不思議の泉

不思議の泉

39.秘密の扉

39.秘密の扉



心の 秘 密 をしまいこんで、 〈 扉 〉。

     を、、、        奥なる  〈 扉 〉 。は‥

未知なるもの 誘 惑

吹かない風に 揺れて、

解かれてゆく 怯えの糸


sweet secret
スイート  誘う、 / シークレット  誘う、

    美しい 薔薇 の園へと。

           ・・ 引き潮のよう(に、)

       白き指 の  先 ―――開かれ、

〈 扉 〉 。は 開かれ、る


「よく、おいでになられました。」


  覇者は ・・
         紅い薔薇、
           (の)
          気品ある 美しさ
                (で)

街の陰惨な噂! 、とは      ちがって

 あ まりに、、(愛らしくて

        女 性。の たおやか(さ)
      で、


「お茶はいかがですか?」


        バラの香り、わずかな陽だまり、瀟洒なテーブル、

Rose ローズティー Tea

                   *
                  ***
                 *****
              \――――――/

          お菓子の 花びら


「花びら餅はいかがですか。」


              給仕ウサギの エプロンは、ピンク で♪




「陰惨な覇者…、 (ふふ…)  城下でのアノ噂

を耳にされたのですね。


イメージ と違う?  (水と油のように)

・・驚かれたのも無理ありません。

私がこの城に戻ったのは、つい最近のことなのです。

父と母の突然の  (呪わしいアノ真夜中の)  死去で、

権力争いが始まり、


私と弟の身に危険が及ぶのを案じた

父の親友の 
(熱い想い)  ご子息が、

私と弟を魔法の森に逃がしてくれたのです。

私が15歳、弟が12歳のとき  (あまりに幼く)  でした。

それからの5年間を、私たちは

“魔法の森”の長老に匿われて過ごしました。

(驚きの告白は)  ・・実は、

魔法の秘薬をお願いしたのは、この


私なのです。」







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