★おまつりにっし!・・・おむすびころりん♪人生ころりん( ̄∇ ̄;)

(14)夜逃げ4



★世の中には・・・、

 綺麗ごとの大嫌いな方は大勢いらっしゃいやす。。。

 ましてや、お金で物事の大半が解決できるような時代でやんす。

 労せずに大金を手にし、悠々と生活されていらっしゃる方のことを

 どうこう言うつもりはありやせん。。



 だけど、豊かな人生を送ろうと夢にチャレンジする人が

 お金のために・・・人の汗を盗んで自分のものにし、

 金がすべてだ、綺麗ごとばかりのゴタクはヘドが出るという御仁。。

 非道徳でも良いという御仁。。





 あっしは・・・・・・・、悪いですがまだそこまで人生を捨て切れていやせん。。



 もっとドラマティックなほうがいいですし、もっとスリルがあっったほうがイイでやんす。。



 あっし、、、いまだに筋トレをし続ける馬鹿かも知れやせん。。

 仕事を休んでお祭りに夢中になるばか者でやんす。。

 けれど、馬鹿もいろいろ続けてやっていると

 大ばか者からも尊敬されたりして(●^o^●)キャっ





・・・ゴホン(ー。ー;)・・・とりあえず、、夜逃げの話、続けやす。。




今でこそ、カーナビとかが当たり前になって、

初めて訪れる町なんかでも平気で家探しが出来るようになりやしたが、

なにしろ16年も前の話です。



帰りが遅くなるので云々と、先日申し上げやしたが・・・。



★今のようにインターネットで地図をプリントアウトしていく事もないし

自分の店にそんな遠い所の地図ももちろん無かったので、

方向音痴なあっしが一人で、見ず知らずの町に出かけるのはとても心細いので

カミサンについて来てもらった・・・というのが本音でやんす(^^ゞ





カミサンと車で実家を探すこと、1時間ぐらいだったでしょうか。。。

例の塗装屋さん、Nさんの実家を見つけることが出来やした。

もちろん、本籍地を割り出して番地まで調べていやしたが

現地へ行くと、番地など何の役にも立たないほど区画整理が漠然とした土地柄だったのですが、





・・・ありやした。リースの車が・・・。


夜は10時を廻っていたでしょうか。。。

その家のベルを 鳴らしやした。。




家から出てきたのは、ご主人の母親でした。

あっし、自分が借金取りになっているような気がして

なんだか気分がスグレやせんでしたが、

リース車の支払いが遅れてる訳ではない。。

お客様の所在を確かめに来ただけなのだ。




あっしは自動車の担当の者だということを伝えると

母親は何も事情が分かっていないらしく、

彼ら家族が、公団の住宅に住んでいるということを教えてくれた。

電話はまだ入っていないということだった。





・・・年老いた母親の姿を見ると、あっしだって胸が詰まりそうになりやす。

・・・どうか何も知らないままでいて下さい。。と、手を合わせたくなりやす。




実家のすぐ近くに公団の住宅はあった。

家賃も低価格で、入居の審査も特に厳しくない

労働省(現厚生労働省?)管轄のこの団地に

あっしらも翌年、小松市内で入居することになるのだが

ワケありの人でも意外とスムースに入居できるそうでやんす。



Nさんご一家はここにいた。

毎晩電気を真っ暗にして。。。

表札も無いわけだから。。

隣近所に確認するわけにもいかず。。。




・・・会えるまでに、カミサンと3回通いやした。

Nさん、ご主人は建設現場の突貫工事のバイトで不在でしたが

奥さんと話が出来やした。



あっしが気になっていたNさんの新築の住宅は、

外装をご主人が自分でやる予定で 少しでも住宅ローンを安くするために

仕事が終わってからコツコツと準備をしていたんでやんすが、

それもそのままに・・・、




ご主人の仕事のほうで、

塗装工事代金の未払いが続出して、材料費の支払いや生活費が廻らなくなって・・・。

法人ではないので、倒産したわけではないんですが、一時的に雲隠れをしたということです。

ただ、負債金額は家以外では1000万もなかったという記憶はありやすが、

大事に至る前にそこでの営業は辞めちゃった、ということでしょうか。。




しかし、それでも世間では『夜逃げ』と言われてしまうんです。

地元でそういう評判が広まれば、もうあの家には戻れない。。



奥さんは、どうしたらいいのかわからないけど、

とりあえず生活を立て直すために仕事を見つけると言われやした。



あっし、言い辛かったでやんすが、

『車のカギをあっしに返してもらっていいでやんすか?』

と奥さんに言いやした。



●リース車であるゆえに 車を返しても

支払いはローンという形で残ってしまうけれど

この車を出来るだけ高く売って、

Nさんの支払いを減らしやすから。。●




あっし、祈るような気持ちで奥さんに言いやした。

それは、短いお付き合いだったにしても

あっしの心からの声でした。



奥さん、コクリと頷いてご主人に無断であっしにカギを渡してくれやした。

『ふなやさん、恩に着ます。残りのお金は絶対にお返しします。』

『Nさん、もう少し待ってて下さい。あっし、なんとかしやすから。信じて待っていてくださいね?』




Nさん宅を出て、車に戻ったあっしがカミサンに話をすると

即座に叱られやした。



『なんとかしやすから。。』・・・って、自分が発した言葉が

カミサンが心配するように、後になって三ツ目ちゃんを苦しめる事になりやした。。


うおーっ




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