自閉症A判定
我が娘次女のＫは自閉症です！ 下記は書いたのが前なので少し状況が変わってるかもしれないけど・・・・ということです！ (=^^=)
家の次女は「自閉症」と診断されて約７年ほどになる。言い話された時はやっぱり
ショックだったし、落ち込みもしたが今は「自閉症」という性格の娘だと思ってい
る。 家の子の場合独特の症状、（こだわりが強い、新しい事 いつもと違う事に対
応できない）というものが不思議となかったため、どこへいっても「育てやすい子だ
よ」と言われてきた。
ただこだわりもなかったが執着もなく買い物に行ってもおやつでさえ特に何が欲し
いでもなく私が決めたおやつをあれば食べる・・・という子だった。
心配していたトイレトレーニングも確かに１歳すぎまでおむつをしてたが１度トイレ
でできたらあっさりとおむつを取ることに成功した。（もちろん何回も失敗、おもら
ししましたけど）
夜はおねしょされるのがいやで（私の都合だった・・今思えば）４才でもおむつして
寝せていた。ヒョンな事から通園施設の先生にばれ、「とらなきゃだめ！」と
言われてしまって渋々決心！ それから毎日おねしょの日々！！
どのくらい続いたかな・・・。忘れてしまった。
。。。。。。。。。。。。。＊。。。。。。。。＊。。。。。。。。。。。。
今、我が娘は１6才。
養護学校に行ってるのだけど ひとりで電車に乗って通学してます！
今は家族にとっては大体言ってることやしたいことなどわかるのでなんの不自由さも
困った事もないけれど今までの色んな出来事を残せたら・・・と感じてます。
● 自閉症っていうと 自分の殻に閉じこもってるとか、暗い、などの
印象じゃないかな？ 身近にそうゆう人いなければわかんない事だと思う。
私がここに書くことはあくまでも家の子の場合！私の感じ方、考え方の場合！
なんです。 障害の子も普通の子と同じでそれぞれなんです。個性もあるし、
性格も違う！ 寝たきりでまったく動けない完全に介護・要の子もやっぱり
個性があるんです。 だから私の思う所のうちの子の場合を聞いてくださいね！
（うちの子と打つのが面倒くなってきました。今後Ｋで登場します）
＊動物好き
Ｋは動物が好きなのだけど図鑑、写真、絵、イラストものには一部しか興味はな
く、もっぱら実物！ 何でもほぼＯＫで、小学校の時は学校で飼ってるチャボを
片手でヒョィと抱き頬ずりスリスリ、いとおしそうに・・・
「何もチャボでなくてもそこにかわいいうさぎがおるじゃん・・」と思いつつ見てた
ものです。道でハト見つけてもとりあえず近寄りますが さすがにＫにつかまるよう
なバカなハトはいません。犬、猫、鳥、ウサギ、・・・あっ！カエル！
家には季節になると青カエルがとてもたくさん出ます。（私には迷惑な話だが・・）
それをガラス瓶に集めて擬似ペットにしてた・・・(ーー;)
そのくせ せみ、こおろぎは急にピョンと動くので少々恐がる・・・
今、一番の興味シンシンはハムスター！ けど、私は大のネズミ嫌い！！
かわいいハムちゃんも 私には寄るな、触るなな存在！だからＫのハムちゃん好きは
日の目は見ないと 決定！
現在は家のワンコと毎日格闘している。
Ｋは抱っこしてスリスリしたいんだけど、ワンコはいやなので、格闘・・となる。
＊外見は立派な中３！ 中身は？？？
Ｋは背こそ大きくないが体格は立派なものでして、なくてもいいお胸もあら、立
派！！おまけに肩幅も胸厚もお腹もみ～んな立派！(^^ゞ
なのに中身は年に近い部分もあれば、赤ちゃん状態な部分も・・自閉の子は大体が人
の顔色伺うようなことをしないのでＫもそのまま愛想なしなのだ～。
例えばＫにとって知らない人に挨拶されても 無視・・というか言われてる事も判っ
てて聞こえててもＫにとっては無かった事のようにすましている。
相手が母の友達だったりして（事情がわかってる上で）しつこく何回も挨拶されると
やっと返事するのです。母は友に「また無視した？もー目の前行って何回もしつこく
