imimiのリトリーバル日記

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救出活動の仕方



今回は、救出活動をこれから始めてみたいと思われている方のために、私ごときで恐縮ですが若干のアドバイスをさせていただきたいと思います。

もしよろしければ参考になさってみてください。


以前すでにお話しさせていただいたことではありますが、私は救出活動の仕方をケヴィン・ターナーさんという方から習いました。

セミナーの講座内容についてはご説明できませんが、私がどのような体験をしたのかという形でお話しをさせていただきたいと思います。


セミナーの初日、私達はへミシンクに慣れるためにF15,21,27のCDを聞いたあと、救出活動を始める前に今生での自己意識の断片の救出というのをやりました(1/29のブログをご参照ください)。

今になって思えば、この自己意識を救済するエクササイズに、救出活動のエッセンスがすべて含まれていたのではないかと思います。

今回はこれを中心にご説明したいと思います。


すべてのフォーカス・レベル(基本的にロバートモンローさんの考えに基づいてご説明します)は、テレビやラジオの周波数のようなものであり、どこか特定の場所に存在するものではなく、すべてが混在しているのです。

人間の意識がどの周波数にチャンネルを合わせるかで、自分の意識がどこに焦点が定まるかが決まります。

言い方を変えれば、人間の意識はあらゆるフォーカス・レベルに存在していて、どこに一番焦点を合わせるかで見える世界が異なってくるのです。

ですから、F21やF27に「行く」という表現は適切ではなく、今ブログをご覧の皆様がこの文章を読まれている瞬間においても、皆様はあらゆるフォーカス・レベルに存在していて、無意識のうちにあらゆるフォーカス・レベルで活動されているのです。

ただ、自分が認識している意識のうち、たとえば90%以上がC1に集中しているため、C1だけが現実世界であるように感じられているだけなのです。

まずはこの点を明確に認識する必要があります。


次に重要なのが、よく言われる「想像は創造」であるという事実です。

私は疑り深い性格なので、はじめ全くこのことが信じられませんでした。

しかし、これは非物質界においては事実であり、ある意味、法則と言ってもいいと思います。

ですから、非物質世界では、いかなる服装も想像によって具現化できますし、あらゆる物も想像によって作り出されます。およそ想像力がおよぶ限り向こうの世界ではできないことはありません。


すなわち、我々があらゆるフォーカス・レベルに存在し、かつ想像によって物事を創造することができるために、われわれは自分が知覚できているといないとにかかわらず、救出活動をしている「ふり」をするだけで、実際に救出活動が出来てしまうことになるのです。

本当だろうか?と思われるかもしれません。

しかし、このことはブルース・モーエンさんの本にも出てきますし、私自身、今までに何度もそれを客観的事実により裏付けていますから、間違いないといっていいと思います。

私自身は、今まで上に述べた点に、救出活動の成功の鍵が隠されているのではないかと思っています。


あとは、後から説明します微細な感覚を使って非物質界を知覚していくことで、体験が真実に違いないという点が強化されるだけなのです。

救出活動の実際の体験自体は、自分が知覚していようがいまいがなされているし、それを信じていようと信じていまいとなされている点が最も重要な点であることを強調したいと思います。


このような明確な認識のもとで、フォーカス23に行って(行ったふりをして)自己の断片と思われるものを見つけ(見つけたふりをして)、自分の中に融合させ、本来の自分に取り戻します(取り戻したのだというふりをします)。

フォーカス23という場所がどこにあるのかわからなくても全然かまいません。

ただそういう場所があるのだと思ってください。

そして、フォーカス23という場所に行きたいと宣言してください。そうすれば、ガイドと呼ばれる非物質の友人がフォーカス23まで連れて行ってくれます。


あと、「ふり」というのが何かわからない方がもしいらっしゃいましたら、ふりとは「想像力を駆使していろいろな出来事を体験したつもりになる」ことだと思って下さい。

たとえば、「ハワイに行き、さんさんと照りつける青い海と空のもと、海岸のビーチパラソルの下で、のんびりと海を見ながらくつろいでいる…」といったことのように、人間は想像力を使ってまるで自分がそれを今体験しているかのような「気持ちになる」ことができます。

これが、ふりをするということなのです。


最初から自分の意識の断片が非物質界で見える人もいるかもしれませんが、私の場合は見えませんでした。

ですから、いわゆる想像の呼び水を使って意識を回収していく「ふり」をしました。

このようにしていくと、ある瞬間に本当に映像が見えてくる(見えたような気がしてくる)ときがあります。

でも、このことは、およそすべてのへミシンク体験に言えることなんですよね。

体験をしているつもりになる、このことは非常に重要です。


このように、救出活動をするためには、今までの自分の常識を変えることから始めなければなりません。


次に重要となってくるのが、微細な感覚で非物質界を知覚することです。

われわれ人間には、いわゆる五感が備わっていますが、非物質界は肉体の五感でとらえることができません。

そこでどうするかですが、非物質界で感じ取った知覚を五感でとらえられるように変換する作業が求められます。

なぜこのようなことができるのかと言いますと、本来われわれ人間というのは意識(エネルギー)であり、物質を超えた世界に存在しているからなのです。

その非物質的な意識が物質的な肉体に織り込まれているため、人間は肉体の五感を通して非物質的な世界が誰でも知覚できるのです。

このことは、単なる空想ではなく事実であると言っていいと思います。上記の点をはっきりと自覚する必要があります。


そうすると、実は非物質界を「見る」と言っても、実際に見ているわけではなく、「見えたように感じている」だけだということに気づきます。

非物質的世界からエネルギーを受け取ったとしても、それを皮膚の触覚を通して「感じている」だけなのです。このように、実際に見たり触れたりしていない以上、おのずからその感覚は非常に微細なものとなります。


