今が生死

今が生死

2022.07.08
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テーマ: 認知症(619)
カテゴリ: 健康


東大の笠島さんらの研究で日本では20年後には認知症は減少し、特に高学歴者では顕著に減少するとの予測が示されたが、それは統計学的な話で私達一人一人には常に認知症の危険性がある。
認知症とは記憶や思考などの認知機能が低下し日常生活や社会生活に支障をきたす状態をいい、原因としてはアルツハイマー型認知症が最も多いが脳卒中後の脳血管性認知症やレビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などいくつかの種類がある。
アルツハイマー型認知症は脳にアミロイドβやタウ蛋白がたまり、神経伝達が障害されて社会生活がスムーズにできなくなる病気だが、いずれの認知症でも記憶障害や物忘れは最初に出てくる症状である。テレビによく出てくる芸人の名前や土地の名前、知り合いの名前などが中々思い出せないことがある。物忘れは認知症の始まりかも知れないと言われるが自分が忘れっぽいことが分かっている人はまだいいが、ぽっかり忘れているのに忘れっぽいことを認識していない人は認知症の可能性が高い。
今は殆どの病院に「物忘れ外来」がある。気になる方はそこを受診して認知症を早期発見してもらい、その対策を立ててもらうと良いと思う。健康食品のイチョウの葉などが物忘れに効くなどと宣伝されているが、効果があるならまだしも効果が無いなら漫然と服用するより物忘れ外来を受診して相談するのがよいと思われる。





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Last updated  2022.07.08 13:35:29
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