今が生死

今が生死

2013.04.19
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カテゴリ: 政治
麻生太郎副総理兼財務相は、4月16日の衆院予算委員会で、自らが健康であることに触れた上で、同世代の多くの人に医療費がかかっていることについて、「(健康に気を遣わず)いい加減にやっている人たちの医療費を、自分が払っていると思うと、ばかばかしくなってくる」と発言した。日本維新の会の中田宏氏の質問に答えた。
 中田氏は、麻生氏が総理大臣だった頃に、「健康であることのインセンティブを、健康保険に組み込むべき」という考えを示したことに賛同し、「健康であれば保険料が安くなるなどの制度を作らないとだめになる」と質問。 
 これに対し、麻生氏は、「私は今72歳だが、病院に行ったことはほとんどない。そのために、朝歩いたり、腹筋、腕立てをしている。やりたいだけやって、いい加減にして、72歳でくしゃくしゃになっている人がいっぱいいる。そういう人たちの医療費を、俺が払っていると思ったら、なんとなくばかばかしくなってくる」と答えた。
 健康であることのインセンティブについては、「予防医学に手間暇かけて、自分で(健康を維持するように)やった人には見返りがあるような制度に、田村(憲久)厚労相に要望しておく」とした。
 田村厚労相の発言によると、年間の医療費は、ひとりあたり75歳以上で88万円、70-74歳で55万円、65-69歳で39万円、20-64歳で16万4000円となっている。

病気で入院すると今は大体月に100万円前後かかります。しかし個人負担は数万円で残りは国や県、健康保険組合などが払ってくれます。基本的には税金が主体で私たちが払う健康保険料もその一部をになっているというのが実情に近いと思います。その健康保険料を病気がちの人は高く払って病気をしない人は安くしろとの主張の意図はよく分かります。保険料を安くしてもらえるように皆さん健康的な生活をしましょうということだと思いますが、今保険料はべらぼうに高く、病気がちの人が病気がちでない人の分まで払うことなど到底できません。現実をみて発言していただきたいと思いました。
私も麻生さんと同年代ですが、健康で働かせて頂いて、病気になった人のために保険料を払わせていただくことにバカバカしいどころかもったいないと思っています。人によって感じ方が違うものだなと思いました。





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Last updated  2013.04.19 16:05:24
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