遠恋しながら読書の日々。

遠恋しながら読書の日々。

夜の扉


kirakira


すべてねむる者は再びねむりに入るとき
ねむらない者は再び眠りより目覚めるのである
蝗は透明になり全ては蝗の上にあるとき

すべてはねむる時にねむらない者は宝石の如く光る

          ----西脇 順三郎「トリトンの噴水」






  つれづれに書いたやつ。ここにあるもののほとんどは眠れぬ深夜に
  書きました。別に「宝石の如く」光ってはいませんが(笑)。でも、
  昼間の雑念や物思いなんかが一つ一つ眠りについた後、深夜の限り
  ない静けさの中でふと最後に残って思ったり書いたりしたことどもは、
  どんなにさぶイボものでも、自分にとっては面白くも貴重。


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