ですから、ヨーガや気功、瞑想といった様々なボディー・ワークによって感覚を研ぎ澄ます必要があります。

へミシンクは、人間の意識状態を異なるフォーカスレベルに変えるだけなので、このような感覚自体が高まるわけではないのです。

へミシンクをやると、時々見えるはずのないものが見えたり、ピリピリとした感覚や振動状態を感じたりすることがあります。

しかし、あれは本来私たちが持っている非物質的感覚が物質的身体を通して変換されたものにすぎません。


非物質界を知覚したとしても、わずかな感覚・刺激しか得られないことの方が通常であると考えられたほうがよいと思います。

この点の考え方を変えないと、本当はへミシンクで体験をしているにもかかわらず、まだ体験をしていないと思い込んでしまうという事態になりかねません。


実際には、自分で映像をでっちあげると、そこから勝手に映像が変わる場面が出てきます。

でっち上げをして場面が展開する…またでっち上げをして場面が展開する…ということの繰り返しではないかと思います。


でっち上げをして見えた「ふり」をした部分は、向こうの世界では実際に現実化しますから、向こうの世界においてはそれはまぎれもなく事実です。

しかし、不思議なのはそれにとどまらず、でっち上げをきっかけに非物質界でとらえたものを五感というフィルターを通して情報が入ってきます。

それが映像であったり、音であったり、インスピレーションであったり、皮膚感覚であったりするのです。


いままで述べたことで、救出活動をするための情報は集約されていると私は考えています。

すでに述べたように、体験をしている「ふり」をすることと、非物質界でとらえたものを肉体で知覚することは、バイクでいうと前輪と後輪のようなもので、へミシンクでの体験を深めるためには両方を鍛えていく必要があります。

ですから、へミシンクでの体験を深めるために、ふだんから瞑想やヨガや気功や太極拳等のボディーワークをすることは、やはり必要だと思うのです。

私はケヴィンさんのセミナーで、体験している「ふり」と微細に得られたかすかな感覚を頼りに、ある参加者から故人の名前だけ告げられ、その人とF27で会って情報をもらい、後でその人物を知っている人から、情報がほとんど正しいと告げられる体験をしました。

また、4人でチームを作って、実際に会った災害現場にへミシンクをつかってリトリーバルに行き、そこでどんな事故がどのような形で起こったのかにつき情報を得、それを後で事件が報道された実際の新聞で検証してみたところ、かなりの精度で情報が当たっていました。


これらの体験から、体験している「ふり」と微細に得られたかすかな感覚があれば、十分にへミシンクで救出活動できることを確信しました。


あとは、アファメーションを救出活動の内容に合わせて変更したりといった工夫や、そしてすべての救出活動において、ガイドが全面的に協力してくれているという前提で救出活動を行うことで、必ずうまくいくはずです。


救出活動の場合、想像の呼び水をした後で、何かを知覚するまでちょっと待った方がよいと思います。

救出活動は、ヘルパー(救出活動を手助けしてくれる非物質界の人間です。ガイドも含まれます。)との完全な協力関係の下で実現されるため、はじめからヘルパーの状況判断の下で、救出活動を必要としている人のところまでヘルパーが連れて行ってくれ、どこにいるかまで具体的に教えてくる場合もあります

(へミシンクをしているときは通常の意識状態とは異なるため、「自分自身の内なる声」があれば、それはヘルパーからの指示である可能性がかなり高いと思われます)。

したがって、たとえば、F23の信念体系領域でとらわれている人を救出したいとヘルパーに思念を送り、ヘルパーと一緒にF23に行った「ふり」をした後、ちょっとだけ何かが起こらないか状況の変化を待ってみます。


ケヴィンさんのセミナーでの救出活動で、次のようなことがありました。

F23にガイドと一緒に行ったのですが、しばらく待っても何も見えてきません。

その時ガイドから、「ここだよ。」と言われました(言われたような気がしました)。

そしてガイドから「見えないの?」と聞かれました。

そこで、よく正面あたりを見てみると、女性らしき人がいるような気がしてきました。

そこでその機を逃すまいとその人と話している「ふり」をし始めました。

すると、その女性はどうやら家族とは一緒に今いないようです。

私はその女性に、「子供に会いたくないですか?」と聞きました。

すると、その女性は、ちょっと考え込んだ様子で「でも、子供たちは会ってくれないんじゃないかしら」と言いました。

そこで私は、「いや、そんなことはないですよ。だって、あなたがおなかを痛めて生んだ子供じゃないですか。喜んで会いたがるに違いありませんよ。」と言いました。

すると、その女性は、「そう?、じゃあ会ってみようかしら」と言いました。

そこで、私と、ガイドとその女性は3人で手をつないで、F27まで上に向かって上昇していきました。


救出活動はだいたいこんな調子で進みます。

上の私と女性の会話についてどう思われましたか?

たぶん、本当に会話をしているのだと受け取りますよね?

文章にすると、確かに上のようになるのです。


しかし、私は、その女性と会話している「ふり」をしていただけなのです。

このように、なにか知覚を得るまで待ってみる作業と、体験する「ふり」をすることとの微妙なバランスが非常に重要になってきます。


すべては自分の体験を信じきれるか否かにかかっています。


ぜひご自分を信じて救出活動をなさってみてください。


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