天国の口、終わりの楽園。

天国の口、終わりの楽園。



天国の口





今夏話題の異色作。
幼馴染みの二人が誘った年上の女性。でまかせに言った、
「この世のものとは思えない程美しい海岸」=「天国の口」
を目指し当てのない旅に出る。
二度と戻らない青春の日、暑い昼下り、いつまでも沈まない太陽。
筑紫哲也がお薦めに本作を挙げながら言った評が絶妙。
「実に下品で下らないけれど、観終った後、何かが残る。
 残るか残らないかが秀作と凡作の違いだ。」



唯月がこの映画を初めて知ったのはPJの本。
大人っぽい(ていうか大人)ルイサが魅力的で、とても印象的だった。
その後、お父さんが読む車の雑誌に載ってたのを2回見ました。
(これは見なくちゃ!)と思って、仙台で上映されるのを
心待ちにしていました。よく覚えてたものです。
チャコフィルのライブ前に時間がピッタリ合ったんで
見に行くことにしました。

筑紫哲也に全く同感~。誘いに乗ってくれた友達も
「残るよね~。絶対残る。」と言っていました。
ルイサが最後ああいう結果になってしまったのも、
最初からそんな風な人物に見えたから納得がいってしまうの。
(あーこの人消えちゃうのかなぁ…)みたいな。
テノッチやフィリオも大の親友同士なのにその夏以来、
ぱたりと連絡をとらなくなったのも。
最初はただの陽気っていう雰囲気を漂わせた、
なんてことない『人妻とお遊び旅行』みたいな映画かと思ったけど、
話が進むに連れて切ないっていうか、寂しい感じ。
タイトルにピッタリじゃないかな。
ルイサは死ぬことによって解放され、今までにない自由を得て、
二人の少年達は死と生を学び、大人になる。
観てよかったと思いました。

メキシコはとても…う~んゴチャゴチャしてる感じ。
そんな国。でもいいなぁと思った。出てきた家族。
メキシコの情勢っていうか、生活がスクリーンいっぱいに出てました。
海も綺麗だったぁ。おそらくカリブ海?プライベートビーチ!?
ほんとに人が夏に来ないのなら、唯月の避暑地にしたい。
沖縄みたいな海ではないけれど雰囲気が良かった。

ちなみに監督さんはなんと!シリーズ第三弾にあたる、
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』を監督する予定。
ポッター好きは期待大だよ!!!!!!主役も変わる?し。
(替わらなかったねポッター。)
一体どんな魔法をかけるんでしょうか?????????



監督:アルフォンソ・キュアロン
脚本:アルフォンソ・キュアロン カルロス・キュアロン
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル マリベル・ベルドゥー ディエゴ・ルナ
撮影:エマヌエル・ルベツキー
音楽:ホセ・アントニオ・ガルシア




{裏★話}



チャコフィルのライブはいつもの友達と2人でGO!GO!したけど、
映画はミッキーもしょうがなく連れて行きました。
前日に夜遅く睡眠妨害メールを送りつけてきて
[明日映画観るんでしょ!?いーなーいーなー!
み○○もいきた~い!!!!!だから明日唯月の家行くね!]
なんて強引な!!!!彼女に怒られないのか???
ていうかどこからそんな情報を???
しかも当日、

「今日は両手に花ってやつだね!気分い~↑」

あんた彼女に殴られろ。友達いるし、ミッキーは本来いないはずよ!?
少し控えめにして欲しかったけど彼は花があるから目立つ!
地味にはならないんだよなぁ~。。。
映画終わった後、感想を言い合ったんですけど、

「ずいぶん大胆な映画だったね!み○○あんなの初めて見た~!
 もうドキドキ~!!!!」

あんたはそれしか言えないのか????天然にも程があるってば!
わざとか!?わざとなのか???今ならそんな気もしなくはない!
ごめんね!友達!反省してます!
クリスマスはあなたのためにビーズアクセプレゼントします。



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