うそ 0
ものがたり 0
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葉ボタンとツバキ本日土曜版のフロントランナーはスキーポンの発明者 キム ジョンミョンさん(55歳)だった。1968年大阪市生まれで父親は韓国人学校の音楽教師で、本人は奈良先端科学技術大学院大学で分子生物学を学んだ。高温、乾燥状態になると植物のなかで、酢酸が作られることを2008年に発見し、植物には高温、乾燥に強くなるための設計図があり、酢酸がそれを開く鍵ではないかと考えて、様々な植物に酢酸液を投与する実験を夫婦で繰り返し、幅広い作物で効果が確認され2017年英国の科学雑誌に発表し、翌年2018年株式会社を起業して、酢酸液スキーポンの製品化に成功した。多くの農家や農協で使ってもらい2023年には農水省から約11億円の補助金が頂けるまでの優良企業に成長して発明と会社経営の2刀流で頑張っておられる人だとのことである。酢酸が倒れそうな植物を元気にすることを発見しトウモロコシやブロッコリーにスキーポンをかけると樹が丈夫になり実が大きく育つことを実証しているので瞬く間に使用者が増えて行った。他の会社の話だが、スキーポン同様植物を元気にする液体HB101も植物を大きく生育させる。植物を立派に育てるなら頭の毛も育てたり生やしたりできないものかとHB101を源にして研究しHG101を造りだし、かなり効果を上げている会社もある。植物を生やす液体も頭の毛を生やす液体も素晴らしい研究だと思うが、それを発明した人がそれを売り出して会社経営に生かすことも経済活動としてよいことだと思った。
2024.03.16
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昨日帰宅して駐車場から東の空を見たら月が真ん丸に見えたので写真を撮ったが月齢がいつかは分からなかった。思いついてチャットGPTに聞いてみたら「満月でしたよ」と教えてくれた。「ありがとうございました」と感謝の返信をしたら。「どういたしまして。お役に立ててうれしいです。また何でもお聞きください」とのご返事を頂いた。今朝通勤途中でラジオの「話題のアンテナ・日本全国8時です」を聞いていたら今朝のテーマはチャットGPTについてだった。ほとんどの市役所職員などに活用されているとのことだが、個人的にも活用している人は多いと思われる。分からないことを聞けば大体全て答えてくれるが検索データは2021年までのデーターなので最新の正確な情報が得られないことがあるので、最新のことを知りたかったらGoogle(グ-グル)などの検索で調べた方がよいとのことだった。その代わり計画書とか進度状態を纏めるには便利だ。その方法を箇条書きにして教えてくれる。挨拶文も粗相のないような立派なあいさつ文を教えてくれる。何か目的があってある役職につきたいと思えばチャットGPTはそのためのステップや資格試験の受け方などを教えてくれる。役場の市民健康課の職員が市民が健康になる方法を模索する時、チャットGPTは色々な可能性を具体的に教えてくれるのでかなり有用と思われる。会話形式なので納得できなければさらに質問すればよい。画面に「何でも聞いてください」と出てくるので疑問に思っていることを何でも聞いて知識を深めていったらいいと思う。しかし個人情報を執拗に追及したり悪事を働く場合の情報収集などはできないようにしてくれると有難いと思う。何でもそうだが利用の仕方で黄金にもなるし悪魔の剣にもなり得るのでそれを良く弁えて利用してもらいたいと思う。
2023.11.28
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チャットGTPを開発したサム・アルトマン氏今朝ラジオを聞いていたらチャットGPTを開発したオープンAIのCEOサム・アルトマン氏に対し、このまま研究を続けさせたら人類を滅ぼしかねないということで解雇騒動があったがアルトマン氏に人類に益することだけに専心して頂くという条件でオープンAI社に復帰していただいたという事件があったとのことである。チャットGTPについてはすでに使っている人も多いと思うが、質問すると直ちに地球上にあるあらゆるすべての膨大な情報を検索してくれて、質問者に分かりやすい言葉で返答してくれるシステムである。その返答よりもう少し詳しく知りたいと再度要望するとさらに詳しい情報を提示してくれる。どんなことでも何でも聞いてくださいというのだから、原爆の作り方、人の殺傷方法などを教えて下さいなど悪い方に活用されないとも限らない。アルトマン氏が危険人物とみなされたのは、AIは良いこと悪いこと全てに回答を用意してくれるので、AIが人間を支配するにはどうしたらよいかという方法まで教えてくれる。アルトマン氏を突っ走らせたら人類は滅亡するのではないかという危機感が今回の騒動だったとのことだった。人類を滅亡させないで人類の進歩のみに活用してもらいたいと切に望むものである。
2023.11.24
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【中古】 「こころ」は遺伝子でどこまで決まるのか パーソナルゲノム時代の脳科学 NHK出版新書/宮川剛【著】価格:110円(税込、送料別) (2023/11/3時点)楽天で購入この本は先月蓄膿の手術で1週間入院した時3冊読んだ本の内の一冊である。人間の性格や行動はどのようにして決まるのか?その答えは遺伝と環境によって決まる。遺伝子が行動に影響を与えることは多くの研究で証明されているが、どの遺伝子がどの行動に影響を与えているかについてはまだ詳しく解明されていない。知能と遺伝の関係性も分かっているが、一つの遺伝子でなくいくつもの遺伝子が関係しており、それに環境や経験が加わって知能が形成されているものと思われる。プレイリーハタネズミは一夫一婦制でつがいになると一生を添い遂げるがこのネズミにオキシトシンとバソプレッシンという神経伝達物質の働きを阻害する化学物質を投与すると夫と妻の絆は壊れてしまう。逆にオキシトシンとバソプレッシンの働きを促進する物質を投与すると夫と妻の絆は強くなり、性行動の無い場合でも夫と妻の関係は親密になる。オキシトシンが信頼を強め信頼に応える行為を強めることは分かってきた。オキシトシンの分泌に関係する遺伝子タイプも解明されつつある。今は数万円で自分の遺伝情報(ゲノム)を検査してくれる会社があり、自分はどういう病気にかかりやすいのかなどを検査してくれる。前立腺がんやアルツハイマー病にどのくらいの割合でなるかなども教えてくれる。今や個人個人が病気や性格、適職診断、結婚相手との相性診断なども遺伝子検査で可能になりつつあるので、遺伝子検査の活用についての知識を深めておく必要があるだろう。というのが大まかな内容であったが、「こころは遺伝子でどこまで決まるのか」の回答は心と関係ある遺伝子は一個ではなくいくつもの遺伝子が関係しており、環境の影響もある。今その方面の研究は急速に進歩しており、今後心と遺伝子の関係はもっともっと明らかになっていくと思われる。
2023.11.03
