秒針

秒針

時を刻むモノとして規則、正しく進む。

彼は一瞬として違えることを知らない。

一瞬として休むことを許されない。彼はいわば時の神。

彼は毎日、同じように働くなかで考えることがあった。

俺は感謝されてもいいはずなんじゃないか?

彼は人間というモノにいやけがさしていた。人間というモノは時には

せかせかと過ごし、時にはぐうたらなまけ、時間というモノを我がモノに

している。自分に対して、拝みもしなければ、礼もない。

自分が秒針をふるわすことになんのありがたみを感じることがないのだ。

俺が秒針を止めてやったらどうだろう?

きっと、人間は時が失われパニックに陥るだろう。

秒針にありがたみを感じるいい機会だろう。いや、感じるに違いない。

彼は休んで様子を見ることにした。きっと困る。

泣き面のやつらが頼み込んできたら秒針をふるわせてやろう。

しかし、予想だにしないことが起こった。時は進み続けたのだ。

もちろん人間の中にパニックになったり落胆するモノなどいない。

パニックになるのは彼の方だった。

いままでの自分の働きにはなんの意味があったのだろう。

なんのために自分は休まず、秒針をふるわせていたのか。

「なぜだ!!!秒針は動いていないのに。」

そんな彼の目の前に一人の男が現れた。

「あんたは誰だ?」

彼は期待した。この一人の人間だけでも謝罪しにきたのではないのかと。

「わしは時の神じゃ。」

えらそうに男は言った。彼には怒りがこみあげるだけ。

「あんたのせいか?あんたのせいなのか?!時の神は俺ではないのか?!」

男は呆れたような顔をする。

「いや、わしじゃない。お前はいまだにわからぬのか?」

「何をだ!」

「いつだって時を制限しているのは人間たちだろう?」

★コメント★
いったい、何を叫んでいるのか・・・(笑)それも塾の計算用紙をパクってかいとる・・・一体、この受験生は何をしに塾にいっとるんでしょうか?というか、もしやおら、ピーターパン症候群にかかり中!!?(気持ちはいつまでも5歳とか・・・)
みなさん、時間っつーモンに縛られとったらいかんですよ(←何モンじゃ)






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