愛のワナワナ

愛のワナワナ

けだいるいLOVE!

 なんつうか、もうぴちぴちきゃぴきゃぴなLOVEはいいぜ!って感じなんすよねぇ~最近。

 逆に 「ああ~けだるいわ!うつうつとどろどろとぬるぬると!でも L!O!V!E! らぁぁああ~ヴっ!」みたいな愛が好きっす! ってねぇ~そんな作品集めてみたぜ! SAY! ラァァアアア~ヴっ!


「シュガーベイビー」

 バグダッドカフェのパーシー・アドロン監督による、同じあの巨漢のセクシーな女優主演のラブストーリー。

 葬儀屋に勤め、毎日地味になんてない生活をしていた太目で年増な女性が、毎日日々利用していた地下鉄の若いハンサムな車掌さんに恋を・・・っていう話です。

 彼に甘い甘いチョコレート菓子(スニッカーズみたいなの)を手渡すのがきっかけなんですけど、も~なんていうかね~けだるいっ!ラストがまたせつねー!

 男ってないものに魅力を感じるのね、一瞬だけ。っていう残酷さがラストまで炸裂してます。


「美しすぎて」

 これはジェラール・ドパルデューがまだ太りすぎてなかった頃の作品。キャロル・ブーケ(ちょっと前のシャネルのイメージキャラ)という完璧な妻を持っていながらも、太めでさえないなんとも緩い女と不倫してしまう物語です。

 これもラストがきついですよね~、男のワガママっていうかないものねだりが炸裂!美しすぎるだけじゃだめだけど、結局ゆるいだけじゃ一生は無理なんだ、ふーん。


「欲望の翼」

ウォン・カーウァイの初期の作品ですね、これは。レスリー・チャンがなんともセクシーで。
全体的に暗めな画面設定もなんとも時代背景とマッチしてて、うだるような60年代の香港の気候を感じながら映画を見ることができますね~。
「ブエノスアイレス」とかも好きなんですが、なんともけだるい、やるせない雰囲気が溢れ出ていつつ、マギー・チャンがアンディ・ラウに頼る姿が憎らしいっすね。(個人的見解)


「恋のためらい ~フランキー&ジョニー」

 ミシェル・ファイファーとアル・パチーノという、かなり豪華なそしてロマンティックな恋の物語。
 DVな男に傷つけられて自分に自信をなくしているミシェル・ファイファーとムショ帰りの男アル・パチーノが、同じカフェテリアで働いていて、お互いの傷に手をあてるように愛をはぐくむ物語ですね。 
 二人がはじめて寝る場面の激しいような演出(とにかく二人が雄叫ぶ)も二人の今までの抑圧された愛情がほとばしるようでアタイは好きっす。


「ピアノ・レッスン」

 これは好きなのかどうか自分でも今となってはわからないんですけど・・なんともすごくエロティックな作品なんですよね~。
 ハーヴェイ・カイテルの親父ヌードがこれまたなんともセクシーで!衝撃的なラストも含めて、これはすごい映画です。
 裏切られるサム・ニールの激情がこれまたセクシー!


「白い家の少女」


 これ、もしビデオで見つけたら是非見て欲しい!

 ジョディ・フォスターのまだロリータロリータしている頃のサスペンス風な映画ですが・・全体的に流れるなんともいえない少女の哀しさと、それを受け止めようとする青年の美しいラブストーリー!

 切ないな~切ない!こうするしかなかったんだ~って身悶えするほどになんとも美しい恋物語です。


「三月のライオン」


 珍しく邦画。これはインディーズ系の作品なんですけど、ベルリン映画祭とか海外でかなり高い評価を得てる作品なんですね。

 兄を愛してやまない妹ヴァニラが、記憶喪失になってしまい・・・っていうわりとありがちな話なんですが、なんとも切ない仕上がりになってます。

 二人が愛し合ってしまう場面ではも~涙が止まりません!!あ~近親相姦!って違うだろ。はい違います。

そんなこんなで、けだるい愛が好きなので他にもたくさんあるんですけど、とりあえずあげてみました。

「え~全然違うよ!違う~」って思ってしまうかもしれませんが、映画なんて個人の見解よ!アタイはこういう見解なのぉ!ってこらみたいな。とほほ



「白いカラス」


「若い女」が34歳ってのがな、泣けるな。アタイ同い年だし。


義父に性的虐待を受けて、夫にも暴力を受けて、浮気をしている最中に子供は焼死、もう踏んだり蹴ったりの「女」


  自分そのものを失ったまま、溺れることもできずに漂流していた時、同じように漂流しているような女に出会ってしまったような物かしらねぇ・・


愛ではなくって恋、それも「最後の恋」。バイアグラの力を借りてでもむさぼりたい恋。そうすることによって彼のこだわりつづけた「秘密」から、やっと解放されるわけね~ う~ん 


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