No.18 自己愛




現代社会では、人々の歩調は速くなっていくばかりで
メールが有る所為で顔を合わせて喋る事も無くなったので
人々の心はバラバラになってしまいました。
それでも、嫌でも毎日合わなければならない、会社の人間
(閉鎖的)や、学校のクラスメート(心を許せる相手皆無)
とは世間体を気にしつつ、当たり障りのないような言葉の
返答を毎日繰りかえしております。
疲れている自慢、睡眠時間の自慢、病気、心配されたいので
す。皆そうです。会話の中には相手に対する甘えが必ずしも
入っており、寂しい孤独を上辺でだけ幻のように紛らわせて
います。
つまり、単刀直入に言えば、皆自分が大好きなのです。
私も貴方も、恵まれていない人を労っているような素振りを
見せ、内心ほっとしているのでしょう。
それが醜く進化した、人間の本来の姿なのですから。
散文詩にて、黙示をさせていただきました。


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