7月 3 日夜から 4 日未明にかけて活発な梅雨前線により、九州地方に降り続いた記録的な大雨により、各地に甚大な被害が出た。熊本県では、この大雨の影響で球磨川が氾濫して、球磨村では、特別養護老人ホーム「千寿園」が一時浸水し、入所者ら 14 人が心肺停止、 3 人が低体温症の状態で見つかった。県全体では 5 人の死亡が確認され、 16 人が心肺停止となっているが、今後死亡者数はもっと増えると思われる。
記録的な大雨で川深最大 9 mになったとのことで多くの家屋は呑み込まれてしまった。貯金通帳や現金などは元よりその他の貴重品や思い出の品々などを持ち出す余裕もなく、九死に一生を得て逃げ延びた人たちも多かったが、命は助かっても家や車などが無残に流されたり壊れたりするのを見るのは辛かったと思う。亡くなった方々のご冥福をお祈りし、河川の決壊対策などに万全の対応をしてもらいたいと思う。今回の球磨川の氾濫は予想した最大水位の2倍の水位だったとのことで過剰とも思えるくらいの対策が必要と思われた。地震や火災、風水害等による被害は直接の被害者は勿論筆舌に尽くしがたいが被害を受けなかった人たちの心も重くなる。いつ自分達もそのような災害を受けるかもしれず、国や県、市町村に万全の治水対策をお願いしたい。
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