理
悪い風が吹く
そのたびに僕の心は波をたてる
そうして台風がおき、荒らしてしまう
悪化すると竜巻になる
後に大地を襲ってしまう
・・・そぅ・・国取りのごとく・・・
良い風が吹けば竜巻ですらすぐにおさまる
そして被害を償う
そんなことを繰り返して生きていく僕
そうさ
海は落ち着かない
常に波がたつ
時には荒れ
時には穏やかに
大地へ流れてくる
なにを起こすか分からない僕の波
その波が荒れ狂い、善き船を沈めたとき
罪を犯す
逆に、静かに流れれば
人を助ける
そんな気まぐれな僕の波
空とより親密になりたくなる海
海と仲良くしたくなる空
そして、その二つがめぐり合った時
その者たちは大地へ舞い降り
大地に新しい「イノチ」がうむ
やがて、「イノチ」は分かれる
各々の決まった方へ・・・
ほとんどはこの繰り返し
いや、これだけと言っても過言ではない
僕は海
君は空
君と会えて嬉しい
これ以上望んではいけないけど
やはり、君と親しくなりたい
いつまでも
いつまでも
永遠に・・・
Written by IMURA.
IN 2006 August 6.
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