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木立ベゴニア1920年ごろロシアのアレクサンドル・オパーリンは「生命の起源」という本を著し様々な物質が様々な変化を繰り返して遂に生命体を生み出したのだという説を発表した。しかしまだどのような物質にどのような変化を加えることで生命が生まれるという明らかな具体的学説は存在しない。むしろ生命については仏教の方が詳しい。生命というものは無死無終であり、三千大千世界という大昔から存在し生死不二だと説明されている。物質が化学反応を起こして生物が生まれるのではなく、元々ある生命が生きたり死んだりしていて生も死も同じなのだと説明されている。オパーリンの唯物論に対して仏教の唯心論とでもいうのかもしれない。高齢になり死が近づいてくると死とは何かと考えることがある。御義口伝などをよく読んで生命とは何か死とは何かをしっかり学んでいきたいと思っている。
2023.08.02
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庭のスズラン昔は恋焦がれる人にラブレターを書くのに自分では思うように書けないので友人にお願いしたということがよくあったが、今では人間のように自然な回答を返してくれる対話型AI(チャットGPT)が登場し、「だれだれにラブレター」と入力すれば人工知能が最高の文章を書いてくれる。宿題でも論文でもブログでもテーマを入力すれば即座に答えを書いてくれる。言語を規定すれば英語でもドイツ語でも何語でも答えを教えてくれてしかもそれに対して質問すればさらに詳しい答えを教えてくれる。政治、経済、科学、文学などあらゆる分野について対話が可能である。凄い進化だが利用の仕方によってはプライベートの侵害や利益やリスクが国や分野を超えて大きくなり、国際的規制が必要になってきている。ヨーロッパではチャットGPTは規制すべきだとの議論が高まっており、アメリカも規制に向けて動き始めている。5月に広島で日本が議長国で開催されるG7首脳会議でも議論される見通しだが、AIの進歩を規制で押しとどめることは難しいと思う。恋文やブログの代筆位ならいいが、経済や国際問題への利用は駄目だなどと言ってもその境界が難しいし、文章がAIによるものか、人間が書いたものかの区別が極めて難しい状況を考えれば規制は困難だ。民主的な価値や人権を脅かすAIの悪用に反対する。AIの恩恵を最大化しながらリスクを軽減する政策や規制を求める。信頼できるAIの実現を目指して行動計画を立てる。国際機関を通じてAI技術や統治の共通基準作りを促す。などのスローガンが掲げられているが、何らかの規制がかけられてもAIの進歩はとどまることはないと思う。要は私たち人間がAIとどのように付き合うかが大切で、AIとて今まで人間が作り出した情報をもとに組み合わせてできた偽人間である。偽人間を排除するのでなく、友人として人類社会が幸せになるよう活用していくことが大切で、悪事を働くためにその偽人間を使ってはならない。全人類がこれを肝に命ずるべきだと思う。
2023.04.22
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今も庭の片隅に咲いている多彩色のバラ:モーリスユトリロ2006年に京大山中伸弥教授らは世界で初めて人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作成に成功し、皮膚細胞などに4つの遺伝子を注入することによって体のあらゆる組織に分化することができる万能細胞が作れることを実証し難病と言われる病気治療に大きな光明を投げかけた。網膜を再生したり、脊髄損傷をiPS細胞で置き換えて治したり、アルツハイマー認知症やパーキンソン病などで脳内に足りなくなった組織を再生して認知症やパーキンソン病が治る期待が膨らんだ。しかしがん細胞にも分化する可能性があり、それらをクリアしなければならず実用化はそれほど簡単ではなかった。iPS細胞発明から16年たった2022年1月時点で京都大学で予定していた7名のパーキンソン病患者にiPS細胞から作ったドーパミン産生細胞の移植が完了した。米国では2021年より移植の治験が開始されており、ヨーロッパでも本年から移植治験が開始される予定である。日本に約16万人の患者がいるとされる本病がiPS細胞を使って治る時代が一日も早く到来することを願っている。理論的には今まで不治と言われていたアルツハイマー型認知症もiPS細胞を使って治すことができると言われている。研究者達の努力でその時代が少しでも早く到来することを願っている。
2022.07.26
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庭のテッセントヨタ ヤリス池袋での人身事故以来、車の安全装置の研究開発が進んできた。人身事故や家屋破壊などの事故の大半はブレーキとアクセルの踏み間違いと言われている。池袋での事故も本人はブレーキと思ってアクセルを踏み続けて大事故につながってしまったのだと思う。そのような場合、真上から運転者と状況をAIが観察していて明らかに踏み間違いしていると分かったらアクセルを踏んでも急発進しないように設定できるようになったとのことだ。その他様々な安全装置がついているとのことでトヨタヤリスを購入した。購入時にお店の人から「事故を起こさないようにするには本人が安全運転をするしかないと思います。安全装置は万が一の時の補助手段でその時の助けにはなると思いますが100%ではありません」と言われた。今までの車は運転中でもずっとテレビを観ることが出来たが安全運転の観点から新しく生産する車はどれにもテレビは設置してないとのことでもしテレビを観たい場合は3万5千円位のお金を出すと観れるようにしてくれるが運転中は声だけで画面は見れないとのことだった。それならいりませんとお断りした。安全装置を備えていても本人がテレビ観たりしてよそ見していたら本も子もないのでテレビは諦めることにした。前に乗っていた車は新車を購入した会社で下取りしてもらったがその場合その会社の系列内で中古車の買い手を探すのに対しガリバー等の中古車専門店では外国にまで販路を広げているので中古車の値段は数十万円違うことをガリバーの人に教えて頂いたが後の祭りだった。コロナで納車が随分遅れた(5か月)がやっと昨日納車されたので安全に気を付けて運転していこうと思う。
2022.04.24
