今が生死

今が生死

2024.11.28
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テーマ: 認知症(621)
カテゴリ: 健康


義理の姉が亡くなったので「年賀状は失礼させて頂きます」というハガキを出したら何人かからお電話をいただいた。昔お世話になった90歳の先生からは「身内の方の喪中のハガキをみて君自身はどうなのかな、元気かなと思って電話しましたよ」と電話を頂いた。「おかげさまでなんとか元気で、まだ勤めています」とお答えした。
先生は「3~4年前から夫婦で散歩をはじめて随分元気になれたので君たちにもお勧めするよ」と言われたので「私達も散歩を始めようと結構何度も言っているのですがまだ始めていません」とお答えした。我々の共通の友人の消息も教えて頂いた。思いもよらない人が亡くなっていることを聞いて、驚いたり悲しんだりした。
昔私が随分お世話になり、今までずっと尊敬してきたM先生から最近消息がないのでどうしているのでしょうかね?と聞いてみた。その先生は横浜の病院に勤めていたが、患者さんがなくなりそうな時はどんな夜中でも病院に駆けつけていたとのことだっだ。額が広く元気そのものの先生だった。元気ではち切れそうなイメージしかなかったが、1年くらい前から認知症で施設に入っているとのことだった。
信じられなかった。あの元気いっぱいでいつも私たち後輩に優しい眼を注いでくれていた先生が認知症とは!!驚き、愕然としてしまった。しかし自分も高齢になりいつ死ぬか分からない年代になった。認知症にだっていつなるか分からない現実がある。あのように人格高潔な先生だって認知症になるのだから、私がなっても驚くことはない。そう思ったら心が少し落ち着いてきた。





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Last updated  2024.11.29 13:38:46
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