まったりしましょ♪

< 新しい記事

新着記事一覧(全3524件)

過去の記事 >

2025年10月18日

『orange』全７巻

テーマ：今日読んだマンガは？？(11168)

カテゴリ：漫画

『 orange 』

高野苺

orange（1）（アクションコミックス） [ 高野苺 ]

・・・解説・・・

高校二年生の菜穂に届いた未来からの手紙。
そこには未来の自分の後悔がつづられていた。
はたして菜穂は手紙を読み「後悔しない未来」を作ることができるのか？
切ない思いが交錯するタイムパラドックスラブストーリー。

実写化映画はコチラ

orange-オレンジー豪華版【Blu-ray】 [ 土屋太鳳 ]
アニメはコチラ

orange Vol.1 Blu-ray [Blu-ray]
劇場版アニメはコチラ

アニメーション映画『orange -未来ー』(初回生産限定版)【Blu-ray】 [ 高野苺 ]

初回連載は２０１２年らしいけれど
もっと前のような気がしてならない

そのころ読みました
最終回まで
感想はここにはかいてないな、どうしてだろ
この作品は途中で掲載雑誌が変わったり
完結となっても番外編が出たり
本当の完結までにかなり年月かかってますね

なので私が読んだのは
５巻までになるのかな

複雑ですね
なんで掲載紙が変わったのか当時わからなかった
体調不良で長期休載なのは知ってたけど
それくらいで雑誌変わる??
~~もめたのかな?~~

なのでなんとなくストーリーは知ってたけれど
今回また最終回まで読んでいろいろ思う所はあった

自殺というちょっと重いテーマを扱っているこの作品

高校生の時に
自殺で亡くなってしまったかけがえのない友達を
あの時こう行動していれば救えたのでは?
と仲間が未来で後悔し
過去に手紙を送ることを思いつく

過去に手紙なんて送れないでしょ、って話なんだけれど
これはファンタジーなのでそこはあいまいになってて
作品中でも詳しいことは描かれてなくて
しかも何通も届いてる不思議
でも作品の軸はそこではない

大切な友達のために
生きてほしいから菜穂たちは翔に寄り添う

結果過去は変えられて翔は生きる未来を歩む
けれど過去へ手紙を送った１０年後の菜穂たちとの矛盾
そこはパラレルワールドということで決着ついてます

現在とは違う他の世界線で翔が生きている未来

タイムマシーンがあり
過去を変えられる未来ができたとき
変えた未来と本来の未来の 矛盾を説明 するために
パラレルワールド、違う世界線
という言葉ができたんではないかと私は思ている
なので基本私はタイムマシーンを信じてないです

物語の中ではとても大好きな設定ですけどね(笑)

それも置いといてとにかくこの作品では
大切な友達を救う
これが物語の軸ではないでしょうか

けれどそれだったら
菜穂の未来からの手紙に
『翔の母親の死の原因になるのであの日は誘わないで』
と書けばよかった
手紙はいつもあいまいなヒントのような書き方
けどあの日のことだけはちゃんと詳しく書けばよかったのに
それを防げたら母親はまだ自殺しないし
翔はあんなことにならなかったのでは?

まぁ物語の始まりなので
そこはストーリー展開のためにもぼかしてたんだろうけどね

大人になって読んだからか
色々思う所がある
菜穂の終始ウジウジしてるのにイライラさせられ
翔や須和から熱烈に思われてる菜穂の
どこに惚れるところがあったのかわからず
翔の鬱状態にみんなが心を痛める
母親が自殺したのは翔のせいではないけど
それでみんなまで心を痛めてしまいトラウマになりかけてる
そんな翔が私は好きになれなかった

けれどやっぱりこんな仲間がいることが
とてもうらやましかったな
青春だなぁと思う

翔・菜穂・須和・アズ・貴子・萩田
６人グループで
みんなそれぞれいい奴すぎて泣きたくなったね

中でもやはり読者は須和に心を奪われるよね

未来では菜穂と結婚しているけれど
翔を救った世界線では菜穂は翔と結ばれている
須和はそれを心から喜んでいたけれど
そこがまたせつない
自分が菜穂と結ばれない未来になるとわかってても
翔を救いたいと手紙を書く
番外編の須和編を読むともっと苦しくなる