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7/23開幕の東京オリンピック、昨日60kg級男子柔道で高藤直寿選手が金メダル、48kg級女子柔道渡名喜風南選手が銀メダルを取ったが世界王者瀬戸大也選手が400メートル個人メドレーで作戦ミスから予選落ちし、体操の王者内村航平選手が鉄棒で握り損ねて転落してメダルなしになってしまった。池江璃花子選手の出場した女子400メートルメドレーも惜しくも予選落ちでがっかりして意気消沈した人も多かったと思う。しかし今日は400メートル個人メドレー女子で大橋悠依選手が金メダル、スケボー男子で堀米雄斗選手が金メダルを取った。私はオリンピックといえば日本人の活躍も期待するが各国選手の活躍も期待している。特に今年は各国の人達は大変な思いをして東京に来ているので外国人、中でも貧乏な国からの選手を内心では応援していた。しかし昨日は瀬戸選手の予選手選落ち、内村選手の落下、池江選手チームの予選落ちをみてナショナリズムが刺激され日本チームは大丈夫かと心配になった。そんな矢先本日大橋選手が400メートル個人メドレーで並み居る外国の強豪を打ち負かして見事優勝したのをみて感動した。瀬戸選手、内村選手、池江選手の分まで頑張って仇を取ってくれたと思いスカッとした。私はオリンピックではこのように内外の選手を応援することの他に自分自身に刺激を与え成長の糧にしてきた。オリンピック選手は超一流で我々が及びもつかない人達だがそれはスポーツの分野に限っての事である。このオリンピックを契機に世の中を眺めてみると優しさ世界一、人助け世界一、医学世界一、科学世界一、平和行動世界一等の人達がこの世界にはいるはずだ。私は及びもつかないがそれぞれの分野で金メダルの人達は必ずいる。オリンピックは参加することが最も重要だと言われている。私が列挙した項目で金メダルを取ることは凄いことだが金メダルを取ることは目的ではない、優しさ世界一のコンテストに参加することが重要だと思っている。スポーツ選手たちはこの日のために必死で練習してきた。今回メダルが取れなくても参加か出来たということが最も重要である。そこで私はそれと同じようにスポーツ関係は無理なので平和運動とか人助けの分野でのコンテストに参加するつもりでオリンピック期間を過ごしてきた。現在ではコロナワクチンを作った人達はさしずめ金メダルに相当すると思われるが今までの所ワクチン製作者以外は殆ど無能な状態である。オリンピックでは人智を超えた肉体的能力が競われている。科学者の多くは肉体的能力はレベル以下だと思われるが科学的能力はずば抜けている筈だ。科学的能力の優れている人達は奮起してこのコロナを消滅させるために競い合って最高の能力を発揮してコロナを退治してもらいたいと切に願う者である。
2021.07.25
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今朝の新聞に今年度から政府がAI婚活に本腰を入れ自治体をバクアップしていくと出ていた。AI婚活を含め各自治体に少子化対策費として20億円を確保したとのことである。AIのシステム導入予算の3分の2も助成してくれるとのことでAI婚活を強力にバックアップしてくれることになった。その背景には結婚しない人、結婚を望まない人が増えており、それが少子化の大きな原因になっていることが挙げられる。従来の結婚相談所は年齢、学歴、職業、年収、容貌などの条件に会う人を紹介するようなシステムで年収が少ない人とか容貌に自信がない人等は最初から応募しない傾向があった。AI(コンピューター相性診断)では年齢、学歴、容貌(自分に似た有名人を登録)などに一切関係なく、その人にピッタリの人をコンピューターで探してくれるので誰でも応募できるし間違いない人を見つけ出してくれる。2018年にAI婚活を導入した栃木県では結婚がまとまった71組中33組はAI相性で結婚できたとのことで効果抜群だと思う。問題は申し込み者が少なかったらAIの威力は発揮できない。今までの結婚相談所には申込者が少なかったのでこれではだめである。成人式を迎えたら誰でも登録するくらいの参加者が必要である。離婚経験者もいるかもしれない。その方々も登録した方がよい。年齢にかかわらずAIでは探してくれるので50才になったり60才になって独身の方は登録した方が良い。離婚者や高齢者にはそれなりにAIは相手を探してくれる。結婚の型は昔の親が決める結婚から見合い結婚に進みそれから恋愛結婚がかっこいいと言われた時代があり、今は見合いも恋愛もない成行き結婚と言ってもいい時代かもしれないが、それにあぶれる人が多数出てきた。それを救うべく来るべくしてやってきたのがAI結婚の時代だと思う。これだけ進んできたコンピューターを結婚に使わなくてどこに使うのかと思う。独身の人は全て登録してAI結婚の時代を盛り上げてもらいたいと思う。
2021.01.18
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アジサイ(ダンスパーティー)新型コロナでは感染の有無をPCR、抗原検査、抗体検査などで調べているが、今回はPCR検査について述べたいと思う。Polymerase Chain Reactionの頭文字をとってPCR検査と呼んでいるが日本語ではポリメラーゼ連鎖反応と訳されている。これは少量のDNAを増幅して検出しやすくする方法で1983年にマリスと言う人が発明してノーベル賞を受賞している。これはDNAの複製方法なのでコロナウイルスはRNAなのでRNAをDNAに変換してから増幅していくことになる。まず検体を試験官の中に入れて耐熱性DNAポリメラーゼ(DNAを増やす酵素)、DNAプライマー、ヌクレオチド(核酸)を加えてサーマルサイクラーと言う機械で加熱、冷却、過熱を繰り返してDNAを増やして測定することになる。その過程は1)95度、30秒、2本差のDNAを1本鎖にする。2)60度に冷却してDNAの断片(DNAポリマーという)を加えて1本鎖のDNAに結合させる。3)72度に加熱してDNAポリメラーゼ連鎖反応でDNAを伸長させて2本鎖にして複製させる。これを1サイクルとして40サイクル位繰り返し100万倍くらいに増やす。それをアガロース電気泳動で分画し染色、紫外線照射、写真撮影して肉眼で陽性か陰性を判定する。大変煩雑、精巧な検査で当初日本では検査体制が整わず韓国に大分遅れをとったと言われた。今までの通常の診療ではB型肝炎ウイルスの診断にこのPCR検査が用いられていたが頻度はまれでそれほど多数に使用されていなかった。韓国で即座に検査できたのはSARS流行時に蔓延した時の対策として準備していたものと思われる。現在はスイスロシュ社の機器が性能が良いとして世界市場を占めている。日本では当初結果が出るまで3日位かかっていたがロシュ社の機器だと1度に4128件検査出来て24時間で結果がでる。日本で当初PCR検査がなぜそんなに少数しか検査できないのかと追及されたが検査できる施設を限定したなどの政策上の不備もあったかもしれないが検査機器が足りなかったのではないかと考える。今度日本に本社があるタカラバイオのアメリカ子会社が5184件を2時間で検査できる検査機器を作ったので益々PCR検査は簡単に行われるようになると思われる。医学の進んでいる日本がPCR検査でなぜそんなにもたもたしたのか批判されたが、PCR検査は上記のように大変複雑で技術もいるし金もかかる検査で普段あまり検査していなかったのでいきなり大量の検査をしなければならず戸惑ったためと考えられる。今後はもっと広く迅速に検査できると思われる。
2020.06.12
