときは、全身の力が抜けてしまい
ました。


お陰様と、すべてに感謝するしかありません。


ありがとうございます。





一方、列車事故の犠牲者がドンドン増えています。


安否を気遣う方々の心を思うと、胸が引き裂かれます。


私もついさっきまで、その思いに覆われていたからです。



これ以上の犠牲者が出ないように、お祈りしたいと思います。





■嫌な予感がありました



実は、つい最近JR尼崎駅で嫌な予感を感じたのです。


JR尼崎駅は神戸線と福知山線(東西線)の乗換駅になっています。


そのとき私は、本線の快速を待っていました。


そこに東西線(事故を起こした電車と同じ線です)の快速が先に
ホームに入ってきました。


本来は、同時刻に発車することになっています。



が、本線の快速は少し遅れているようです。



発車時刻が来ました。


しかし、発車しません。


本線の快速を待っているようです。



そのときです。

妙な不安が頭を横切ったのです。


「もし遅れたのが東西線の快速だったら、本線の列車は待っていた
だろうか?」と。

本線は、阪神電鉄と阪急電鉄と競合しています。

遅れが多いと営業上不利になります。

事実、快速や新快速列車は遅れることが多いようです。


そんなことから

「もし東西線の快速が遅れたら、本線の快速を待たせることになる。
結局全線が遅れてしまう。無理にスピードを出しすぎて事故でも起こ
さなければいいのにな」

と思ったのです。


今回の事故の原因でなかったとしても、今後起こりうる事故を防ぐ
教訓とすべきだと思います。



もちろん結果論です。

「なんでJR西日本に警告しなかったのか」

とお叱りを受けそうですね。




正直言うと、警告すべきかどうか、迷っていたのです。


2日前に結論が出ました。


やっぱり氣づいたことは言うべきだと。


これが一昨日の日記で「あなたにとっての回転ドアはなんですか」と
書いた動機なのです。



遅れてはならない→無理をする。


あきらかに、これが「JRにとっての回転ドア」だったのです。




そして、昨日、別の件で読売新聞社に警告(投書)を送りました。


「やさしい介護」というコーナーで、

「お昼にお年寄りに十分な日光をあてましょう」

と書いてあったのです。


環境問題に関心のある方は、これが何を意味するかお分かりだと
思います。

これも一昨日の日記で書きましたね。


不思議な符合、シンクロニシティですね。



そこで躊躇せずに、メールで警告を発したのです。


その投書が採用されるかどうか分かりませんので、ここでその
メールを公表したいと思います。




・・・・ここから引用



いつもためになる話題をありがとうございます。

ただ、今日24日付の「やさしい介護学」で、非常に
危険なことが書かれてありましたので、意見を書かせて
いただきます。


■日中の外出は控えましょう(特にこれからは要注意です)

よく眠るためのポイントの3として、昼間は外出し十分、
日光を浴びる。

とあります。


これは、オゾン層破壊による有害紫外線Bが増加している
現状では非常に危険です。

この紫外線は、「皮膚ガンの原因となる」「白内障を引き
起こす」「免疫力を弱める」などの作用があります。

夏場では、大阪などでも健康な大人でも15分浴びるくらい
でも悪影響を被ってしまうほどです。

「免疫が低下したために疲れて夜眠れる」では本末転倒ですね。

もちろん日光を浴びるのは大切ですから、外出は朝のうちか夕方に
すべきです。

これからは日が長くなりますので、これで十分です。


世界的に直射日光を避けることが勧告されている折りに、
このような案が出てくることに驚きを覚えます。

もしよろしければ、「浴びすぎに注意しましょう」という
一言を付け加えていただければ幸いです。

ちなみに気象庁は5月17日から紫外線情報を発表することに
なりました。

↓を参考にして、外出介護を考えてみてください。
http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jma/press/0504/21a/uv0501.pdf

余計なお節介ですみませんでした。


・・・・引用ここまで




皆さんも、氣づいたことはドンドン公表しませんか。

攻撃的な内容でなければ、受け入れられると思います。



◆カサンドラのジレンマについて



警告を発した人がいて、その結果何らかの対処がなされ、何事も
起こらなかった。


その結果、警告者は嘘つきとか世の中を惑わしたテロリスト呼ばわり
される。


これをカサンドラのジレンマといいます。


トロイの木馬の話が出典です。



カサンドラがどれだけいるかで、未来が決まってくるように思い
ます。


私はカサンドラになります。


娘の無事に感謝して!!!!



もし今日の大惨事を通じて、世の中にカサンドラが大勢現れた
とき、「今日の最悪のこと」を「今日のいいこと」に書き換えたい
と思います。


書き忘れていましたが、娘のことはすでに「最良のこと」に変わって
います。


長文にお付きあいいただき、ありがとうございました。




・・・・再掲ここまで。



いかがでしたでしょうか。


私の思い過ごしかも知れません。



しかし、思い過ごしかどうかは別にしても、何かの示唆を含んでいる
のではないでしょうか。




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