序章



 夢はいくつか決まっていて、つながっているという。

 そう、一生の中で人は夢でいくつかのストーリーを創ってしまうのだ。

 人はそのストーリーを覚えていない、覚えない。

 いくつかのストーリーで人は主人公なのだろうか。人間なのだろうか。

「自分」なのであろうか。夢とは、

 ある学者は言った。

 「夢は忘れるためにある」

 また、次の学者は唱えた。

 「夢は覚えるためにある」

 他の学者。

 「夢は忘れるためでも覚えるためでもない」

 続く者。

 「夢は模擬テストするためにある」

 博士も言った。

 「夢は偶発的な視覚映像から出発する連想ストーリーである」

 そして少年・・・。

 さて、果たして彼らの考えは正しいのだろうか。

 このストーリーを答えとしよう。

 夢はなんなのか、支配する者とは・・・。

 もうあなたはストーリーの一部。

 ぬけだすことは許されない。

 終わりのない夢というまた違った世界。




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