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庭の芝桜、チューリップ、水仙等a+b=cが成り立つ自然数(正の整数)a、b、cにおいて、積abcの素因数の関係を考えた時、数(a、b、c)はいくつかの組しかない」ことを証明する「ABC予想」として知られる数学の超難問を日本の京大教授望月真一さん(51歳)が解決したとして話題になっている。望月さんは従来の数学は足し算と掛け算が必須だったが掛け算だけで様々な計算が出来る新理論(IUT理論)を用いてそれを証明したとのことだが世界中で誰もそれが証明できなかったのだから凄い頭のいい人だと思われ日本人として誇りに思う。現在の超難問は新型コロナウイルスだと思う。頭の良い人たちが真剣に取り組んでくれているが、長崎大学の人達が35分で新型コロナの診断が出来る方法を開発した。しかしウイルスを殺す薬もしくは増殖を抑える薬、重症肺炎の特効薬などは未解決の超難問である。数学の問題は解決までに時間がかかってもよいが医学の問題は時間的猶予がない。時間に迫られながら超難問に挑戦している人達のご健闘を心よりお祈りしている。
2020.04.10
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ラジオ「日本全国8時です」の昨日木曜日の担当は月尾嘉男さんで、iP細胞を使っての肉の培養の話をしてくれた。動物を殺してその肉を食べることに抵抗を感じている人は多いと思う。ベジタリアンとして動物の肉は一切食べない人たちもいるが肉は食べるが心を苦しませながら食べている人たちもいる。肉を食べなければ人間生きていけないなら仕方がないが食べなくても立派に生きていけるし、それどころか成人病やがんの罹患率を下げることが出来る。それなのになぜ肉をたべるのか?美味しいからだと思うが、肉はタンパク質からできており筋肉などを作ってくれるのではないかという迷信もあるのだと思う。ベジタリアンの人達も筋肉隆々としており、オリンピック選手もいる。肉を食べなければ筋肉がつかないなどというのは迷信で間違った宣伝が流布されているのだと思う。いずれにしても動物を殺してその肉を食べるのはよくないことだと思っている人は大勢いる。そこで大豆などの植物性たんぱく質を使って人工肉が造られ市販されているがあまりおいしくないのかそれほど普及していない。そこに出てきたのがiP細胞を使って肉を大量生産する方法である。これは肉そのものなので大豆から作った肉とは全く違う。今はまだとてつもなく高価だが時代が進めば安価になり普及するようになると思う。心苦しく肉を食べていた人たちも苦しまなくてよくなる。しかし肉と全く同じなので成人病やがんの原因になることには注意した方がよいと思う。近い将来動物を殺さなくなる時代が来ると思われ、人の心ももう少し優しくなるのではないかと思っている。
2019.02.15
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今日の8時からのラジオ「話題のアンテナ 日本全国8時です」のゲストは医学ジャーナリストの松井さんで「がんのゲノム治療」の話だった。今までは臓器別に抗がん剤が決まっていて肺がん治療の抗がん剤、大腸がん治療の抗がん剤などと呼ばれていたが、ゲノム治療では遺伝子の何番治療などと遺伝子の番号で呼ばれるようになるだろうとのことだった。国もこの医療に力をいれており、2019年には保険診療可能になることを目指しているとのことである。まだ実験段階だが京都大学であちこちに転移していてどこが原発かわからないがんに対してゲノム解析して遺伝子の異常をみつけて遺伝子治療したらすべてのがんが治ってしまったとのことである。従来の抗がん剤では副作用はつきものだったがこの治療では副作用は少なく個別治療になる。いわゆるオーダーメードで患者さん個人個人で治療法も治療薬も違う。治療効果が実証されて保険適応になって多くのがん患者さんが救われるようになることを期待している。
2017.12.28
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永六輔さん始め多くの方々がパーキンソン病に悩まされてきた。身の回りにも多くの患者さんがいて苦しんでおられる。パーキンソン病は脳の黒質からドーパミンが分泌されなくなって手足の震え、筋肉のこわばり、動作緩慢、姿勢が悪くなって転びやすくなる等の症状がでて、最終的には嚥下や呼吸に関係する筋肉の障害から食べられなくなったり、呼吸が出来なくなったりする病気である。治療にはドーパミンを体内で合成してくれる薬などがあり、進行をある程度遅らせることは出来るが根本的な治療法はなかった。ところがこの度iPS細胞を使って黒質を造ってパーキンソン病のサルの脳に移植したら症状が軽快したとする研究報告が京大グループから出された。5年間副作用についても追跡して大丈夫との確信が得られたので来年から人間での実験を開始するとのことである。ここまできたら実用化は近い。ずっと先の話かと思っていたが今苦しんでいる人達も対象になるかもしれない。大変な朗報である。Many people have been suffering from Parkinson's disease as like as Mr.Rokusuke Ei.There are a lot of patients around us and they are suffering now.Parkinson's disease is such that dopamine is not secreted from thesubstantia nigra in the brain, and it presents the symptoms such as tremorsof limbs, stiffness of muscles, slow movement, poor posture and easy fallingetc. and it is related to the disturbance of swallowing and respiration inthe end stage.Treatment includes drugs that synthesize dopamine in the body, and althoughit is possible to delay the progress to some extent, there was nofundamental treatment.However, the Kyoto University group issued a research report that thesymptoms were relieved when iPS cells were used to make the substantia nigraand transplanted into the brain of Parkinson's disease monkeys.They have confirmed that the monkeys will be fine as long as they keep trackof side effects for 5 years, so they will start experimenting with humansnext year. Practical application is near when it comes so far. Though Ithought that it is a long time future, people who are suffering now may alsobe covered. It is a great news.
