障害の重さと幸不幸



人間の幸福って障害のあるなしや重さで決まるんでしょうか?子どもの運動会で先生のお話は、「パラリンピックの選手は障害があるのにがんばっていて立派だ。みんなもがんばるように」という趣旨で、これも聞いていてなにか納得できない気分でした。障害がある人でもあんなにがんばれるんだから、障害のないあなたたちもがんばりなさい、という理屈でしょう。

同窓会でおしゃべりしていた時も「あなたはまだ幸せよ。OOちゃんなんか、まだ子どもがいないのよ。」「「あら。何子ちゃんなんか下の子が病気で亡くなったって。」「それに比べたら、あなたは幸せよ。」

確かにそうなのかもしれませんが、障害の重さや不幸の度合いって人と比べるものではないのではないでしょうか。本人が思うのならまだしも、他人が「あなたは幸せだ」「あなたは不幸だ」と決め付けるのはどうかと思います。



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