アンドロイド

アンドロイド

ある男はアンドロイドに挑戦しようと幼少のころから試みていた。

ただのロボットみたいなものではない、感情がある、

人間らしいアンドロイド。

男は数十年、機械学に励んだ。

そしてついに人間らしいアンドロイドが誕生する。

アンドロイドには人間味を帯びさせるため、

人間の感情、欲などをインプットする。

アンドロイドは人間そのモノを映し出す。

アンドロイドの人間要素、姿のモデルとして男は自ら、名を挙げる。

器具に横になり、目覚めた時には人間らしいアンドロイドがー。

起きあがると、隣りには男と同じ姿のアンドロイドが。

二人は顔を見合わせる。

「「お前が私のアンドロイドか。」」

とほれぼれと同時に言う。そして同時にキョトンとする。

「「お前がアンドロイドだろう?」」

やはり異口同音の二人。ここで男は失態に気付く。

寝る時までの記憶、すべてをアンドロイドにも注いだのだ。

つまり、アンドロイドは目の前にいる男のことを

アンドロイドだと思っていても不思議はない。

男は提案をする。

「「手首を切ってみればお前がアンドロイドだと解るだろう?」」

二人はまたしても同時。もしや。男の中に不安がよぎる。

アンドロイドは男同然。同じ考えを同じようにするのだろう。

ということは、男がアンドロイドの側でもおかしくはないのだ。

・・・どっちがアンドロイドなのか。

実際に手首を切ってみれば結果は瞭然なのだが。

自分の手から血がでれば安心して、

このアンドロイドを発表してゆうゆうと豊かな生活ができる。

しかし、もし自分の手首が機械なら・・・。

二人は悩む。考えることは同じ。

 こいつの存在を消せば、どっちにしろ俺として生きていける。



男は手首を切ってみる。血があふれだす。どうやら人間であるようだ。

「人間的要素は抑えた方がいいな。」

男はそうつぶやく。足下に転がるアンドロイドの残骸二つに目をやる。

愛しい我が子。しかし、人間味を帯びすぎて失敗に終わる。

ただ単に機能性を調べるための実験で

互いに殺し合いを始めるとは思っても見なかった。

二人を見ていると自分が人間であるのか不安になる。

正直、機械であった方が気は楽だったろう。

アンドロイドは人間の汚面までも表した。

 アンドロイドは人間そのモノを映し出す。


★コメント★
グロッ(-_-)!!これは塾で案をだしてまたもや学活で書いたのですね。
HAHAHA★


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