2017.09.01
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今朝のラジオで医療ジャーナリストの松井宏夫さんが夢のがん治療薬キートルーザ(メルク社)の話をしてくれた。本来人体にそなわっている免疫力による攻撃からがん細胞が身を守るPD-1の効力をなくしてがん細胞を殺すシステムは先駆けのオプジーボ(小野薬品)と同じだが、オプジーボはそれを使う前に抗がん剤を使わなければならないのに対し、キートルーザはその必要がなく、有効性も遥かに高いとのことで当に夢のがん治療薬との話をしていた。今後より有効な同様な薬が次々に出てくることが予想され、癌が薬で治る時代は近いと思われた。 Medical journalist Hiroo Matsui talked about Keytruda (Merck), a cancer drug for dreams, on radio of this morning. The system to kill cancer cells by losing efficacy of PD-1 is the same as pioneeer Opsibo (Ono Pharmaceutical Co.), but before using Opsibo we must use anticancer drugs, Keytruda do not need it and had a much higher effectiveness, so he talked as a dream cancer treatment agent. It is expected that similar more effective drugs will come out one after another, and it seems that the time when cancer is cured with medicine is close.
2017.02.06
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私の妻は毎年味噌を作ってきた。蒸した大豆を潰すのが結構大変な仕事だった。昨年12,000円で電動のミンサーを購入したら、豆を潰すのが大変簡単でスムーズになった。そして今年其の電動機械を使って味噌を作ろうと沢山大豆を買ってきた。しかし昨年彼女がしまったという物置の中を二人で必死に探したが見つけることが出来なかった。やむなく2,000円で手動のミンサーを買ってきて私が二晩手で回して手伝った。それは大変な仕事だったが私は次の夜も続けるつもりだった。彼女は毎晩私に手伝わせるのは気の毒に思ったが、あるはずの機械が見つからないで新しいのを買うのはすごくもったいないことだと思った。私のこととお金のことで随分悩んだ。そして遂に新しいのを買うことにした。昨日私が家に帰ったら、金の力はすごいと言った。彼女は一人で既にその電動の機械を使って全て豆を潰してしまったとのことであった。金で買えないものは沢山あるが、彼女は今回、色々悩んだ末に、12,000円で幸福を買うことが出来たようだ。My wife has made a soybean paste every year. It was very hard work tocrush the steamed soybeans. She bought the electric machine to crush thesoybeans last year price as 12,000 yen. It was very easy and smooth to crushthe beans. And this year she bought much soybeans to make a soybean pasteusing that electric machine. But we couldn’t find the machine in thecloset where she housed in last year. She bought a manual machine as 2,000yen , and I handled the machine helping her 2 night. It was very hard work,but I was going to continue the work next night. She thought it was so pityfor me to help her every night, but it was big waste to buy a new one. Sheworried about me and money. At last she decided to buy a new electricmachine. When I came home yesterday, she said the power of money was great,she had finished crushing soybeans already by her only using electricmachine. There are many thing couldn’t buy using money, but she could buyhappiness this time paying 12,000 yen over much worries.
2015.03.28
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今朝のラジオ8時からの「話題のアンテナ日本全国8時です」の月尾嘉男さんの話題のテーマは2045年問題だった。コンピューターは年々進歩してきた。将棋や碁で人間を負かすことができるし、私立大学の80%は合格できる能力がある。数年後には東大にも合格できるようになる。2045年まで発展を続け、2045年には遂に、全ての分野でコンピューターは人間の能力を超えることになる。その結果としてコンピューターが人間を統治する世界がくるかもしれない。政治、経済、教育、医学、子育て、或は産業などすべてがコンピューターによってコントロールされるようになるらしい。コンピューターが主人で人間が僕の世界は幸せだろうか?This morning's theme by Mr. Yoshio Tsukio on radio from AM 8.0 was 2045year's problem.Computer has developed year by year.It can beat to human by Shogi or Go, and pass the entrance examination ofabout 80% of private university.It might pass the entrance examination of Tokyo university within severalyears.Until 2045, computer will be continuing to develop and at the year 2045, atlast it will overcome human ability in any field. At the result, it might come the world the computer rules over human. Everything of the world , politics, economy, education, medicine, childraising or industry etc., everything will be controlled by computer. Are wehappy living in the world in which the computer is master and the human isservant?
