奈落にいる心
底なし沼のように深い水の底に横たわり
右手を水面に向け
沈んでいる
起き上がる力も無く
僕は落ちた
いや、自らを陥れたというべきか
辛さよりも
自分の情けなさや自己嫌悪の力の方が強い
心が重いだけ
それ以外は何も感じない
ただ自分に絶望しているだけ
何もしない・されない
辛くも無い
何も感じない
人形のように
疲弊もしない
まるで地獄のようだ
そこから助けてくれるのは
友達だけ
だけど、その友達の信頼を裏切った
だから、助けてくれる人など
誰もいない
どうすることもできない
そこにただ呆然と沈んでいるだけ
今もまだ・・・
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