全5件 (5件中 1-5件目)
1
1月29日(土)藤原歌劇団公演に行ってきました(東京文化会館)。・ヴェルディ:歌劇『イル・トロヴァトーレ』(指揮:山下一史、演出:粟國淳、レオノーラ:小林厚子、マンリーコ:笛田 博昭、ルーナ伯爵:須藤慎吾、アズチェーナ:松原広美、フェランド:田島達也、イネス:松浦麗、合唱:藤原歌劇団合唱部、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団)主役陣は全体的に安定していて安心して鑑賞出来ました。中でもマンリーコ笛田が引っ張った印象でした。レオノーラ小林はもう少し情感が欲しい場面もありましたが高い力量を示しましたし、伯爵須藤はどっしり感がありました。アズチェーナ松原はジプシーの老女と言うイメージとは声質がややマッチしない感じでしたが、存在感は発揮していました。脇役の中でもイネス松浦の伸びやかさは印象に残りました。オケも山下の元で手堅くまとめていました。
2022年01月29日
コメント(0)
1月28日(金)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(東京芸術劇場)。・藤倉大:Entwine (日本初演) 、シベリウス:交響曲第7番、マーラー:『大地の歌』(池田香織、宮里直樹)藤倉の作品はコロナ禍にある世相を反映していて不安を抱かせるのですが何故か沈み込んで行くような雰囲気は無く、何処か光明を感じる明るさがありました。オケもコントラストが良く表現されていました。凄いシベ7でした。渋めのアプローチでジワジワくる感じなのですが、曲の魅力が鮮明に浮かび上がって来るイメージで何とも味わいがありました。さすが井上と最近の充実ぶりが目立つ読響ががっちりマッチした素晴らしいパフォーマンスでした。マーラーも良かったです。歌はホールの影響もありやや拡散もありましたが二人ともハイレヴェルでした。宮里は落ち着いた声質ですが声量は十分ですし雑味が無くストレートに来ましたし、池田はやや鼻にかかってしっとりしていて魅力的に聴かせました。井上はスッキリしたアプローチでしたが暖かみがあってしみじみ来るマーラーでした。オケも終始安定していて申し分無く特にホルンと木管は素晴らしかったのですが、殊更オーボエの安定感が強く印象に残りました。
2022年01月28日
コメント(0)
1月22日(土)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(東京芸術劇場)。・ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番(服部百音)、ブラームス:交響曲第3番服部は濃厚に表現しますが今一つ伝わって来ませんでした。ホールの関係もあると思いますが、音が手元で鳴っているような上に抜けているような感じでホルンのソロに耳が行ってしまう始末でした。表現としてもややノスタルジックなこの曲のツボは捕らえられていない印象でした。初めてアクセルロッドを聴きましたが、正直辛いブラ3でした。テンポはやや遅めでオーソドックスなアプローチですが、全体バランスや流れのスムーズさにやや欠けていてしっくり来ませんでした。また、繊細さや緻密さに乏しいので漫然とした印象で手成り感は否めませんでした。
2022年01月22日
コメント(0)
1月15日(土)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(ウェスタ川越)。・ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」、ピアソラ:バンドネオン協奏曲「アコンカグア」(小松亮太)、ブラームス:交響曲第1番ベルリオーズは見事でした。読響を聴くとよく思うのですが、温まっていないにも関わらず序曲が非常に上手いのです。一曲目から手抜き感もなく非常に整っていて掴まされます。イングリッシュホルンは印象に残りました。小松はさすがです。見た目には大雑把な楽器を見事に操って繊細に表現するのは驚異的です。伴奏も含めてアルゼンチンの香りを良く表現できているのかは分からなかったのですが、特に三楽章での小松の存在感は格別に目立って聴き応え十分でした。しかし今日は川瀬のブラームスを聴くために川越まで来たのですが、期待に違わぬ素晴らしい出来でした。オーソドックスでありながら堂々としたテンポ感で、程良い歌いと重厚感のバランスが見事で久々に聴き入れるブラ1でした。特に一楽章はリピートが無かったのは残念でしたがジュリーニ/ロス・フィルを思い出させるスケール感で強く印象に残りました。オケは管の乱れが目立ちましたが厚みのある弦の安定感が光っていましたし、四楽章については集中力が高く、満足して会場を後にすることが出来ました。
2022年01月15日
コメント(0)
1月11日(火)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・J.シュトラウスⅡ:喜歌劇「こうもり」序曲、ボワエルデュー:ハープ協奏曲(吉野直子)、ラヴェル:組曲「クープランの墓」、ボレロ素晴らしい序曲での幕開けでした。柔らかく豊かに響かせながらスッキリ聴かせるので品格を感じさせます。音楽に活力や「陽」の味わいがあって、デスピノーサのセンスを強く感じました。今日の吉野は遠く、届いて来ませんでした。やや精度にも欠けた印象でハープの魅力としては弱く、伴奏も控え過ぎで全体的にインパクトがありませんでした。「クープランの墓」は一言で言うと端正なラヴェルで雰囲気や香りはあまり感じないのですが意外と悪くなく楽しめました。味わいと言う意味では今一つかもしれませんが、難解さがなく聴きやすいイメージでした。オケも集中力が感じられ、木管を中心に素晴らしい出来でした。記憶を辿ってみるとこれまで実演でボレロを聴いたのは恐らく一回しかなく、加えて全く記憶に残っていないことに気付いて不思議に感じながら聴いた今日のボレロは全くの普通でした。オケの精度がやや足りませんでした。
2022年01月11日
コメント(0)
全5件 (5件中 1-5件目)
1


![]()