tomorrow

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好きだから


僕は、彼女のアパートを出た。

行く宛て何てなかったけど、こたつの上のテーブルに便箋に手紙を書いた!

そう声をかけたのは僕の方からだった!

年上の君に、寝ても冷めても逢いたくて。

サカリの付いた犬みたいに、バイク転がし君のアパートに転がり込んだ。

朝、君は仕事に行く時僕に優しくキスをしてくれた。

そう、君に逢いたくて僕はいつもそんな事の繰り返し。

「最近、冷たいのね?恭平!」

あ~あ、立場が変わっちまったね!

オレって男として、君に与えられる物何も無いね!

君と一晩中抱き合っても自分が寂しくなるだけなんだ。

先の見えないバンド!ハンパなバイト、曖昧な気持ち!

だから、今度君の目の前に現れる時は、オレについて来いって言える様な男になりたいんだ。

君は僕に言った「一晩中逢って欲しい!!いつでもどんな時でもあなたに逢いたい!!」って。

僕と君の間に明日は見えるのだろうか??

僕はジョンとヨーコみたいにベットの上から世の中に

ピースは出来ない。

好きだから、君のもとから、さよならしようと思う!!

恋愛は距離が大切なんだよ!!

だって僕と君の心は一つになれないからね!!

好きだから、さよならを選択する恋もあるんだよ!!

ごめん!!そしてさよなら。。。。


                   恭平より。


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