ストーリー2

【第七章  大決戦】

「一仕事やり終えたあとのお茶はおいしいね♪」

「キョロちゃんへのオレンジの一言よかったね。」

「うんうん、『お願い!もとにもどって!』だもんね♪」

レンジャーたちの平和なひととき。ところが、

「チャラッチャ、チャラッチャー、チャラッチャッチャッチャ♪世界は俺様、俺様は世界。覚悟しやがれ、レンジャーたち!」

効果音まで口で表し(おんち)、キンキラでタキシードを着た男が現れた。

レンジャーたちは沈黙。

「俺様はゴールドタキシード。てめえらの甘ったれた考えなおしてやる!」

引き続き沈黙。
「俺様に恐れをなしたか!言葉もでないとわな!」

一人でうるさくしているゴールドタキシード、やつは一体?!

「・・・うるさいなぁ、勝負してあげてもいいけど・・・。」

沈黙をやぶったのはブルーだった。

「なんだぁ!その言い方は?!」

『ジャンケンポン。』

ゴールドはグー、ブルーはパー。

「勝負ありね♪」

レンジャーたちはこの激しい決戦を勝ちぬいたのであった。ゴールドは

「くそー、俺様がっ。」

と捨てゼリフをしてさっていった。

「なんだったの?さっきの。あたしらの聖域(駐輪場)知ってたし。」

ブラック。

「まぁ、いいんじゃないぃ。敵みたいだしぃ。」

ピンク。

「それにしちゃずいぶんまぬけだったね。」

グリーン。・・・オレンジはわかっていた。いくら変装していてもあの人だとわかっていた。

【第八章 平和】
 「今日の議題は『平和』についてだ。私たちはこの学校の平和、世界の平和を守るために活動している。私たちのいままでの実績はスリッパ救出、キョロちゃん説得、ゴールドタキシード撃退、カンニング注意、宿題忘れ摘発、遅刻はダメだよ呼びかけ活動、などなどをあげている。しかしだ、私たちの活動は平和のためというよりは、学校規則のためや、自己満足のように見える。ポリシーは小さなことからだが、これらの多くは平和を脅かすものではない。そもそも『平和』とはなんなのか。」

ブラックが司会を務めていた。

「・・・。しかし、多くの小さなことから平和を築くのではないですか?学校規則のためでもこの学校出身する生徒たちによっても平和は創られていくんですよ?」

討論が始まる。

「平和そのもの事態は実在不可能だと思います。平和というのはみんなの理想なわけですから、平和というのは人類の目標として治安維持のための都合のいい言葉でもあると思います。」

「辞書には戦争がなくおだやかなこととのっていました。これは世界に争いがなくなること、と解釈します。しかし。人類は争いだけがなくなったからといって、それを平和と呼べるでしょうか?」

「平和は簡単に使われますが、重みのある言葉だと思います。」

「平和は小さなことでも実在できると思います。」

「平和という意味は難しいですね。目標、夢みたいなものではないでしょう
か?」

「まって。そもそもはじめは、現代の日本にヒーローという夢を与えるために結成されたんだよねぇ?平和について語り合うのもいいけどぉ、私たちは夢を与えるヒーローなら、そんなにりきんないで、できるちっちゃな平和を創っていけばいいんじゃなぁい?そもそもぉ、この戦隊自体自己満足みたいなもんでしょ?」