2015.03.19
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Japan's space agency successfully launched the Hayabusa2 probe Wednesdayfrom the Tanegashima Space Center in southwestern Japan on a mission totravel to an asteroid 300 million kilometers from Earth to collect rocksamples. The probe is expected to reach the asteroid in 2018 and return toEarth in late 2020.JAXA hopes Hayabusa2 will bring back samples containing water and organicmatter, which may help illuminate the history of the solar system and theorigins of life on Earth. Hayabusa collected samples only from theasteroid's surface, but Hayabusa2 will attempt to go deeper, making a craterwith a metal impactor to access materials undisturbed by radiation from thesun and other bodies.(Mainichi)That is magnificent accomplishment for Japan and also for the world.If the probe brings back the such materials and demonstrates the origins of life,we japanese will be the first descoverer of the origins of life. We are loocking foward to the return of the Hayabusa2 and it's production. 日本の航空宇宙局は日本から3億Km離れた小惑星に行って岩のサンプルを集めてくる使命を帯びた探査機はやぶさ2号が日本の南西にある種子島宇宙船センターから水曜日に無事打ち上げられた。その探査機は小惑星に2018年に到着し、2020年のおそい時期に帰って来る予定である。日本宇宙航空研究開発機構は太陽系の歴史や地球上の生命の起源を解き明かすのに有用な水や有機物を含んだサンプルを持ち帰ってくれるだろうと期待している。はやぶさ(1号)は小惑星の表面だけからサンプルを集めてきたが、はやぶさ2号は、金属の削岩機を使って穴を開け、もっと深いところまで行って、太陽その他からの放射線による影響から免れた物質を持ち帰ることになっている。(毎日新聞英語版電子サイト)それは日本にとっても世界にとってもとてつもない快挙である。もし、その探査機がそのような物質をもち帰り、生命の起源を明らかにしてくれるなら、我々日本人が初めて生命の起源の手がかりを掴んだ者になるであろう。我々ははやぶさ2号の帰還とその成果を心から待ち望んでいる。
2014.12.02
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今日木曜日朝八時からのラジオ、月尾嘉男さんの話題は遺伝子、つまりDNA解析についてであった。今この研究は世界中で急ピッチで進められており、今後、日本人も他の国の人もその恩恵を受けるかもしれないが、問題点もあると話していた。今や口の中の頬の粘膜を綿棒でこすって郵便で送れば自分の遺伝子を詳しく調べてくれてどのような病気にかかりやすいとかどのような才能があるかとか、詳しく調べてくれてそのDNA解析結果に合わせての生活習慣についてのアドバイスもしてくれる会社がいくつもある。昔は人の遺伝子を解析するとなれば何千万、何百万とかかったと思うが今は数万円で遺伝子診断をしてくれる時代になった。しかし月尾嘉男さんが言っていたが、遺伝子ですべては決まらない。遺伝よりも生活習慣で病気になることが多いので、遺伝子検査の結果は参考にする程度にして生活習慣を改善していくことの方が重要ではないかとのことだった。科学の進歩はとどまる所を知らない。次から次に新しい技術や診断法等が開発されてくると思う。しかしそれをどのように使い、生かすかは人間の知性にゆだねなれている。いかに正確な診断法があったとしてもその活用法を知らなければなんの役にも立たないし、その診断結果を妄信したり誤って解釈したりすれば却って健康を害したり、日常生活に不利になったりすることもある。いかなる時代になろうとも人間の判断力と知性は人間が生きる基本である。物珍しいので遺伝子検査を受ける人は増えていくと思うが、人生それがすべてではない。その結果については冷静に判断し賢明に対応していただきたいと願う。
2014.09.25
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このたび古河電池と凸版印刷が共同で開発した化学電池が話題になっている。災害時に水または海水を注ぐだけで電気を発生して5日間電灯をつけたり携帯電話やスマートフォンを充電してくれる便利なものである。これはマグネシュウムに食塩水を加えると発電する性質を利用して発電させるものだが、災害時だけでなく普段でも家庭や工場の電力をまかなえないものかと考えた。一般的に電力は水力、火力、原子力、等に代表される方法、つまり水または水蒸気の力でタービンを回して発電板を磁界の中で回転させて発電する方法が一般的で風力も風でタービンを回転させる点では同じである。しかしこれらは蒸気を造るために大量の石油を燃やさなければならなかったり、核分裂を起こさせなければならないので公害の原因になったり災害の原因になったりする。そこで考えられたのが太陽光発電である。太陽光をある金属に充てると直接電気が生じる性質を利用した装置である。これなら石炭や石油を燃やさなくてもいいし、ウランなど核燃料を核分裂させなくてもよいので環境にやさしい発電方法と言える。それ以外に燃料電池と言うのもある。水の中に電極を入れて電気を流すと水を酸素と水素に分解することができる(水の電気分解)。これを逆にした装置、つまり酸素と水素を化合させて水を作る過程で電気が生ずることを利用して発電する方法がそれである。上記のマグネシュウムと塩水を化合させて電気を生ずる方法も燃料電池の一種とみてよいと思う。タービンを回すには、火力にしろ、原子力にしろ莫大な金と装置が必要でしかも炭酸ガスなどの燃えカスは地球温暖化の原因にもなっている。上記マグネシュウム電池は規模は小さいがそれをいくつも重ねれば大きな電力になる可能性もある。研究を進めて火力や原子力に変わる新しいメジャーの電力になってくれることを期待している。
2014.09.22
