今が生死

今が生死

2014.10.25
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カテゴリ: 旅行
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北海道旅行から帰ってきて12日位過ぎたが、旅行の主目的は同級会参加だったので同級会関係の記事を中心に旅行報告3として書かせていただく。

同級生は85人いてそのうち14人はすでに亡くなっており、存命する71人中22人が出席した。同級生の中で3人女性がいたが、そのうちの一人が出席していた。45年ぶりにお会いして挨拶したら笑顔で「お元気そうで」と言い傍らの妻を見て「いい奥さんで」と付け加えた。後で妻は「一度会っただけでいいとか悪いとか分かる訳ないよね。それよりその方は小児科医で6人のお子さんを育てたとのことで、仕事と家庭を両立させてその方のほうがずっといい奥さんだよね」と言っていた。

どちらの方がいい奥さんかは別としてわが奥さんのことを考えてみた。性格や好みの違いからよく喧嘩するし、不満もあるが、初対面の人が「いい奥さんで」と言ってくれたのはそのような雰囲気があったのだと思う。人から言われてそう思うのではなく、意見の違いは別として、いい奥さんには間違いないので感謝して大事にしなくてはと思った。

神経の病気で口や手が動かなくなった人でも目の動きをキャッチして会話ができる機械を最初に発明した神経内科医の同級性にも45年ぶりに会った。彼曰く「後ろの方に座っていたのでホテルの人かと思った。本当にOO君なの?」「OO君は学生時代すごく真面目だったけど今もすごく真面目そうで銀行員みたいだ」と言われた。喜んでいいのか嘆いていいのか分からなかったが、昔も今も真面目そうだということを言いたかったのだと思う。そういう彼も学生時代とちっとも変っていなかった。二次会では少しはまじめでないところを見せようとして下手な歌を何曲も歌った。学生時代からは想像できないという声も聞こえた。

札幌では昔よく行った大道り公園にも行った。テレビ塔の下でラーメンを食べたが値段の割に今一だった。学生時代下宿していた家の奥さんがすでに90歳を過ぎているが元気とのことで昔の記憶を頼りにタクシーに乗って尋ねたが尋ね当たらずタクシーの運転手が一軒一軒聞いてくれたのには申し訳なさでいっぱいになった。私の準備不足の結果で痛く反省した。

懐かしい同級生達、国際的に有名になっている人もいたし、精神科医で評論も書いており、テレビや雑誌で活躍している人もいた。90歳の下宿のおばさんに会えなかったのは残念だったが色々学んできた楽しい旅行だった。





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Last updated  2014.10.26 16:29:30
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