ピンクの一言でこの討論は冷めた。

【第九章 ライバル】

「パール・パール・パール、ウーーーー・ウーレンジャー♪輝く戦隊・・・・・♪」

今日のスピーカーから流れてきた音楽は聞き慣れない。

「ホワイト!私たちのテーマソングじゃない!・・・ってなんでそこにいるの?」

混乱するレンジャーたち

「流しているのは私じゃない。誰?!」

ホワイトが放送担当だ。ホワイトがここ(教室)にいるとなれば一体誰が。

・・・、と思ったら、校庭には巨大羊。

「キバレンジャー、出動!」

リーダーの命令。

場所は校庭。

「羊年がくるんだな~、僕はメリーなんだな~。」

巨大羊が叫んでいる。ふわふわとしていて目がくりんとしていてかわいらしい。

「ウール100%♪さわりたいデショ♪僕と一緒に眠りの世界へ、世界は僕のもの☆」

巨大羊の誘惑。たしかにふかふかしていて目がなんともいえない。

すでに犠牲になっている生徒数知れず、先生もちらほら。

「ふこふこ、かわい~。」

素直にとびこんだのはイエローだった。ところがイエローはそのまま寝込んでしまった。

さすがウール100%だけにある。

「さわりたーい♪」

だめとわかっていてもとびこんでしまうレンジャーたち。

誘惑に勝ったのはブラックとブルーだけであった。その2人ももはや危険な状態。

「なんて、かわいくって手強い相手なの!」

その時だった。2人の前には陰が6つ。

「パール戦隊・ウーレンジャー参上!」

一瞬にして彼らによって、メリーはただの羽毛とジンギスカンになっていた

(パールグリーンの爪で皮をはぎとり。地道にゆっくり炭火焼き。約0・5秒)。

彼らはパールカラーのセーラー服姿だった。そして決めゼリフ。

「でっかい仕事しようぜ!パール!」

この事件以来、キバレンジャーの評判が落ちたことはいうまでもない。

【第十章 よいこの規則】

 「思うんだがこのところ俺様はまぬけだ。どうすればいいと思う?」

「そうだな。悪役といってもこのごろは人気だ。どうだ、人気者なんかになっちゃって、支持を受け、レンジャーたちを不人気にするとか。」

「どうやって?」

「この頃の悪役も笑いがなきゃ、やってられん。どうだ、て○アンドともみたいな感じで。」

暗闇のなかでの怪しい会話。

「ピンポンパンポン♪ただいまよりゴールドタキシード、シルバータキシードによるショウがはじまります。ごらんあれ。」

効果音まで口で表す男。

「キバレンジャー、出動!」

「了解!」

キバレンジャーは平和維持のため走った。ところが。

「ただいまより、『よいこの規則』披露させていただきます。」

ゴールドはトライアングル、シルバーはカスタネットを持って、

『よいこの規則♪早寝早起きあたりまえ♪起きるのは21時、寝るのは7時。・・・逆やンか!・・・』

とおもしろくない漫才を連発していた。

「なにがしたいんだろ・・・。」

「ねぇ、パールレッド知らないかしら?」

ウーレンジャーたちはパールレッドをさがしていた。

「さぁ、見てないよ。」

しかし、オレンジは知っていた。ゴールドの隣りにいる人を。

【第十一章 一日】

日頃の一日を紹介しましょう。

キバレンジャー:
「今日の議題は『戦い方』についてだ。いまのところ1対1、巨大化はなし、武器は痛くない物だ。」

やはりブラックが司会である。

「そんな感じでいいと思うけど、ただ聖服が、全身タイツだと攻撃をまともにくらうし。」

オレンジの意見。

「そのことはレッドに頼んでいる。レッド、どうなっている?」

「えー、タイツを超合金で作ってみたんだけど、今、イエローが着ている。ずいぶん防御力はあがったけど、間接がうごかなくて、手先と足先しか動かないので、攻撃力はそれなりに低下しているのでまだまだ改良の必要があります。」

「・・・、だからイエローはずっと立っていたのか。かわいそうに・・・。」

ウーレンジャー:

「外周5!」

仕切っているのはパールグリーンだった。

「続けて、腹筋50!」

「腕立て50!」

「笑い声5!」

『ははははは!』

たくましい。

ゴールドタキシード:

彼の手にはかわいらしいガーベラが、と思ったら彼は花びらをとり始めた。

「俺様はかっこいい。俺様はかっこ悪くない。俺様はかっこいい。俺様はか
っこ悪くない。俺様はかっこいい。俺様は・・・。」

・・・花占い?・・・ちょっとひいてしまう。

・・・彼らの日常はこんなもんだ。たのしんでいただけただろうか?

【第十二章 最後の審判】

 そろそろこのストーリーが終結へ向かっているのにお気づきであろうか。

「正義のヒーローが必要だわ。」

どこぞのだれかのつぶやき。

「・・・彼らは幼き子供に夢を与えてきた 絶大なる信用を受け、愛されて
きた 誰もが敬い、求め続ける存在ー 
今この国に必要なのは彼らよ。」

どこぞのだれかが下した審判。


★コメント★
でわでわε- (´ー`*) フッ 


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