★おまつりにっし!・・・おむすびころりん♪人生ころりん( ̄∇ ̄;)

●祭●

きょうは、以前に別のHPで書いた記事を少し書き直して、日記に書きました。




「祭」とは・・・。








あっしには、『約束』だったのかも知れないでやんす。

何が『約束』かというと、

話は30年以上前にさかのぼるんですが、

あっしは子供の頃、町の理由(あとで説明しやす)で、

町のお祭りを見に行く事は出来ても、

笛・太鼓・獅子舞いに出る事は出来やせんでした。

・・・子供ながらに、あの格好の良い『法被』や『豆絞り』にあこがれ、

バチ裁きもよろしく振舞っている同級生の友達を見ると、

『カッコイイ!!』と、胸を躍らせやした。

また、そんな風にして地団駄を踏むあっしを見て

ウチの母が気付かない訳がない。

・・・いろいろ掛け合ってくれたみたいですが、

あっしが住んでいた町自体が、参加させてもらえなかったみたいで、

母親はずっとその事を気に病んでいやした。

昔はそれほど敷居が高かったらしいです。




・・・だから子供の頃からずっと、祭には『お客さん』として、でしか

参加することはありやせんでした。





今から13年前、母が乳がんになりました。

いろいろあったんでしょうが、

3人生んだ子供がすべて社会人になり、末っ子のあっしが結婚をし、

ホッとした直後の事でした。




その後入退院を繰り返し、母は・・・

11年後の5月、『最後の入院』となりました。

気丈な母は、同室の患者さんを次々と励ましながら、

その人たちが元気で退院するのを

いつも喜んで見送っていたそうです。

最後の入院を聞かされたとき、

『今度は難しいな』と直感していましたが、

・・・母は、すでに覚悟を決めていました。




あっしは、『今、オオノ君と一緒にみこし野郎を集めて大忙しなんや!』

と、元気な姿を見せに行くのが日課でした。

母は嬉しそうな顔で『がんばれや!』と尻を叩きます。





オオノ君とは、あっしの同級生なんですが、

幼なじみで、小学校の低学年の時にゃ、

毎日遊びに行って、晩ご飯をご馳走になったり、

いろんなものを貰ったり、

・・・まあ、今で言う『資産家』の息子なんですが、

ずい分と、世話になりやした。

そのオオノ君と、ある日『プロレスごっこ』をしていた時の事。

・・・いわゆる『脳天さか落とし』(=パイルドライバー)で

オオノ君の首がおかしくなってしまった。

あっしは恐くなって、その場から逃げ、家に帰って母に報告すると、

烈火のように叱られ、謝りに行ったが、

彼の母からは、会わせてもらえなかった。





次の日、学校へ行って顔を見合わせても、バツが悪く、

あっしの方からまた逃げてしまった。

・・・それ以来、中学に入るまでオオノ君と話すことはなく、

母はというと、ずっとその事を覚えていやした。

だから、あっしがオオノ君と一緒に・・・、といった時すごく喜んでいたのだ。




もう一人の幼なじみ、の『大作』の母親が、5月の初めに亡くなった。

こいつも、みこし野郎の中心になるべき奴なのだけれど、

家が商売をやっているので、『お祝い』や『祭』に関する行事には参加できない、

と連絡してきた。それが普通、当たり前な事だろう。




ウチの母親は、何度も何度も『オオノ君と、お祭がんばれや!』と言う。

あっしも、オオノには、『お前がやるなら俺もやる!』と宣言し、

まわりの連中を 引っ張っては 『俺に任せとけ!』と言ってきただけに

『やるな』と言われても『やっていた』だろうけど、

・・・その時には2年後の実行委員としての思いも決まっていたのを

母は知っていやしたね。

『お前ら、若いもんで大聖寺を盛り上げんかったら、どううするんや!』

『オオノ君もがんばっとるんなら、お前もやればいい。』

『母ちゃんが死んでもやればいい・・・。』

と言葉を遺して、平成13年6月29日に他界しやした。




同期のみこし野郎たちが、葬式に来た日にゃぁ、

あっしはオイオイ泣きやした。

オオノが、声をかけなければ 参加もできなかったかも知れない

この祭を 男同士の絆として 母は認め、喜んでくれた

・・・実は『祭』があればこそ こころを一つに出来るんだと。

母とは『約束』をしたんだと、心を鬼にして初七日を終えてから

あっしは走りやした。




あれから2年半。。。

あっしの考えは間違いだったかも知れない。

・・・けど、必死に自分を説得しやした。

今年もあとわずか。

祭りへの思いも少しずつ昇華していますが、これが 何かにきっと 役に立つと思っていやす。



船谷 雄治(ふなや自転車操業代表)








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