宮崎のフォークデュオ“Japon'sBoy”

宮崎のフォークデュオ“Japon'sBoy”

5、卒業の日





 桜咲き出すころ さよならの階段踏んで

 平凡な日々思い出すたび くちびるかんで涙こらえた

 気の合う仲間とかわす言葉に 声がふるえて力がはいった

 また会おうなと友は笑った 希望と不安を胸に抱いて


 いつのまにか少年の終わり 目にあふれる想い出と涙

 まわりにあふれる色は みずいろのこぼれ玉



 帰り道はより道をして 橋から日が沈むのを見た

 平凡な日々思い出すたび やるせなくて涙あふれた 

 想い出すのは美しき日々 つらくも楽しいなつかしき日々

 過ぎ去りしゆくものを求めて さまざまな想い胸に抱いて


 水面にうつる夕陽の影は ぼやけていて悲しそうだよ

 ほほをつたう色は みずいろのこぼれ玉


 これで終わりさ少年の日々 新たな日々を想い描いて

 少年にあふれる色は とうめいなこころ玉



  ≪解説≫
『卒業の日』は、中学校の卒業式をイメージして作りました。大部分の詩は高2の頃、まだJapon's Boyが結成される前にすでに書き上げていたもので、それをまとめて作りました。卒業と共に感じる喪失感とせつなさ、希望と不安、言葉にできない感情を唄にしたいと、卒業の思い出に浸っていた時に感じて書き上げた詩です。




© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: