オッキークラコブ

オッキークラコブ

2019年05月19日
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5月19日(日)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(東京芸術劇場)。

・ロルツィング:『ロシア皇帝と船大工』序曲、モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番(岡田奏)、ブラームス:交響曲第4番

ヴァイグレ気合い入ってました。
まずは、岡田奏のモーツァルトです。しかし、日本には有望な若手がいるものですね。
こんなことを言うと怒られてしまいますが、正直たいして期待はしていなかったのです。過去にバラエティ番組に出演されたと聞いていたこともあり、何となくコンクール実績やルックスによる話題が先行しているのでは…と勝手に思い込んでいるところがありました。
実際に演奏が始まると、何の根拠も無い自分の思い込みが全くの間違いだったことが瞬時にわかりました。派手さはないが優しく語りかけるような温かみのある音色が実に素晴らしいのです!!これは間違いなく天性のものですね。加えて、きめ細かく表現された実に練れている演奏で、とても28才とは思えない強く将来性を感じさせる堂々たるものでした。アンコールのトロイメライもやや優しすぎる感があったものの、緊張感高く聴き応えがありました。

さて、ヴァイグレのブラ4です。過去の読響のドイツ人指揮者の顔ぶれもあり、勝手に「硬質」なイメージを抱いて会場に足を運んだのですが、全くの見当違いでした。
比較的ゆっくり目のテンポで展開した1,2楽章ではテンポの揺れや独特な「間」を取りつつ朗々と歌い、早めのテンポで展開した3、4楽章では強弱のメリハリをより利かせており、全体的に濃厚な表現であったと言えます。自分の貧弱なコンサート経験の中では最近「濃い」演奏に接する機会がほぼありませんでしたが、随所に見られた唸るようなティンパニの強打も「最近こういうの聴いてなかったな~」と思ってしまいました。かと言ってデフォルメが強く嫌悪感があったり、いやらしさを感じたという事はなく、雄大で立派なブラ4でした。自分的にはどちらかと言うと「ツボ」であったこともあり、充実感と心地良い疲労感を得て家路についたのです。
オケとしては大きな転換であり読響サポーターがどのような受け止め方をしたのかも含めて興味のあるところですが、自分としては強く惹かれたこともあり、来週のエロイカが都合で聴けに行けないのが残念でなりません。





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最終更新日  2021年08月18日 20時24分57秒
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