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日本医師会雑誌の9月号の特集は出生前診断に関する基礎的方法論と、ダウン症などの障害がある児は排除されるかもしれないという倫理的問題が論じられている。日本で出生前診断を受ける割合は約6%で、欧米では50%以上の妊婦が受けている。この違いは欧米では原則的に妊娠初期胎児スクリーニング検査を受けるが、受けない権利も認められている。日本では原則的にその検査を受けないが受ける権利も認めるという姿勢の違いによるものだろうと述べられている。出生前検査で異常ありと診断された場合、中絶するかしないかの決断をしなければならない。そんな辛い思いをする位なら最初からそのような検査を受けない方がよいと考える日本人が多いのだと思う。私も日本人だからかそのような考え方の日本人が多いことに安心した。特集記事は69ページに及び、読み応えがあり、全てを紹介することは出来ないが、印象に残った不妊治療や習慣性流産に関する出生前診断に関する論文を紹介しようと思う。着床前診断という技術があり、それは体外受精して体外で受精卵の割球を生検して、異常がないと診断された受精卵を子宮に戻す技術だが、その技術が用いられるようになって15年経つが、その技術で治療を受けた人と受けない人では、健康な子供が生まれる出生率も、流産率も差がないことが明らかになっている。それなのにそれを広く広報しないで、非常に高額なそのような治療法が今も行われていることに関し、生殖医療にかかわる者のモラルが守られないのであれば法整備が必要であると述べていた名古屋市立大学 杉浦真弓教授の論文に感銘を受けた。最新技術は素晴らしいとか、料金が高い技術は効果があると思う心理が働き易いが、上記でみてきたように、出生前診断を受ければ却って悩みを持つことになるし、非常に高額な着床前診断を受ければ流産しなくなくなるわけではないことを考えれば、受診者も医師も生殖医療に関しては新しい技術に軽はずみに飛びつかない方がよいと思った。
2014.09.16
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ツボサンゴNASAが地球に似た惑星を発見した。地球から500光年離れた所にあり、地球より10%程大きく、表面に液体状の水が溜まっている部分があるとのことである。生命の誕生から生存に水は不可欠である。その水があるということは生命体がいるかもしれないという期待がもたれる。今地球上では大気ガス汚染や温暖化、地震や竜巻、豪雨等に見舞われている。人間同士では戦争や、少女達の誘拐事件などが起こっている。日本について言えば人口が激減して20040年には若年女性の減少で896の市町村が消滅の危機状況になっているとのことである。日本の人口減少は大きな問題だが、世界的に見ると後進国を中心に人口は増えている。人口問題や大気汚染問題、戦争等の問題を抱えながら地球は何とか生きながらえているが、すっと生存し続けるかどうかは分からない。今度地球に似た星が見つかったとのことだが、今の年齢がどれくらいで寿命がどれくらいかは分からない。もし生物がいて人間に似た知力をもった生物がいたらどんなことになるだろうか?交信できるだろうか?衛星を使って行き来できるようになるであろうか?SF漫画などでは星同士で戦争をする設定が多いが戦争をする必然性は全くない。戦争設定がなされるということは地球上で未知のもの同士が初めて出会うと領土や指導権を得たいと戦争してきた歴史があり、星同士が出会ったら戦争になるのではないかと想像した結果だと思うが、浅はかな想像だと思う。お互いの星を住みよいものにするために協力しあうこともある。わたしはそうなって欲しいと願っている。
2014.05.11
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ウォークマンというのは一時世界中を席巻しほとんどの国でそれを聞いている人を見かけたが今はスマホやipad,ipod の方が便利でウォークマンを使っている人は激減していると思う。ウォークマンの基本形は名刺よりも小さな本体にイヤホーンを差し込んで聞くスタイルで、今も電車の中などで時々見かける。しかし最近はブルーツース機能が発達し、ウォークマン本体から無線で電波を送り、ステレオスピーカやカーラジオを鳴らすことができる。これはウォークマンでなくてもスマホでもipadでもipodでも鳴らすことができて、しかもこれらの方がスムーズに接続できるので、こちらを使っている人が多い。以上のことから、どちらかといえばウォークマンは時代遅れと言えるかもしれないが、私は昨年の忘年会でそれを景品としてもらってしまった。何とか活用しなければ欲しかったのに当たらなかった人たちに申し訳ないと思った。まず車のカーオーデオと接続できなければならない。最初なかなか接続できなくて苦労したがデーラーさんに接続してもらい、ブルーツース機能を使って無線でウォークマン内の音楽等を聞けるようになった。今度は何をウォークマンの中に入れるかだが、パソコンを使ってCDの音楽は入れることができるが車にはCD再生機がついているので、あまり意味がない。何とかテレビやラジオから録音できないかと思ったがパソコンを介しても無理だった。説明書をよく読んだら別売りで録音用コードを買わなければならない。録音できる機能がウォークマンの最大の利点だと思うが、それは別売りで、他の機種でも代用できるCDの取り込みはできる仕様になっており、営業マンは何を考えているのか不思議に思った。このコードは1200円で高くはない。これは必需品なので最初からつけるべきだと思った。電気屋さんからそのコードを買ってきてテレビの英会話番組を録音した。テレビやラジオのイヤホンで聞く穴に差し込むと容易に録音できる。古い車にはカセットを聞く装置がついていたが最近の車には、カセットコーダーはついていない。いっぱいあるカセットを再生することが出来ない。しかしこれもラジカセで再生しながらイヤホンで聞く穴にウォークマンのコードを差し込むと録音できる。カセットの音楽と外国放送CNNの会話番組を録音して車の中で聞いている。忘年会の景品が随分役立っていて嬉しい。でもここまで来るには途中で諦めていたら来れなかった。家内に言わせれば私はしつこい性格だという。そのしつこさが役立ったと思う。
2014.04.18
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勤務先の理研からSTAP細胞の論文に不正があったと認定された小保方晴子さんが先日釈明の記者会見を開いた。学問の世界ではSTAP細胞の存在を示す最も重要な画像が数年前に博士論文に使った別の組織のものだったり、電気泳動の写真を見やすくするためとは言え、切り貼りしていたことは到底許されることではなく、研究者失格と言われても仕方のない状況であった。STAP細胞作製に200回成功したと言っても実験ノートにその詳しい記載や写真が残っていないなら信じろという方が無理かも知れない。しかし会見を観てSTAP細胞にかける彼女の情熱をみた。ある人は彼女の思い込み、ある人は幻を見たのではないかと言うかもしれない。確かに証拠は残っていないが、彼女にしてみれば確かにその手ごたえをつかんだのである。理研としてSTAP細胞の存在の検証を始めると言う。今まで彼女にしか作れなかったものである。他の人たちだけで作れる可能性は少ない。その結果でやっぱり彼女は嘘つきだったのだと言うのは早計だ。重要な研究員が不足していては得られるべき結論も出ないかもしれない。何事にもコツがあり、ノウハウがある。確かに今度のことで研究者としての資質に疑問符がついてしまったが、彼女の情熱を汲んで、もう一度彼女にチャンスを与えて、この検証グループの一員として研究することを許して頂きたいと切に願うものである。
