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5月28日(火)ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)・ショスタコーヴィチ:Vn協奏曲第1番(スクリデ)、チャイコフスキー:交響曲第5番ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のレヴェルの高さが印象に残るコンサートでした。まずはスクリデのショスタコーヴィチです。何が悪いという事は無いのですが、これと言った特徴は感じられず平凡で、正直印象に残りませんでした。別の機会・レパートリーに期待です。後半のチャイ5です。全体的に劇的な表現で打・金を中心に良く鳴っているのですが大味ではなく、細部までこだわる繊細さもあり、終始緊張感を維持した聴き応えのある演奏でした。かつて聴いたことが無いほどのティンパニの強打や4楽章に見られた大胆なテンポの変動等々、全体のバランスが崩れかねないネルソンスの要求が随所で見られましたが、オーケストラの安定感がそれを吸収し違和感なく着地させた実力は目を見張るものがありました。その中でも木管が強く印象に残りました。2年後の来日が決まっているようなので、今からどんなプログラム組まれるのか楽しみです。
2019年05月29日
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5月25日(土)東京交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ブリテン:Vn協奏曲(ダニエル・ホープ)、ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ノットとの相性が良くないようです。まずはホープのブリテンです。大柄な体格から想像されるイメージとは違い、柔和な音色で端正な弾きっぷりです。「綺麗なヴァイオリン」であり確かに素晴らしいのですが、反面真面目すぎると言うか面白味に欠けると言うか…。ブリテンのコンチェルトとしてはもう少し荒々しさが欲しいところです。期待が大きかった反動からか、今一つ内面に迫ってこない印象でした。後半のショスタコーヴィチですが、テンポ設定、テンポの変動、殊更なパートの強調、バランス、せわしない指揮ぶり等に対する???により2楽章終了時点で拒否反応が出てしまい、後半は集中力を持って聴くことが出来ませんでした。10年ほど前にノットがバンベルク響と来日した際にブラームスを聴いたのですが、その時もやや退屈な印象だったことを思い出しました。東響のショスタコーヴィチ5番と言えば、昨年にフェーヘルが振った演奏がとても印象深いものだったのですが…。
2019年05月25日
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5月23日(木)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・イベール:モーツァルトへのオマージュ、フランク:交響曲、サン=サーンス:交響曲第3番不思議なフランクでした。ダブルメインとも言える本日の2曲を生演奏で聴いたことが無かったのは、自分でも驚きでした。これまでは来日オーケストラを中心に足を運んでいたのですが、何故かプログラムに取り上げられる機会が極めて少なかったように思います。逆にこの2曲を同日のプログラムとすることも稀と思われ、双方の関連性の高さからも興味深いプログラミングでありました。さてフランクですが、とにかくテンポが速かったです。ダイエットをして脂肪だけを落とさなければならないのに筋肉まで落ちてしまったような、はたまた、減塩食を食べているような。そもそも聴かせどころ満載な曲のはずなのに、聴かせどころでことごとく聴かせない。これまで数々演奏されてきた解釈を全否定し「フランクの交響曲はこうあるべき」と説教を受けているような気分になりました。サン=サーンスは幾分マシで、特に両楽章とも第二主題はさすがと思わせるものでしたが、どうしても「頑固おやじの音楽」との印象を最後まで拭い去ることが出来ませんでした。プログラム的にももう少し「麗しさが」欲しかったのです。
2019年05月23日
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5月19日(日)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(東京芸術劇場)。・ロルツィング:『ロシア皇帝と船大工』序曲、モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番(岡田奏)、ブラームス:交響曲第4番ヴァイグレ気合い入ってました。まずは、岡田奏のモーツァルトです。しかし、日本には有望な若手がいるものですね。こんなことを言うと怒られてしまいますが、正直たいして期待はしていなかったのです。過去にバラエティ番組に出演されたと聞いていたこともあり、何となくコンクール実績やルックスによる話題が先行しているのでは…と勝手に思い込んでいるところがありました。実際に演奏が始まると、何の根拠も無い自分の思い込みが全くの間違いだったことが瞬時にわかりました。派手さはないが優しく語りかけるような温かみのある音色が実に素晴らしいのです!!これは間違いなく天性のものですね。加えて、きめ細かく表現された実に練れている演奏で、とても28才とは思えない強く将来性を感じさせる堂々たるものでした。アンコールのトロイメライもやや優しすぎる感があったものの、緊張感高く聴き応えがありました。さて、ヴァイグレのブラ4です。過去の読響のドイツ人指揮者の顔ぶれもあり、勝手に「硬質」なイメージを抱いて会場に足を運んだのですが、全くの見当違いでした。比較的ゆっくり目のテンポで展開した1,2楽章ではテンポの揺れや独特な「間」を取りつつ朗々と歌い、早めのテンポで展開した3、4楽章では強弱のメリハリをより利かせており、全体的に濃厚な表現であったと言えます。自分の貧弱なコンサート経験の中では最近「濃い」演奏に接する機会がほぼありませんでしたが、随所に見られた唸るようなティンパニの強打も「最近こういうの聴いてなかったな~」と思ってしまいました。かと言ってデフォルメが強く嫌悪感があったり、いやらしさを感じたという事はなく、雄大で立派なブラ4でした。自分的にはどちらかと言うと「ツボ」であったこともあり、充実感と心地良い疲労感を得て家路についたのです。オケとしては大きな転換であり読響サポーターがどのような受け止め方をしたのかも含めて興味のあるところですが、自分としては強く惹かれたこともあり、来週のエロイカが都合で聴けに行けないのが残念でなりません。
2019年05月19日
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5月6日(月)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(オーチャードホール)。・ブラームス:悲劇的序曲、R=シュトラウス:「チェチーリエ」他(中村恵理)、ブラームス:交響曲第2番聴けそうで聴けない、極めてオーソドックスで貴重なブラ2でした。悲劇的序曲にはそぐわない表現かもしれませんが、躍動感を感じました。ワールトの指揮ぶりはゴツゴツした感じで見た目には映えず朴訥としているのですが、音楽には活力があるのです。中村恵理のシュトラウスはさすがと思わせるもので、曲によってはややポップな表現を織り交ぜながら、豊富な声量を披露しました。ブラ2はどちらかと言うと全体的に速めのテンポで、調和・バランスを重視した終始揺るぎのない堂々たるものでした。頻繁に取り上げられる曲なのでこれまでも何度となく聴いてきましたが、今日のように王道を極めつつ満足度が高い演奏に接するのは稀な事ではないでしょうか。さすが、マエストロ・ワールト!連休最終日に足を運んだ甲斐がありました。
2019年05月06日
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