★おまつりにっし!・・・おむすびころりん♪人生ころりん( ̄∇ ̄;)

(7)君なら出来る!


君なら出来る。やれ!

   

さて、これまであっしが大学に入学した最初の頃(十九歳)のお話をさせて頂いたんですが、


話は二十五歳、羽村町(現在の東京都羽村市)で新聞配達を始める段に戻りやす。


(-----これから話が進んで行く段階において、ときどき『回想』する場面がありやす。
読みづらいかも知れやせんが『構成』に関しては甚だ無責任ではありやすが、
あくまでも過去日記でやんすから、羽村町に住んでいた最後の一年を『中心に』
綴って参りやすので、どうぞご了承ください。)



父親が六十五歳で亡くなった時、あっしは二十五歳。

一旦母親のもとへ戻った時、それまでの怠け者生活から脱皮して

真面目に生きようと思った。

その当時学費や、バイク、それに電気・ガス・水道料金、そして家賃など・・・、


借金だらけだった。

(*八王子での新聞配達を2年で辞めた時、新聞奨学生の『4年契約』を
『解約』することになり、残りの期間分を清算しなければいけなかった。
これは大きな誤算だと思った時はもう遅かった。
その後、知人のつ手でアルバイトを転々としたが、
正規の授業料を 期間中に支払う事がなかなか出来なかったのである。)


実はそれまでにあっしは休学半年間を含め、6年間、大学に在学していたんでやんす。



(*休学期間中には塗装工の見習いをやったんですが、その当時
関東地方はまれに見る大雪のため、仕事をやってもやっても
雪に見舞われ、親方も可哀想だったんですが、
あっしは半年間で20数万円しかお手当てがもらえやせんでした。
結局少しでも借金を減らそうと、3年目の後期から休学したあっしは
逆に借金をふやす形になり、復学しやした。)



長々と前置きを述べやしたが、

そんなこんなで、あっしの借金は150万円位だったんですが、

あっしにはもう一つ、『あと1年で卒業する』という、

大きな(笑えない・・・)目標があったんでやんす。


大学生活七年目。浪人時代をあわせると、現役で大学に入った同級生たちよりも


明らかに遅れてしまったが、そんな事は長い人生どうにでも挽回できる。


しかし、あっしは小さくなった母の姿を思い出すと

居ても立っても居られなかった。

だらだらしていた自分が許せなかった。

しかしココまで来たら『証』をたてて、

『結果を出して』帰ろうと思ったでやんす。

つまり『あと1年ですべて借金を返し、晴れて卒業する』

と母に約束しやした。そう、約束したんでやんす。
(今、思い出しやした(^^ゞ)



・・・とは言っても、卒業単位136単位のところを

それまでに まだ『60単位』しか取得していなかったあっしにとっては


あと『76単位』を1年間でとるなんてカミワザに近い事であり、

その間に生活費も必要なのに、どうやって借金返済をしていくか

大きな問題を抱えていやした。


その時、『すべてを解決できるのは、これしか無い!』と

断言できたのが、「むかし獲ったキネヅカ」、新聞配達でした。

・・・これにしたって勇気がいりやした。

当初四年間やりぬこうと思って始めやしたが、

あっしにとって『生まれて初めての挫折経験』が、これだったんですから。。。


しかし、どう考えても『ホストクラブ』以外(笑)、今の問題を解決できるバイトはありやせん。


あっしは、当時の大学でお世話になった、

学生協の理事長でもあり、法学部長でもあったK教授に相談に行った。


この先生は、法学部でもダントツの人気を誇る先生で、

ひょんな事からお付き合いをさせて頂き、

3回生のゼミ選択の時に、もはやあり得ない競争率のKゼミに

こんな落ちこぼれ学生を拾って下さり、学食の食券を

いつもあっしに そぉっと手渡してくれやした。

一度挫折しているこの仕事を1年間だけ勝負を賭けることに

ビビってしまい、クドクド説明しているあっしに 

K教授はあっさりこういった。

・・・・『キミなら出来る。』・・・『 やれ! 』と。

あっしはシビレやした。

そして体の中から熱い血潮がミナギルのを実感しやした。


翌日から、西東京地域のあらゆる販売店に電話をしまくったのは言うまでもない。


知り合いのところは、なるべく後回しにしたが、

結局、あっしが最も知り合いの多かった、北八王子の店に電話を入れ、


店主さんと久し振りにお話をすると、すでに欠員はなかったが、

西多摩郡に 仲の良い優秀な店があると教えてくれた。

しかし、あっしの条件を呑んでくれる方かどうかは分からない。

あっさり断られたら困る。

あっしの必死の思いが通じたのか、あっしの素性や 人間性までも

含めて、詳しい事情を説明してくれ、紹介して頂いた。

K教授と、ココの販売店主さんには、本当にいくら感謝してもし尽くせない。


・・・そして、もっと感謝しても、し足りない人が、

これから向かう先、羽村町のS店主である。

ここまで綴ってみて、あっしは何と不義理な男か、よく分かった。

願わくば、恩返しをしたい。

しかし出来ない不甲斐なさを感じやす。

もうちょっと待っていて下さいと、そのぐらいしか、

今のあっしには 言えないでやんすm(__)m

(2003・11・16)


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