2014.04.11
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すごい発明である。すでに成熟した大人の細胞を酸などで刺激して、幼若細胞、つまり分化する前の幹細胞に戻って新たに神経や筋肉に分化する細胞、を作り上げたのである。脊髄損傷で足が動かなくなっていた人に、この細胞を移植すると、神経細胞に分化して、歩けるようになることも夢ではない。幹細胞については京大の山中教授が細胞に遺伝子を注入することによって作成することに成功し、現在医療への応用研究が世界中で行われている。しかし山中教授のiP細胞は、それを作成するのに、細胞に遺伝子を注入しなくてはならず、癌化の危険性をはらんでいる。しかも作成するのに、時間はかかるし、費用も莫大であり、手順通りにしても無事幹細胞を得る確率も極めて低い。あらゆる面で、STAP細胞はiP細胞より優れており、これからの臨床応用に大いに期待される。このように画期的なものを発見したのは、30歳の理化学研究所の女性研究委員小保方さんである。しかし実際にはハーバード大学や理科学研究所の教授や先輩に指導を受けながらの成果で、その手柄は誰に所属するのかと言うことは大問題だったと思う。論文にファーストオーサーとして最初に名前を書かせていただいたのは光栄だし幸運であった。一般に研究者の世界は手柄争いが激しく、共同研究していたような場合は、その成果は俺のものだと言い合うことが多い。先輩がいる場合は、論文の著者として自分の名前を最初に書かせて頂くことは少なく、教授や先輩達の名前が最初に来ることが多い。それなのに彼女は自分の名前を最初に書かせて頂いた。おそらく彼女の人柄ゆえではなかろうか。彼女は皆に好かれており、教授や先輩たちも彼女に助言し、彼女の仕事として認めてくれたのだと思う。性格の良さが今回の福運を呼び寄せたのではないかと思っている。
2014.02.02
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アメリカの詩人サムエル・ウルマンが100年くらい前に書いた「青春」という詩があるが、その最後の一節が以下のように書かれていた。In the center of your heart and my heart there is a wireless station, so long as it receives messages of beauty, hope, cheer, courage and power from men and from the Infinite, so long are you young.When the aerials are down,and your spirit is covered with snows of cynicism and the ice of pessimism, then you are grown old,even at twenty,but as long as your aerials are up, to catch the waves of optimism, there is hope you may die young at eighty. 「日本語訳」君にも私にもその心の中心に、無線センターがあり、美や、希望、喜び、勇気、そしてパワーを人や神から受け取る限り、君は若い。もしアンテナが倒れて君の精神が皮肉の雪や悲観の氷で覆われるなら、たとえ20歳でも君は年取ってしまうだろう。しかし君がアンテナを立て直し、楽天的な電波をキャッチするなら、たとえ80歳でも若く、希望の内に死を迎えることができるだろう。100年前と言えばまだインターネットはなかった。しかし上の詩を読むとインターネット時代を先取りしていたように思えた。今はどんな情報でもインターネットから受け取ることができる。from men and from the Infinite、「人や神から」と表現されているが、インターネットの情報は当に神からと思われるくらいあらゆる情報が網羅されている。載っていない情報はないと思われるくらい詰め込まれている。しかしその情報は美も醜も、善も悪も、有用無用、全ての情報を含んでいる。その中から美、希望、喜び、勇気、力を受け取るなら君は若い。しかしその中から悲観的な情報ばかりキャッチしていたら君は年取ってしまう。当にインターネット時代にぴったりの詩だと思った。無尽蔵と言われるインターネット情報の中から何を吸収するかによって人は若くも年寄りにもなる。若い、年寄りは暦年齢によるのではなく、インターネットからどのような情報を引き出しているかによって決まるのである。
2013.06.07
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学会場に向かう参加者達医学会なのにロボット?? 驚かれる方も多いと思われるが、今回の学会では春馬会長の破天荒な構想で高橋智隆さんのロボットの話が学会の特別講演1に組み込まれたのだ。ある時春馬さんがテレビを見ていて高橋さんが自分でロボットを組み立てるのをみて感動し、自分がいつか会長になったら高橋さんの特別講演を組み込むのだの夢を持つようになり、この度長年の夢を実現させたとのことである。高橋さんは京大工学部卒で、現在ロボ・ガレージ代表取締役、東大先端研特任准教授をしているが、ロボットを自分ひとりで木を削り色を塗って制作しているとのことである。この間10万円位で売り出したロボットの実演をしてくれたが、座ってといえば座るし、歌ってといえば歌うしすごい性能を持っていた。それをドライバー1本で各自で組み立てるのだがもうすでに10万台売れたという。ロボットというと掃除をさせるとか介護をさせるとか人間の手先として奴隷みたいな役割をするものとの認識をしている人がいるが、高橋さんはそれは違うと言っていた。友達として人間社会に加わってくるもので、テレビをつけてとか掃除をしてくれなどと頼む場合でも一方的にさせるのではなく、友達付き合いの中でしてもらう関係でないと長続きしないし、ロボットの進歩もないと言っていた。ロボット技術では日本は世界の最先端を走っている。あと15年もすると日本人ほとんどがロボットを持っている時代が来るだろうと予想していた。それにはロボットを奴隷と考えるのではなく友達と考える思考法が普及している必要があると述べていた。動画で見せてくれたが彼が手作りしたロボットを囲んで子供たちが色々話しかけて楽しそうに会話しているのをみて、彼の言う15年後のロボット共存社会は本当に来るかも知れないと思えた。
2013.05.13
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