言ってやって！」とお願いするのです。でもそれは一部の人。そう言えるひとのみで
すが・・・(^_^;)
黙って立ってると普通の中３の子なんだが「あれ？」と頭の上に？マークが浮か
ぶのは時間の問題！ だから母は隠す気はもーとーない！
「こういう子です。なんもしてくれんでいいし、気も使ってくれんでいいけど頭の隅
に入れといて・・・いちいち何この子？？と思われる方が辛いんで・・」
という方針で世間様と暮らしている。
それに 「お宅の子病気ですか？」って聞きにくいでしょー。
聞いてもらって 全然ＯＫなんだけど やっぱり切り出しにくいよね！
●Ｋは小学校あがったくらいから「絵」を習っている。
教室の先生はそれは、それはとてもいい人でそのこそのこの個性をちゃんと見つけて
くれて認めてくれる。 おかげさまで始めはかいわれ大根みたいな花しか画けなかっ
たけど今は色んな物が画ける様になった。
でも自閉の子の画く絵はおもしろい所がある！≪先生から聞いてはいたものの≫
例えば画いてるものの大きさが紙から出てしまったら普通はその欠けたとこまでで
当然、終わる。けど自閉の子は空いてるスペースに（つながり関係なく）続きを画
く。例えば人形の手が肘までで紙の隅にきてしまったら肘から先は紙の中の空いてる
所に画いてある・・といった具合！
Ｋはあきらかにそういう表現することはないけど、正面から見て画けば当然見えない
ぬいぐるみなどのシッポは必ず画かれている。背中に模様があればそれも画く！だか
ら顔は正面なのにシッポも背中もあるけど・・・？？ということになる。
親はなにこれ？とついつい思ってしまうけど先生はこういう普通、考え付かん事をし
てくれるからおもしろいしそれがいい所、と話してくれる。
迷い線も「消しちゃダメ！これがＫの絵の特徴になってるしいい味だしてるからその
ままでいいよ」と言って、（プロの）「私たちじゃ思いもつかんこといっぱいしてく
れるから楽しい」と言う。私は人柄も大好きな方です！
（注：愛知県の場合）
Ｋは未成年なので障害の認定は「療育手帳」というものに記される。
Ａ・Ｂ・ＣとありＡが一番 重いという事になる。
Ｋは ほぼ喋れないに近いので小１から[Ａ判定］！Ｃだと手当ても少額になるため
Ｃならもらわない方がいい！という人もいる。
【身辺整理】
普通、自分の事は自分でやる！ということは本当に小さいうちこそ教えられるが
すぐに日常の事になるけど Ｋの場合かなり教え込んだ。服の脱着、表裏、後前
靴の右左、・・・おかげで小学校あがった時は身辺整理がほぼできるので助かりま
す。と先生に言われた。（けどできないまま小学校の特殊学級に行くことも私にとっ
ては驚きだったけど） 中学進学の際、地元中学の特殊をあきらめ養護学校に進学
したのだけどそこでも「自分のことは自分でできるからえらい！」と言われ
それもまた驚いた！唯一 失敗したのが箸の握り方！文字で説明するのは難しいが
握り箸というか、グーを握った状態の中に箸が入っててそれがまた器用に何でも掴め
た・・・。豆でも、米粒でも・・。今でこそ随分直ってきているが掴みにくいものは
まだ握りはしに持ち替えてる時もしばしば！
【言葉】
言葉の発達が一番遅い。 病院の先生に「言葉がなくても生きていけるけど身辺整
理ができない子は生きにくいでしょ・・お母さん自分の事を自分ですることは一番大
切なことだよ」と言われた。ということは喋ることを重視してはいけないと言う事
だった。今は自分の興味のある事から少しずつ話せるようになってきてるが
うまく発音できない音がある。我家のワンコは「ジェニー」というがそれも本当の命
名の理由は「トムとジェリー」のジェリーが好きなんだけど（リ）という発音ができ
なくて（二）になってしまう。よってジェニーとなった。
「シティーハンター」のサエバリョウのファンでカオリに１００ｔでやられるたびに
息ができないほど爆笑してる＊そんなＫです。
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