遠恋しながら読書の日々。

遠恋しながら読書の日々。

甘い生活。



甘い生活。 in Cotswolds

の筈が!!

運が良かったのか,悪かったのか。
ここは彼の両親がリタイア後の生活も考えて(不動産の所有管理という
たわけた”仕事"(仕事か~?これ。)してるので,原則どこに住んでても
いい彼ら。)移住してきた場所。
て,いうか。もともと先にご両親がチッピングカムデンに住んでて,
当時突然大家に「家を売るからでてって」といわれて路頭に迷ってた
私と彼に持ち家の一つを貸してくれた(家賃払ってたけど。安くしてくれたけど。)
から,運がいいも悪いもないんだけど。私の仕事場にも通える距離だし。
結構ありがたかったのはありがたかったんだよね。ただ,あまりにも彼の
実家が近すぎた…。2階の私たちのフラットから,見えるんだもん。
丘の上の彼の実家。逆もまたしかり。

おうち おうち2
cottage.1 cottage.2


当時住んでたおうち。家はすっごいかわいくて,彼のママの趣味で
いかにも少女趣味,カントリー風ですごいよかった。

ありがたくも,ちょっと内心困ったのは,いかんせん彼のママが
色々誘ってきてくれること。ありがたいじゃん,と思うかもしれないけど
こっちはカップルなのよ~。普段は働いてるから,週末くらいたまには
水入らずですごしたいのよおお。と,いう私の気持ちとは裏腹に。普段の日も
そして週末は絶対金曜か木曜の夜には電話がかかってきて,一緒にランチは
どうか。一緒に出かけないか。ローストビーフ(王道!!)作ったからどうか。
もしくは,いか~にもイギリス人らしくモノポリー(ボードゲーム)はやる?
Trivial Pursuit(クイズゲーム:大抵のイギリス人はクイズ大好き。)
等々。最後の方は電話がなるたびに彼と顔を見合わせたね。しかも相手から
こっちの明かりが見えてるから,居留守ができない!!(これは痛かった)。
しかも,私のも彼のも携帯の番号知ってたのよね。イギリス人の親って
もっとドライなのかと思ってたから意外だった。でも高校から
boarding schoolでずっと家を離れてた息子が久しぶりに近くに来たから
張り切ってたのかも。でも当然ながら日本について何一つ知らないご両親とは
(彼もつい最近私に会いに日本に来るまでは日本についてな~んにも知らなかった
知ってたことは,私から聞いたことと,テレビで覚えた「バンザイ」という言葉のみ。)
色々戸惑うこともあったな~。
よっぽど私のこと,何もできない子だと思ったらしく(日本料理はできるんだけど)
色々料理も教わったなあ。まあ今考えればいい思い出です。(まじで~?。)


ちなみにこのコテージは、その後紆余曲折あって今は旅行者用のセルフケータリングのコテージハウスになってます。彼の両親がこのコテージにあまりに愛着があって、好き勝手するテナント入れるよりは自分達が適当に飾り付けて、旅行者でも入れたほうがマシ、と思い立ったらしい。もし興味のある人はご一報ください(笑)。誰でも泊まれます。


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